流行を拒絶し続けると老いる
おはようございます🔷
新たな体を手に入れ、おじさん(というか老人)により磨きがかかってまいりました、人格Type:Mです。
さて、私がVtuberとして活動を開始してから2周年が見えてきた11月。随分と時間の流れは早いものです。
そんな中でVの界隈、ひいてはオタク界隈で様々なものが流行っては静まっていきました。
PUBG、辛い焼きそば、マイクラ、lemon、マリオメーカー、雪山、そして今流行りのリング💪◎💪フィットネス、これから流行るであろうポケモン……短期間で流行というものが入れ代わり立ち代わり……おじさん的には話題の転換が早すぎて目が回ってしまいます。
現にDEATH STRANDINGも気になるのですが他の色々が忙しすぎて手が回らないのでついていけていません。とてもつらい。
そういった流れを前にして、流行に乗って話題性を欲した発信者たちが次々とそれらを取っかえ引っ変え配信したり話題に出したりするのを見て、「コンテンツを軽々しく消費している!悪!!」という不快感を感じる方というのも少なくないのではないかと思います。(実際ツイのタイムラインでちょくちょく見かけます)
そうした『流行り物』に対する不快感や批判的な考え方は間違ってはいないと思います。インスタグラ映えのためにタピオカミルクティーの写真だけ撮って道端に捨てるかのごとく、PV欲しさにとりあえず手をつけてみましたみたいな意図は大体の発信者にはあるはずです。大小はあるでしょうけども。
私にも多少あります。
私も昔は流行り物嫌いみたいな、そういった考えの持ち主でした。
特に進撃の巨人という漫画(アニメ?)が流行っていた時が顕著で、未だに後遺症があってあの漫画を直視することが出来ない程です。
ではどういうプロセスで流行り物が嫌いになるかというと、例えるなら信者や囲いきめぇみたいな思考とほぼ同列です。(あくまで私の場合です)
誰かが何かを「これ面白いぞい!」と宣伝する。それを見た他の誰かが共鳴し、「ほんとだ面白い!」となり、更にそれを「これ面白いぞい!」と広めていく……この図式がまるで餌に群がる虫のようで気味が悪く、結果的に餌(コンテンツ)そのものを嫌悪するようになる。といった具合です。
漫画やアニメであれば絵柄やジャンルが合わないだとか、音楽であればデスボイスが苦手だとか、そういう個人の嗜好が偶然流行っているものと合わないということではなく、「流行り物」という分類に分けられてしまったものが嫌いになるという事ですね。(あくまで私の場合です)
私の場合はこれを人間の影響されやすい特性への嫌悪感を理由にしていた訳ですが、今冷静に考えると単純に私が当時の社畜生活により感性が老化した結果、流行に取り残されていただけではないかと思っています。
即ち、流行そのものを嫌う=老いと今は考えています。
また感性は老い易く若返りやすいものだとも思っていて、私がVtuberにのめり込んで新しい情報をたくさん仕入れ続けていくうち、早くに流行への嫌悪感は無くなり好奇心を流行に向けることができるようになりました。感性のデトックスです。
今の私は、とかく何かに否定的になるというのは老いによるものだと思っています。人によっては若気の至りかもしれませんが。
Vtuberに限りませんが、新しいものを発信し続ける方は常に脱皮する爬虫類のように感性をリフレッシュし続けられるスキルを持ったすごい人ですし、それに共鳴して新しいことに好奇心を向けられることもまた凄いことです。
皆様におかれましても、これからもVの者を推して、感性デトックスしていきましょう。
静脈血よりも先にクレンジングすべきは、老いた感性だと思います。
タイプエムでした。
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