いざ最終節での決着へ
見事に熱い、熱すぎた試合だったと思います!
スタジアムの熱気も両チームの昇格へ掛ける思いもその思いから繰り出される一つ一つの球際争いも、終盤はちょっとラププレー見受けられたけどすべてのプレーに気持ちが入った90分というか最後見たら100分超えてた激闘でしたね。
まずはお互いの置かれた状況から振り返ります。
前節我々長崎はホームで鹿児島を下して3連勝を達成して今季のリーグ戦3位以上とPO出場権を獲得して横浜FCの結果次第では自動昇格の可能性もあるという状況でしたね。
続いて千葉はアウェイで藤枝に2点差を逆転してリーグ5連勝を達成して今節のホーム最終戦を迎えています。そして今節は3位長崎と最終節は試合前時点では7位で7連勝?を達成している山形との対戦を残していました。千葉はこの時点からPOを戦うような状況でした。敵ながら凄い状況だなと思っていました。
試合振り返り
今節は千葉のホーム最終戦ということもありチケットは全席種完売で長崎側も公式の記載では1,200人以上を超えていて素晴らしい雰囲気でした。
前節からメンバー変更は2人。スタメンは変わらずも前節欠場した秋野が復帰。秋田戦で腰を痛めたものの早期復帰で安心しましたね。そして夏に怪我?してたエジガルも復帰。誰に代わってメンバー入りするのだろうと思っていましたかファンマが外れるという形になりました。
試合は早速動きました。ロングボールの競り合いを回収して朝陽がマルコスとのワンツーで抜け出すとペナルティエリア内に侵入してクロス。それが相手DFの手に当たり開始1分ほどでPKを獲得。キッカーはマルコス。相手GKに読まれたもののきっちりコースに決めて幸先良く先制することが出来ました!これにてマルコスも今季10得点目となり、エジガル、マテウス、ファンマに続いて2桁得点カルテットの誕生ということになりました!コイントスでエンドを変えての試合だったので長崎サポの目の前での電光石火の先制点は私たちのボルテージをより高めてくれたゴールとなりました!
先制後流れを掴んだのは長崎。前からボールを奪いに行き何度か中盤で囲い込み、そこからカウンターという場面をいくつか作ることが出来てました。
ただ前半中盤に差し掛かるあたりで不用意なボールロストからファウルを与えてしまい、千葉のFKから同点弾を許してしまいます。相手のキックの質やボールの落としどころ、そして長崎の選手の前で触れられておりゾーンで守る長崎としては何も出来ずの失点だったかなと思いました。
千葉はこの同点弾を皮切りに攻撃回数を増やし続け何度も長崎ゴールを襲います。そこで光ったのが若原の活躍。サイドを突破されても中央を崩されても決死のセーブで追加点を許さなかったのが大きかった。守備陣が耐え凌いで迎えた前半終了間際。山田陸のスルーパスに反応したのはマルコス。ファーサイドに流し込みたかったものの千葉のGK鈴木も負けじの左手1本でのセーブ。同点となってからはお互いのGKの活躍もあって前半を終えました。
そして迎えた後半戦。一進一退の攻防が続くなかで迎えた後半23分。相手のサイド攻撃を止められずにペナルティエリア内への侵入を許すとたまらずファールを与えて痛恨のPK献上。千葉のキッカーは現在得点ランクトップの小森。そして対するはここまで好セーブ連発の若原。この試合一番の見せ場が来ました。結果は若原が完全にコースを読み切り弾くどころかまさかのキャッチ!!!!!!!!!!!!
小森のコースが甘かったとはいえキャッチ!!!!この若原のPKキャッチで千葉の流れを途切らせることが出来たのはほんとに大きかったですよね!!!
個人的にこのPKの前にちょっと時間が空いたんですよね、ヴァウドと千葉の選手が少し揉めてたので笑そして揉め終わっても若原がかなり時間を使っているように現地からは見えました。その効果もあってもしかしたら小森は集中切らしちゃったのかなーと思いました。コースも甘かったので。でもここでキャッチしちゃう若原まじで神なので完全移籍の方を京都さんよろしくお願いしますね!
絶体絶命のピンチを乗り切った長崎は勝ち越しを目指して千葉のゴールに襲い掛かります。そして迎えた83分。FKを貰うとクイックリスタートから海斗が仕掛けてクロス。反応したのはエジガル。ヒールで合わせたボールは千葉の選手の頭に当たり無常にもゴールへ!!!ハイライトを見ないと詳しくは分からなかったもののここで歓喜の勝ち越し!!!ボルテージも最高潮でした!復帰即勝ち越しゴールを決めたエジガルまじで持ってる〜!最高でしたね!
そして迎えたロスタイムは8分!それでもピンチというピンチも無く相手コートで優位に時間を稼いでたあたりは夏場からの成長を感じましたね。苦しかった経験がリーグ終盤のこういう大事なシーンに生かされてると思うと夏場で良い経験をしましたね〜笑
そして千葉のシュートが枠を逸れたところでタイムアップ!POでも対戦が十分有り得る千葉との重要な一戦を勝利で飾れたことは最高に嬉しかった!そして横浜FCの結果を見てさらに盛り上がりましたね!
最初は目を疑いましたけど最終節まで自動昇格への望みを繋げることが出来たことも嬉しかった!
まだまだ千葉戦に関する話をすると、タイムアップと同時にDF陣と秋野がゴール裏に向けて特大のガッツポーズに雄叫びと選手たちの喜びが大爆発してたのを見るとほんと気合いが入ってたんだなって。その気合いを僕たちは間近で感じることが出来て、なおかつ後ろで支えることが出来てて良かったなと感じています。
この試合でぼくがこのチーム強いなと思ったシーンは後半ATのシーンです。相手GKが素早くボールを味方に出したシーンで2,3人で囲んで奪いマテウスがシュートを放った場面で集中を切らすことなく素早いトランジションからもう一点を狙いにいってたあたりはこれは強いわって感心してしまいました。とにかくこの千葉戦勝利で終えれたことは最高でした!
そしてこの千葉戦で今季のアウェイ戦が終了です。アウェイでもホームに負けない熱い試合が何度も生まれました。印象深いのはアウェイ仙台、徳島、甲府なのではないでしょうか。ATで追い付く長崎の底力を見せれたと思います。アウェイ後半戦では大一番の横浜・清水戦もありました。アウェイで粘り強く戦って来た結果が今の状況へと繋がっています。無駄には絶対にして欲しくないですね。自分はアウェイが中心でもあったのでより一層強く思いますしアウェイの地で勇敢に戦ってくれた選手たちをとても頼もしく、そしてたくましく思っています。そしてアウェイでお世話になった皆様、本当に1年間ありがとうございました!
アウェイ戦績:9勝8分2敗
遂に自動昇格争いは最終決着へ
そして迎えた最終節です。今年も早かったですね。長崎は夏場の失速もあり清水と横浜FCとは徐々に差が広がってしまいPO圏を争う立場にまで落ちてしまったときもありました。ただそこで踏ん張れたことがほんとに良かった。気が付けば横浜FCとは3差。条件的にはまだ厳しいとはいえ追い込むことには成功してると言えるでしょう。次節はピースタでの試合ですので現在のチケット販売状況からしてみても完売になるのは時間の問題かなと思っています。しっかり勝って山口vs横浜FCの結果を待ちたいところですね。一方の横浜FCですが昇格に王手を掛けながらも3試合で1分け2敗と調子が上がっていないのは確かです。次節の山口には前回対戦引き分けということで負けるという可能性もあります。ただ横浜FCもここまで硬い守備を特徴に今季を戦って来ましたが直近結果が出ていないだけで実力は確かです。さて運命の最終節どんな結果を迎えるのでしょうか。求められるのは至ってシンプル、長崎が勝って横浜FCが負けるという状況のみです。信じて残り90分を全力で戦い抜きましょう。
もし横浜FCが自動昇格を決めたとしても長崎側としては全くこの事態を悲観することは無いのかなと思っています。差があったのを目の前の試合を1つずつ勝った積み重ねで今の現状があります。POに回ったとしても残り試合はすべてピースタです。良い状況でPOに挑むことが出来ます。もちろん自動昇格が一番最高の結果ではありますが今の長崎はPOでも昇格出来ます。ピースタで負ける気なんて一切しない。そういう状況をぼくたちは作ることが出来ています。毎年言っていることではありますけどこのメンバーでJ1に昇格したいです。最高の結果を求めて次節も戦いましょう!!!
今節も読んで頂きありがとうございました!!!
ps.緊急ではありますが次節参戦します。みなさんで最高の結果を掴みに行きましょう!!!