記憶に残るディシプリン@A京都

記憶に残る試合だった。2-0





完勝だ。

右からの都倉の粘りでウェリントン→毎熊と繋ぎ最後はカイオ。

澤田のチェイジングからの毎熊エジガルの素早いプレッシングとサポートで相手のミスを誘発し技術力を見せつけたエジガル。

完璧だ。何もかもが完璧だ。
守れば富澤。江川。サイドは躍動し、ボランチは無双する。

現状このメンバーがベストメンバーなんだということをすごく理解できる戦いぶりだった。こんな試合ができるのならきっと昇格できる。


松田監督のディシプリンは根強く選手たちへ意識づけられている。

動き方も変わった。今節は前線からのハードなプレスもかけた。
基本部分をしっかり落とし込み、あとは自分たちでやりたいようにやらせる。

本当はこれを吉田さんもやりたかったんだろうなと思う。つくづく吉田さんのことを思うとやり切れないものがある(いつかまた長崎で監督を)

ディシプリンは普段の生活でも求められることが多い。特に部活年代では食生活や睡眠、勉強といった部分でもディシプリンが植え付けられる。

ディシプリンの規律をユース年代に教えてきた松田監督。トップチームにもその共有意識が植え付けられた今、長崎の中でディシプリンがチームの中の幹になっている。

もともと守備力に定評のある長崎だった。
昇格前は守備の堅さで上位にくいこみ、下位に低迷したときも負けが多かったわけでなく、0-0のドローといった引き分けが多かったのだ。

近年は失点する傾向も多かった。
だがここ数試合で見せる長崎はJ参入時から見せてきた守備の堅さをさらに進化させている。そう見えるのである。

意外にも3バックよりも4バックの方が守備力は落ちることがある。3バックはゴールのある真ん中に3枚配置するため分厚さが生まれるからだ。
それでも4-4-2で失点しないのは、全員の意識が共有されているからだと思う。

これから後半戦。厳しい戦いにはなるが決して難しいことは無い。勝とう。僕らも後押ししよう全力で。

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