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STEPNのMove to Earnで健康ロング

Move to Earnで話題沸騰中の「STEPN」ついて紹介する記事です。なお本記事は、紹介した企業・クリプトへの投資勧誘、投資助言を目的としたものではありません。


Move to EARNとは

Move to Earnについて語る前に「to Earn」の代表格「Play to Earn(P2E)」2021年、Web3界隈で「Play to Earn(P2E)」というワードがバズりました。これはベトナムの会社が開発している「Axie」というブロックチェーンゲームに端を発しています。このAxieをPlayすれば稼げるということで多くのユーザーを獲得することに成功しました。特にフィリピンなどの経済的に不安定な国ではコロナのパンデミックの状況も相まって、リアルな仕事をするよりも1日中Axieをプレイした方が多くの給料を得ることができるということで社会現象にもなりました。(大前提としてSPLトークンが暴落しない限り)

一方で、このAxieにはイニシャルコストが高いという問題を抱えてました。ゲームをプレイするにはAxieのキャラクターを3体用意する必要がありましたが、ゲームの人気に伴いキャラクターNFTは高値で売買されていき、簡単に手が届く金額ではなくなってしまったのです。しかしこのイニシャルコストの問題を解決するソリューションとして、スカラーシップ制度やゲームギルド制度が導入され、ますますP2Eに拍車がかかりGameFiへと昇華されていきました。

そしてこの「to Earn」というのがWeb3という言葉ととも広く使われるようになり派生語が多く誕生しました。その中の1つとして、「Move to Earn」があります。これは言葉の通りで「運動しながら稼ごう」ということです。より解像度を上げると、Stepnにおいては「ウォーキング」「ジョギング」「ランニング」という運動が対象となります。


STEPNについて

Website : https://stepn.com/
Twitter : https://twitter.com/Stepnofficial
Telegram : https://t.me/STEPNofficial
Medium : https://stepnofficial.medium.com/

STEPNはランニングなどによってトークンを稼ぐことができるWeb3ランニングアプリです。仕組みとしては靴のNFTを利用することで、ユーティリティトークン $GST を稼ぎます。靴のNFTは移動速度によって、4種類に分類されます。これらの運動(移動)はスマホアプリのGPS情報と連携しているので、基本的には屋外での運動が対象となります。

 ・Walker:1 ~ 5 Km/h 用
 ・Jogger:5 ~ 9 Km/h 用
 ・Runner:9 ~ 15 Km/h 用
 ・Trainer:1 ~ 15 Km/h 用

トークンについて

$GST(Green Satoshi Token)

GSTはSTEPNでのユーティリティートークンです。Move to Earnで稼ぐことができ、靴をレベルアップしたり修理するのに使用します。総発行数は決まってませんが、レベルアップしたり修理に使用されたGSTはバーンされます。稼いだ分をそのまま消費させバーンする仕組みになっています。

$GMT(Green Metaverse Token)

GMTはSTEPNでのガバナンストークンとして発行が予定されています。総発行数は60億 GMTとなっており、ガバナンスへの参加や特定のレベルアップに使用するとバーンされる仕組みになっています。なお、レベル30に達するとMove to EarnでGMTを稼げるようになります。GMTのトークンセールは2022年の2-3月に予定されており、IEO / IDOと表記されているので複数箇所での実施が予想されます。

資金調達

1月20日に5Mドルの資金調達を完了したことが報じられました。今回のラウンドではSequoia Capital IndiaとFolius Venturesがリード投資家を務めており、Alameda Rreserchや6th Man Venturesなどが参加しました。今回のラウンドはSAFTでの調達なので、実質的にはGMTのプライベートセールの位置付けとなります。

経験談

私は運動を全くしない生粋のわがままボディなのですが、通勤の時は少しだけ歩くので最初にWalkerを購入しました。

靴を1つ保有すると2 energy付与されます。2 energyで約10分ほどの運動が可能になり、energyが尽きるとGSTを稼ぐことができません。このenergyは時間によって回復し、6時間ごとに25%回復します。日本時間では4時、10時、16時、22時に回復するサイクルになっているので、生活リズムと調整して運動を計画することもできます。なおenergyは靴の保有数とレアリティによって増やすことができます。commonの靴2足ではenergyは増えませんので、ご注意ください。

Energy System

commonの靴2足ではenergyは増えませんので、ご注意ください。また、un common 1足につき +1、rare 1足につき +2となります。資金に余裕のある方はレアリティの高い靴も保有しておくと、効率良く稼ぐことができます。

気が付いたら3足保有していたの図

靴がレベル5以上になるとMint機能が解放され、2足を掛け合わせて新しい靴をMIntできるようになります。Mintの際にも$GSTが必要になり、使用された$GSTはバーンされます。Mintの回数が多くなると必要な$GSTも多くなるので、注意が必要です。

ロードマップ

Roadmap

先述したように次のマイルストーンとしては、$GMTのトークンローンチが挙げられます。その後$GMTを利用したガバナンスがローンチされ、システムが分散化しコミュニティネイティブになっていくと考えられます。

もう1つのマイルストーンとして、靴のレンタル機能のリリースが控えています。靴NFT保有者はユーザーに靴を貸し出すことが可能になり、その際のMove to Earn報酬を得ることができます。内訳としては、保有者70%・借主が30%の割合で分配されることになっています。

また、コミュニティは海外だけでなく日本でも活発になっており、クイズイベントなどのイベントも随時開催されています。その中でも直近で特に楽しみなのが、ダブルエナジーウィークです。2/5〜12の間はenergyが2倍になる予定です。このようなイベント時に効率良く稼ぐ戦略が今後大切になってい
くかと思います。


まとめ

この記事の執筆し始めたのは1/27ですが、公開するまでに日数がかかってしまいました。その大きな理由は、他に素晴らしい記事が公開されたからです。私の記事でSTEPNに興味を持たれた方は、ぜひ御二人の記事も読んでみてください。

・Ling(リン).ethさん:
運動して健康になり、お金も稼げるNFTの『靴』STEPN 完全解説(前編)
・cryptBBQさん:
STEPNの始め方と稼ぎ方【初心者向け】STEPNのよくある質問

STEPNはクリプトの文脈外からも支持を集めやすいコンテンツのように思います。実際に日本では「bytes by Off Topic」で紹介されており、これまでクリプトに触ったことがない人を惹きつけてるいるように感じます。

その一方で、大きな課題として「NFTの高価さによる参入障壁の高さ」が挙げられます。実際、 一番レアリティの低いcommonが大体6SOL(約6万円)という価格であり、私が人生で購入した靴ランキングNo.1に踊り出ました。今後レンタル機能によって、靴を購入しなくてもプレイできるようになりますが、それ以外の方法やバランス調整によってマスアダプションを狙えることを期待したいところです。


今後、実際に使ってみての感想やコツなどは
Twitterで発信していく予定です。ちなみにWalker用はゆっくり歩かないと5km/hを超えてしまい、効率良く稼げないことがしばしばあります。


日本チャンネル、コミュニティも活発です。
Discordでは招待でレベル上げ必要があるので、以下の招待リンクから参加して頂ければ幸いです。

Discordhttps://discord.stepn.io/invite?code=16438740691123
Telegramhttps://t.me/STEPN_JP


執筆者:ビニール


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