クリエイターにフォーカスしてワールドを巡るの、アリかも! #VRChatワールド探索部
みなさん!VRChatワールド探索部のお時間です。
最近はピエール中野さんがVRChatを始めたというツイートが一部で話題になったり
なるがみ氏がVRアバターに関する事業を発表したりと、盛り上がりの機運を見せているVRChat。
もちろんアバター文化もすばらしいのですが、VRChatワールドにおけるバーチャル空間のクリエイティブはこれからのVRを語るうえで欠かせない要素だと個人的には感じています。そんなわけで今週も探索日誌、行ってみましょう!
空想世界へ誘う神秘的な洞窟「Paracosm」
今回の探索はこちらのワールドから始まりました!
樹木の枝のように分かれた道が特徴的です。
道の先にはポータルが開かれています。
このワールドの作者さんが作ったほかのワールドに飛べるポータルワールドなんですね。
ただポータルを並べただけのワールドではなく、
まるで洞窟の中を探検しているような感覚を味わうことができます。
ポータルでの移動の利便性を考えれば、できるだけ近くにポータルを集めておいたほうがよさそうですが、
あえてこういう形にしているのはおもしろいなと思いました。
ワールド名の「Paracosm」は「(子供が思い描く)空想の世界」を意味する単語。
VRChatのワールド巡りは、作者さんの脳の中を覗いているような感覚もあって楽しいですよね。
ということで、今回はこちらのワールドから行けるBlue Catさん作のワールドを中心に探索してみました!
Paracosm - Blue Catさん
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_3531b334-ee44-4502-9544-1760020b8c80
宙に浮かぶ幾何学の心臓「The Heart」
熱気を感じるワールド「The Heart」。
エントランス部分を抜けると目の前にはコアらしきものが浮かんでいます。
有機的な物質のようにはとても見えないですが、なにか生命力のようなものを感じる。
歩き回れるエリアはこんな感じです。
人工的な建物というよりは、自然を削って作ってるみたいな形ですよね。地下世界っぽい。
秘密基地っぽくて好き。
Blue Catさんのワールド全体に言えることですが
悪の組織とか、SFっぽいアバターで集会して写真を撮ると相性がよさそう!
ちなみにダークワールドっぽいのはナイトが行くと光と闇が両方そなわり最強に見える。
The Heart - Blue Catさん
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_89c54ce4-11d2-411b-a610-6540d95a3b80
見た者を魅了する異世界の海岸「The Shore」
空に月のような球体が2つ見える海岸のワールド。
地球ではない、どこかの惑星なのかもしれない。
夕焼けが美しく、哀愁があります。
ここのワールドも建造物は遺跡のような趣向で、
質感が不思議です。土っぽいというか。
そしてこちらは夜バージョン。ガラッと印象が変わります。
今回はPublicで探索していたので、
外国人ユーザーらしき狐さんたちが入ってきました。かわいい。
なんだこの画
とてもシンプルな作りでありながら、
色合いや光の加減による情緒がとても美しいワールドでした!
海岸といえば、思い出すのは「Air」なんだよな。
The Shore - Blue Catさん
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_996294a3-eade-420e-ae2f-9c07fa440413
The Shore [Night] - Blue Catさん
wrld_eb488a9b-7fdd-4671-9726-16c4f19552d3
古代の3DCGを思わせる大地「A Night Away」
めちゃめちゃローポリな地形が特徴的なワールドです。
「風ノ旅ビト」や「Sky」を思い出す情景。ソニックアドベンチャーもこんな感じだったような。
洞窟のようなエリアもあります。ローポリ岩がかわいい。
狼男、いや、犬男……。
登れそうだなと判断するや否や、どんどん空へと上がっていくhukukozyさん。VR高いところ登りたい症候群です。
ロッククライミング感。
実際の岩山がこんな形状だったら、引っ掛かりがなさすぎて絶対に登れないですがそこはVRChat!(そもそも登れる想定で作られているわけではなさそうですが)
ローポリゴンの大地をVRで踏みしめる感覚はなかなか新鮮でした。
なんというのか、発泡スチロールかなんかで作られてる床を歩いてるみたいな感じ。こちらのワールドもおすすめです!
A Night Away - Blue Catさん
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_c419bba3-9ebc-4ba2-a82d-9e682864ec8e
自分のアバターが花火になる!た〜まや〜 「Draw Fireworks」
最後に紹介するワールドはこちら!今回の記事ではBlue Catさん作のワールドを紹介してきましたが、このワールドはhiinaさん作のワールドです。
テイストはぜんぜん違うのですが、とてもユニークでおもしろかったので紹介させてください。
なんとこのワールドは「花火を描ける」ワールドなんですね。
キャンバスに描いた絵や文字が花火となって打ち上がります!
そしてさらにすごいのは、カメラ花火システム。ワールド内に置かれた持ち運び可能のカメラに映っている画像が花火になります。これは植木鉢アバターの花火(?)。
フリーズ機能で画像を固定することもできるし、
花火が上がっている間に動くとアニメーションする花火を楽しめます!!
左右に揺れているキヌさんの花火が可愛かったです。動画でお見せできないのが残念!
ワ探です。
花火を上げながらワイワイできてめちゃめちゃ楽しいワールドでした。
自分のアバターの花火を見れるのも嬉しい。
ぜひ自慢のアバター花火写真(パワーワード)を撮影してみてください!
火の不始末にはくれぐれもお気を付けて。
Draw Fireworks - hiinaさん
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_636fefb7-6170-49ae-b4cb-6b6c80f330c5
というわけで、今週のワールド探索部でした〜〜!
今回は初めて「ワールド作者さん」にフォーカスを置いた探索になりましたが、いかがでしたか?
今度は作者さん本人へのインタビューも含めて特集をやってみたいですね!
誰か受けてくれる人いないかな。
ではでは、また来週もお楽しみに〜!
制作・写真:VRChatワールド探索部メンバー
タカオミ https://twitter.com/takamin_
稲垣 佑樹さん https://twitter.com/Yuki56ee
hukukozyさん https://twitter.com/hukukozy
sabakichiさん https://twitter.com/knshtyk
キヌさん https://twitter.com/kinu_kaiko
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