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副委員長だけ立候補するやつ
どうも、この前BSプレミアムでやってて録画した「ドリームガールズ」(画像の距離でも爆音でゴスペルを熱唱してて鼓膜が心配になりました)を見終わって、余韻に浸りながらテレビのチャンネルボタンを押したら、ちょうどその時に歌番組で歌っていたYOASOBIがなんかめちゃめちゃしょぼく聴こえて「声量ってものすごく大事だな」と感じました、ブイマツです。
「声がでかい」
というのは、僕の中では過大評価されやすい人の特徴の一つです。生き物の習性で大きい音は「危険」とか「脅威」とかに結びつけられやすく、存在を大きく見られやすいのでしょう。
居酒屋とかにいる、ちょっと遠くのテーブルの、声がでかいリーダー面してるやつは往々にして、内容を盗み聞くと意外とそうでもなくて、話に小さめの花しか咲かせていません。
それより少しだけ凛としてどことなく上品な花を咲かせていたい僕が思うに
・声でかいやつがいる
→周りがなんかすごいと勘違いする
→周りの後押しでそいつに自信がつく
→さらに声がでかくなる
という、声でか無限ループが起こっているのでしょう。
是非ゴスペルに出会って欲しいですね。
そして僕の中でもう一つ、生意気にもなんでこんなやつが人気者なんだろうと思ってしまう、過大評価されやすい人の特徴があります。
「名前が8音ある人」です。
皆さんの周りに
「いしはら よしずみ」
「ながしま かずしげ」
みたいな8音のお名前の方っていらっしゃいますか?ご本人だったらマジでごめんなさい。
僕の本名は「たかしま ちさこ」みたいな7音で、周りにも7音が一番多いです。その次に多いのが「えすみ まきこ」みたいな6音です。
本当に独断と偏見としか言いようが無いのですが、時たま、なんであんなろくでもないやつが好かれるんだろう、とか、つい誘っちゃうんだろうなぁとなるのが、8音ネームの持ち主に多いことに気がつきました。8音ネームと出会うと、脳がザワつきます。
恐らく名前が8音あると、音声にしても文字列にしても、パソコンでいう容量みたいなのがきっと何bitか増えるんですよ。その分、他の人よりも大きなデータになって、より大事な存在だと脳が勘違いするのではと勝手に思ってます。
声デカにしろ8音ネームにしろ、僕の偏見では、社会生活において、他者の脳内にどれだけ広い土地を頂いて住めるか、というのが大事なのかもしれません。
授業中元気に手を挙げて発言をしたり、なんちゃら委員とかに立候補したり、委員長はめんどいから挙げないけど副委員長だけ立候補してみたり…
きっとみんな昔から本能的に自分の容量を増やす政策をやってみているんだと思います。
こんな偏屈なことばかり言っている僕はというと…
沈むように溶けていくように、みんなの脳内から忘れ去られていっている「バカ息子」そのものです。