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V6ファン芸人が大好きなV6を語るPart9
前回までの第1弾から第8弾の続きになります。
V6ファン芸人がV6を語るnoteです。
前回小島しょーへいがV6ファン芸人としてウチガヤに出していただいた話の続きです。ファンが好き勝手に語っている内容ですがあたたかい目をして読んでくださいね。
収録
4月21日
ウチガヤ収録のため小島しょーへいは東京に乗り込んだ。
裏話だがこの回は「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」の番宣で三宅健さんが出演される回だった。
初めて台本を添付で頂いたときに目にしたMAGIC CARPET RIDE(マジックカーペットライド)の文字。なんて読むんや?偏差値40前半の小島は読み方がわかるまでに20分ほど費やした。台本をいただいた時点では
MAGIC CARPET RIDEの存在は明かされておらず、数日ほどではあるが1足先に両A面のタイトルを知ることができたのだった。すごく小さいがなんか芸能界を味わった気がした。
スタジオ入り
そして肝心の収録だが収録時間は1時間半ほどあるうちの終盤30分ほどが小島の出させていただく収録だった。
小島は自分の出番までスタジオの1番後で収録を見学させていただいていた。
刻々と自分の収録が迫る中小島は懸念点が多かった。
ほとんどの芸人さんに挨拶できていない状態だったのだった。
普通収録というのは収録前に楽屋挨拶に行くのが普通だと思っていたがコロナの影響で楽屋挨拶が禁止されていたのだった。最近はみんなスタジオ前で挨拶させてもらうのが普通だという事だった。
小島は大楽屋だと思って東京に乗り込んだがまさかの個人楽屋、堂々と小島しょーへい様と書いてあった。大物気分を軽く味わえたのはいいがそこでできるはずのコミュニケーションも取れていなかったのだ。
スタッフさんに聞くと小島が出る収録前に喚起休憩をはさむという事でそこで挨拶すれば大丈夫と安心していた。
しかしそううまくはいかない。
アドリブや台本にない展開が増え喚起休憩が無しになったのだった。どんどんと計算が狂っていく。
え?誰?知らんぞコイツってなっていたのは間違いない。小島は緊張で顔がコチコチになっている。
イントロクイズ
そうこうしているとスタッフさんから小島さんそろそろお願いします。とスタンバイを促された。
ピンマイクを服の下から通してもらい、髪をコチョコチョっと整えてもらい小島のパートの収録が始まった。
司会 V6イントロクイズー
収録が始まった。緊張はMAXになる。
司会 三宅さんとガヤ芸人さんでV6のイントロクイズに挑戦してもらいまーす。 ガヤ芸人だけでは頼りないので助っ人に来てもらいました V6マニア芸人の小島しょーへいでーす!
ついに呼び込まれた。自分の算段ではここで元気よく自己紹介をしてよろしくちゃんのやつ!とぶち込む予定だった。明るく元気に……
小島 どうも よ、よろしくお願いします。(苦笑い)
めちゃくちゃ暗い覇気のない芸人がそこにいた。緊張で声も出ていなければ、どれだけ声を張るのかもわからなくなっていた。やばいやばい!
司会 V6好きなん??
ここは芸人だなんか気の利いた事を言いたい……… 小ボケでもなんでも………
小島 そうなんですよおV6大好きでぇ今日はライ
ブTシャツ着てきましたー!!
すごく大きな声で普通の事を言っていた。今のところ芸人としてなにも面白いことを言っていない。どうしよどうしよ……
すると三宅さんがこのシャツは長場雄くんにデザインお願いしたんですよとなどのコメントで助けていただいたが、
その後何をしゃべっても空回るし本当に何もできないでいた感覚だった。大相撲の世界にわんぱく相撲が混じったようなレベルの差だった。だが、今回の小島しょーへいの仕事はV6のイントロクイズに正解することも含まれていたのでそこだけはファンとしてなんとかしなくてはという気持ちになった。
イントロクイズが始まるとガや芸人さんはボケを挟みながら進む。しかし僕は立ち位置的にもボケなさ加減も含めて完全なガチな人が混じっている感じだった。完全にクイズをやりに行ったガチファンが混ざっている感じだった。
途中からテレビを付けたら90パーセント以上は芸人だとは思わないだろう。スベり、空回り、他のボケ中にボタンを鳴らしてしまったり自分の中ではめちゃくちゃだった。
そして小島しょーへいは全く手ごたえもないままに収録が終わってしまった。
収録後
そして収録が終わると通常は早く帰るものだが何故か手ごたえもないのにテレビ局の余韻には浸りたい意味不明な境地に陥った。 収録終わりに芸人さんに挨拶などをしながらもテレビ局内にはまだいたいのでタバコをまた5,6本吸っていた。何も成し遂げてないの収録終わりの芸人史上No1の喫煙本数だと自負している。
今回企画的には小島しょーへいはイントロクイズで優勝させていただいたが
V6を一番愛しているのは間違いなく三宅健さん本人だった。
僕が正解を答えて正解音が鳴るまでに三宅さんが せいかい~♪とか そうだよ♪ とかフライングで言ってくれているのを見てめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えている。そして、すごくおこがましいが 僕らはまだのCDの売り上げに少しでも1ミリでも関われた可能性があるためその点でもファン冥利に尽きる。
また共演させてもらえるように、また日テレ内部に侵入するためにもより一層芸人で頑張らないといけないと強く感じた1日だった。
長々と小島しょーへいの憧れの人と共演した話を読んでくれた方ありがとうございました。次回からは またV6について語ります。是非とも読んでくださいね!よろしくちゃんのやつ
最後にV6ファンあるあるを1つ
旅行などで部屋が畳の和室だった場合あの組体操がすぐ脳裏に蘇ってくる。