vvave 4月アップデート – ダウンロード機能、開発環境の改善など
4月にリリースにしたアップデート
トラックのダウンロード機能
公開設定よりダウンロードを許可したトラックは、楽曲ページにダウンロードボタンが表示されるようになりました。
ライセンスは自由に設定可能で、ダウンロード時に目立つように表示されます。
統計UIの変更
ポップアップ表示に変更し、ダウンロード可能なトラックはダウンロード数を表示するようにしました。
セキュリティ強化・開発環境の改善
今月はあまり分かりやすいアップデートをリリースできませんでしたが、その理由はユーザーの目に見えない部分の改善に注力していたからです。
地味ながらも大事な懸案の箇所を潰すことができたので、これからはより良い体験を提供する新機能や改善をリリースしていきます。
現在開発中の機能・改善
スペース – もっと気軽に制作中の曲を公開する機能
1曲を完成させるのは大変です。特に1人だと作業量が多いし、モチベーションを継続させるのが難しいことがあります。
vvaveではスペース(仮)として、アイデアやスケッチ程度の音源から、インクリメンタル(漸進的)に作業を投稿していく機能を開発中です。
どうでもいいつぶやきから音源まで自由に投稿できます。もちろん完成させる義務もありません。
「全体公開」の作業中スペースは自分のページやホーム、検索結果などに表示されますが、「限定公開」にしておけばURLを知っている人以外は見ることができません。雑にアイデアを置いておく場所としても使えます。
スペースは孤独に作業するだけの場所ではありません。他のユーザーもコメントや絵文字のリアクションをしたり、音源をアップロードできます。
ステータス表示によって、そのスペースの温度感を明示することができます。特に他のユーザーの助けが必要な場合は「ヘルプ」を設定すれば、よりコラボレーションの敷居が下がるはずです。
募集 – スペースで一緒に作業する相手を見つける
より具体的に助けを求めたい場合は「募集」を投稿することができます。
作成した募集はスペースや個人ページの最上部に表示される他、ロール(楽器・イラストなど)やタグなどで検索することができます。
他ユーザーが興味を持って来てくれれば、スペースの中で共同作業ができます。
作業が完了したらステータスを「完了」にすることでアーカイブされます。完成した作品はミックスして通常のトラックとして投稿しましょう。
初回リリースとしては上記のような機能を想定していますが、さらに進んで完成したトラックへの「貢献」を可視化していきたいと考えています。
上記の例でいえば、ボーカルとして参加したユーザーは、完成したトラックに貢献したと言えます。参加アーティストとして記載したり、これまでの貢献を可視化・スコア化することで、その人の実力が見えるようになります(詳しくは以前の記事を参照してください)。
新しいレイアウト
UI/UXの改善も進めています。現在のPC版レイアウトは若干息苦しい気がするので、よりリラックスしたデザインにしていこうと思っています。
まとめ
継続・単発のサポートをしてくださっている方々には本当に感謝しています。より多くの方のご協力を得られればvvaveの開発を加速・継続していけますので、ぜひサポートしていただけると嬉しいです。