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Apeel 食品破棄を減らすコーティング技術


Apeel Sciences
は、カリフォルニア州ゴレタに拠点を置く企業で、その食用コーティング製品「Apeel」は、植物素材から作られた無味の食用コーティングを使用して、アボカドや柑橘類などの果物を通常の2倍長持ちさせることができます。このコーティングは、イチゴ、マンゴー、リンゴ、バナナ、クワンツ、柑橘類、アスパラガスなど様々な果物や野菜に合わせて調整可能です。
Apeelは2012年にJames Rogersによって創業され、冷蔵設備がない開発途上国での収穫後の食品廃棄を減らすことを目的として、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から10万ドルの助成金を受け取りました。その後、Microsoftの共同創業者ビル・ゲイツ、ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz、ATEL Capital Groupからも支援を受け、これまでに1億1000万ドルの資金調達を行っています。
2018年6月には、ワールド・エコノミック・フォーラムからテクノロジー・パイオニアに指名され、同年8月には、元ホールフーズ・マーケット共同CEOのウォルター・ロッブが取締役会に加わりました。


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