残り10(H山口)
一体何があった長崎。
上手くいかず。ホーム山口戦はこれで3年連続の負け。かつては相性抜群だった相手ではあったが、もうそういう相手ではない。
選手が頑張ってるのはわかる。本当にすごく分かる。フアンマはDF相手に体を張る。増山は全ての面において高い水準プレーを見せる。マルコスは走り続け、山田はボールを回収し、米田は全力で縦横無尽を駆け回りチャンスを作ろうとした。
他の選手たちもだ。悔しさは十分に伝わってきた。
だけどやっぱりチームとして何かが足りなくて。
自信を持ってボールを動かし、ペナ侵入もしっかりしてたあの頃のサッカーと比べると少し陰りを見せていて。
後半の立ち上がりは相手の修正力にいつもやられてしまっていて。何度見てきた光景か。
先週目の前で見た山形戦の後の流れからすると(水曜の天皇杯の影響も大きいだろうが)、相当に辛い内容だったと感じる。
試合後ゴール裏はブーイングの声が響く。
ブーイングをするもしないも、拍手をするもしないもその人の考えなので否定はしない。個人的には鼓舞したかったところではある。
ゴール裏に歩いてきた先頭は慶太だった。インスタのストーリーからも彼が何とかしなければならないと思っていることは明白だった。
目が合った。こちらを見続けて何か言いたげな顔だった。
そのまま歩みをとめず、彼は近づこうとしてたが周りから中心部へ止まるよう促され彼はその場で止まった(多分自分の想いを伝えたかったんだと思う)
しっかり想いを伝え、それを受け止めて戻っていく選手たち。
最後はヨネだった。ヨネと僕らは上手くいかなかった時何回かやり取りをしている(note過去記事記載の昨年のA山形等)
彼もまたゴール裏に向かって手を合わせた。「勝てなくてごめん」という意味を込めて。
ただ、そこで去ろうとしたが、悩む素振りをし、我々の方へ歩み寄ってきた。
詳細はほかの人たちが書いてくれているし、記憶も曖昧なところがあるので深くは書けないが
僕らからは「ホーム」だからやっぱり勝って欲しいという思い。
ヨネからは本当に悔しいし勝ちたい。次絶対勝てるようにする。
という内容だった。昨年のキャプテンはこのチームでのJ1昇格への気持ちが強い。「残り全部行くから最後まで応援するから」としか言えなかった。
正直自分たちでチャンスを逃しつつあるこの数試合の流れではあるのだが、以前から書いているように今年は例年とは違うと信じている。
だから、選手の思いにサポーターも寄り添って励まし、鼓舞しいい雰囲気を作ってあげたい。
勝ちたい気持ちは皆同じ。目指すべきものは一つ一つ勝利を積み上げることだ。
ブーイングとなってしまったが、次節はいい雰囲気で。いつもよりも後押しして。いつもよりも少し大きな声が出るだけでも全員がそうすればそれは大きな影響を与えるのだ。
とにかく勝ちたい。まだ諦める位置じゃない。
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