2021年の振り返りから見る、2022年の動向予測
明けましておめでとうございます!VideoWorks事務局の梶谷です。
あっという間に2022年も2週間が過ぎましたが、
皆さんはどのような年始を過ごされましたでしょうか。
VideoWorksは2021年はクリエイター登録1万人を突破し、
本当に多くのクリエイターさんにお世話になりました!
そこで、2021年にクリエイターさんに成約いただいた案件及び
ご登録いただいているクリエイターさんを総分析させていただき、
2022年の動向を予測してみました!
1. 制作用途別 依頼件数 TOP 3
2021年、一番案件数として多かったのは、イベント・展示会に使われる動画制作でした。
イベント用オープニング動画から、運動会や発表会用の撮影依頼はもちろん、オフラインイベントが行えない分、オンラインイベント用の動画制作の需要も高まったことが影響でているのではないでしょうか。
2022年1月、一部地域ではまん延防止等重点措置が実施されていることもあり、リモートワークが引き続き推奨されていることから、
今年もオンラインイベント用動画制作の需要は高まることが予想されます。
オンラインイベント自体で流す動画以外にも、会社や有識者が開催するイベント、「ウェビナー(ウェブセミナー)」「オンライン株主総会」など、配信案件も引き続き高い案件数になると推測しています。
2. 制作用途別 合計成約金額 TOP 3
成約金額で3位にランクインしたのが「学校・店舗・施設・会社紹介」動画です。こちらもコロナの影響を大きく受けたことが要因か、実際に足を運ぶことを躊躇する人が多い中、その場所の雰囲気や想いを伝えたいという企業・店舗・学校より依頼を多くいただきました。
StudioID社(*1)の副社長 マット・マキュー氏によると、
『コンテンツはHtoH(ヒューマン・トゥー・ヒューマン)であり、
人にまつわるストーリーテリングが最も効果的だ(*2)』と述べた通り、
様々な動画自動生成ツールがたくさんリリースされている世の中で、
お金を払って動画を制作したいというクライアントが求めるのは、無機質なものではなく、気持ちが伝わる動画であることは、今年も変わらないはずです。
3. 案件獲得クリエイターのスキルTOP3
2021年案件獲得されたクリエイタースキルは「ディレクション」となりました。
アニメーション、実写広告、テレビ番組など、各々の得意分野はあれど、どの動画にも必ず必要となるのが、「ディレクション」です。
クライアントがディレクターとして指示出しをする案件もありますが、
VideoWorksでの案件は、ディレクション(演出)してほしいという依頼が多くあります。
それは、指示をもらって作業をするのではなく、自ら提案をし、動画に落とし込む能力が求められているということかもしれません。
4. まとめ
2021年は、コロナウイルスの影響を受けながらも、
Youtubeショートの誕生、TikTokのブーム、そして2021年が元年と呼ばれた「メタバース」など、動画業界は多くの注目を集め、需要を高めた1年になりました。
2022年は、2021年に作り上げたニューノーマルや、注目コンテンツが定着し続けることを踏まえると、今後も動画需要は引き続き伸び続けていくことが予測されます。
見る人に届けるという意識は忘れず、コロナの時代やトレンドに順応した
素敵なクリエイティブと今年もたくさん出会えることを楽しみにしています。
5. おまけ
hubspot社の調査によると、76%のマーケターが動画が一番効果的なコンテンツであると述べており、長尺な動画より、短尺な動画のほうが効果的であるという調査から、今年は短尺の動画制作がトレンドになるのではないかと予測されています。(*3)
業界的なことはもちろん、VideoWorksではどんな需要が高まっているか等も含め、クリエイターさんにとって価値のある情報を
2022年もこのnoteからたくさん発信できるよう、努めてまいりますので
本年度も何卒、VideoWorksならびにVideoWorks クリエイターnoteを宜しくお願い致します!
*1... StudioID社はBtoBニュースソース企業であり、副社長のマットマキュー氏はIndustry Diveのグローバルコンテンツスタジオ部門に所属している。
*2...Content Marketing World 2021カンファレンスのContent Marketing Predictions for 2022 セッションでの発言。
*3... hubspot社はインバウンドマーケティング及びセールスのソフトウェアを提供する企業。出典:The Marketing Trends of 2022 [New Data]