Web3.0 が目指すもの、現況は夢に向かっているようです。
Miamiで行われたDcentralに参加して聞いたことをヒントに近未来を考えてみました。今回行われたのは世界最大40年の歴史を持つスイスアートバーゼルのアメリカ版マイアミアートバーゼル、こちらは17年目。コレクター、キュレーター、アーティスト、画廊経営者が一挙に集まるものです。昨年コロナ禍で中止となり2年ぶりの開催、かなり気合の入った内容になっています。主催者はこの伝統的催事にWeb3イベントを2つ併催しました。一つが、DCentral Miami です。こちらは次世代暗号通貨BitCoin Latinum(ビットコイン・ラティナム)がメインスポンサーであります。会場で一番大きなDeFiステージは、世界初のデジタル資産取引所であるAAXに上場直後とあって、同社によるものが多く、かなり気合が入っていました。LTNMは保険付き資産担保型の暗号通貨で、より環境に優しく、より高速で、より安全なバージョンのBitcoinであり、コストとスケーラビリティの点で非常に効率的であるということです。革命的な新しいビットコイン・ブロックチェーンベースのトークンとして、メディア、ゲーム、通信、クラウドコンピューティングなどの高成長産業を破壊することに重点を置いていくそうです。
Web3.0への取り組み、Dapps アプリケーションの伸びが著しい。
90年代のPtoPブームの再来でありますまい。ユーザーインターフェースを持てることとバックエンドと呼び出しができるのです。いわゆる巨大プラットフォームを通さずにヒトとヒトとがコミュニケーション、取引できるということ。まさに楽市楽座です。特定の企業にデーターが集中することから、いかに公平性に向かうのでしょうか?その流れが強くなっていきます。
"多くの人が、Web2からWeb3への移行を考えています。しかし、それは正しい考え方ではないと思います。Web3は、開発者としての才能を発揮するための一つの手段に過ぎません。Web2を諦める必要はなく、むしろWeb3を学ぶことで現在のスキルセットを増強することができるのです”- とベンダー提供会社の社長の言葉がありました。
Web3.0は、世界が注目するダイナミックな情景を望むことができます。ブロックチェーンは、単一の支配主体は存在せず、ネットワーク上に構築されたDApps(Decentralied Apprication)はオープンです。Web3.0は、単独で参入しようとするデベロッパーにとって非常に困難なものだと認識ということです。このことは、誰もがいつでも参入して良いし、するべきということでしょう。このブロックチェーンの技術プロトコルやソフトウェアの作成を担当するブロックチェーンエンジニアの数は、専門知識が必要であり、少ないままかもしれません。しかしDApps開発者の成長が著しいとのことで、彼らにより、ブロックチェーンプログラムと接続対話し、既存の中央集権的なシステムに依存しないアプリケーションが実現し、普及することが見込まれるということでしょう。
クリエイターのゴールドラッシュが始まった。
あなたなら、このNFTアートをいくらで指値しますか?知ってる方は多いと思いますけど スヌープドッグ氏 Snoopdog氏
"昨年からね、私はね、ブロックチェーン上のアートのコレクター、クリエイター、コラボレーターになったんだよぉ!”とインタビュー答えた彼が今回出した作品がオークションにかけられてました。見るだけでなく聞いたり感じたりできるコンテンツはメタバース 上にあります。いまの値段(11/30)が8,000万円値がついていることにびっくりです。どこまで上がるのでしょうか?
かつて、作家は自分の本を出版するために出版社に頼りました。ミュージシャンは自分の音楽を広めるためにラジオ、テレビに頼っていました。Web 2.0では、ブログやソーシャルメディアのプラットフォームが生まれました。クリエイターはコモディティ化し、多くのインフルエンサーが出現しました。
そして現在、Web3.0。クリエイターは組織やプラットフォームに頼ることなく、本や音楽、映画を作り、宣伝し、聴衆を集め、自費出版することができます。
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