vvave 3月アップデート – 動画生成、歌詞同期、アナリティクスなど
前回の記事で「これから実現したいこと」と題してコラボレーション機能の構想を書きました。それから1ヶ月半ほど経ち、(あまりコラボとは関係ないものばかりになってしまいましたが)vvaveをより便利で面白い場所にする機能をたくさん追加することができたので、この記事でまとめてご紹介します。
波形動画生成
上記のような音声波形動画をブラウザ上で生成できる機能です。vvaveに楽曲を投稿するだけで、以下のようなエディタから「それっぽい」動画を書き出すことができます。
書き出した動画はmp4形式なので、そのままX.comやYouTubeなどに投稿できます。また、次に紹介する歌詞同期機能と組み合わせることで、動画内にも歌詞をリリックビデオ的に表示できます。
歌詞同期
サブスク配信アプリによくある、タイミングに合わせて歌詞を自動でスクロールできる機能です。入力がめんどくさそうと思われるかもしれませんが、ブラウザから簡単にタイミングを入力できるので意外と楽です。
アナリティクス
vvaveはフォロワー数や再生回数、いいねの数を競うプラットフォームではありませんが、自分の曲が実際に聴かれているという事実は大きなモチベーションになります。ですので、簡易的ではありますがアナリティクス機能を追加しました。
関連トラック
表示中のトラックと同じタグが付けられた楽曲を表示するようにしました。完全なランダムであり、再生数やいいね数などは一切考慮していません。
今後のロードマップ
今月のアップデートは、どちらかといえば「より多くの人がvvaveに集まってくれるように」するための機能追加が多かったです。動画・歌詞はSNSなどへの共有が増えることを狙ったものですし、関連トラックはより多く曲を聴いてもらうためのものです。
しかし、大きなボリューム・トラフィックという意味では、結局YouTubeやSoundCloudなどの大手にかなうはずもありません。まとまった再生数を投稿者に「提供」することは難しいです。
それでもvvaveのような新興サービスが意味を成すとすれば、やはりニッチを攻めるしかありません。前回の記事でお伝えしたようなコラボレーション機能の実装が必要です。
1つの楽曲の共同作業やバージョン管理などの実装には時間がかかりそうですが、とりあえず以下のような機能を早めに公開したいと思っています。
楽曲のダウンロードとライセンス表示
二次利用・ダウンロード可能にするか投稿者が決められる
マスターミックスだけでなく、ステム(パラ)データも公開可能
どういう用途で楽曲を使用できるか投稿者が決められる(ニコニ・コモンズのように)
再生ページなどから、原曲(二次利用された側)を遡って参照できる
自分の曲がダウンロードされ、別の楽曲に二次利用された際には通知が来る
これで十分とは思いませんが、一口にコラボといっても以下のようにいろんなパターンがあるので、最適な形はこれから柔軟に探っていきたいです。
サポーター制度について
現在、17名の方が継続支援サポーターとしてvvaveの開発を支えてくださっています。また、単発での支援もいただいています。本当にありがとうございます!
現状でも十分ありがたいのですが、これからも開発を継続していくにはもっとたくさんの方のサポートが必要です。もし協力してもいい!という方がいらっしゃったら、以下のページからよろしくお願いします🙏
まとめ
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