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Woodside Energy、Scarborough LNGプロジェクトの15.1%を日本のJeraに14億ドルで売却
オーストラリアのエネルギー企業であるWoodside Energy Group Ltd.が、自社の主力プロジェクトであるScarborough液化天然ガス(LNG)プロジェクトの15.1%の株式を、日本最大の電力生産会社であるJera Co.に14億ドルで売却することに合意したというニュースについて報告しています。この取引には、購入価格として7億4,000万ドルと、西オーストラリア沖のプロジェクトに対する支出の払い戻しが含まれます。この合意は、昨年、LNG Japan Corp.(住友商事と双日の所有)に対する同プロジェクトの10%の株式売却に続くものです。
Woodsideの最高経営責任者(CEO)であるMeg O’Neillは、この取引が日本の顧客にとってのプロジェクトの重要性と、長期的な需要に対する信頼のさらなる証明であると述べています。Scarboroughプロジェクトは、2026年に最初のLNG出荷を予定しており、年間最大800万トンのLNGを生産すると予測されています。しかし、この開発は、新しい化石燃料プロジェクトの開発に反対する気候活動家からの標的となっています。
また、Woodsideは、2026年から10年間、自社のポートフォリオから年間6回のLNG出荷をJeraに購入する非拘束的な合意にも入っています。世界で2番目に大きなLNG購入国である日本は、2022年のエネルギー危機の後、政府が供給の確保とプロジェクトへの投資を企業に促す中、より多くのガスを確保するために動いています。
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