「適当」

やる気がないといっても接客自体に手は抜かない。というよりこの時代に手を抜く売春婦はヤバいってやつだろう。

「過去一」だの「そのフェラどこで仕込まれた?」(←言い回しキショ)だの「君面白いね」だの容姿以外の何かしらの誉め言葉は余程の口下手な客でない限りほぼ毎回頂く。

合格ラインを確実に取る接客をする自信がある。相手がキャッチボールをするつもりである限り、95%は楽しんでもらえるコミュニケーションをとることができる。
そんなものは表面上の戯言でリップサービスをご存知でないのか?社会人として常識を兼ね備えた大人であればその程度の社交辞令を言うのが当然だろうと”大人”は言うのだろうか。本番をしたいがための方便であると。まあそう思うならそうで良い。

余程のことがない限り悪く言われることはない。私の中ではそれが大事なのである。それを満たすために遊び相手の女としてその場のベストは尽くす。
遊び相手の女に求めているものは大別して片手で数えるほど。若さ、体、愛嬌、その場の雰囲気、尽くし度合い、まあこの辺だろうか。それらを細かく言及すればいくらでも語れるが、それはまた別の機会としよう。

指名が返ってこなければ干される。それはその通り。それなりに返ってきているため、少なくとも生活費が危うくなるほど客がないわけでもない。だから私はそれで良いのだ。

「何事も頑張れない人間がこれからやっていけるわけがない」と何事も同一視しているのは些か解像度に欠けているなと思う。まあ偉そうに口を聞くなら格好の常套句であるが。

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