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プログラミング不要!10歳でもできるメール送信AIエージェントを簡単構築する方法
Uppit AI代表Nate Herkさんによる自己紹介のメッセージです。彼は、小規模ビジネスがAI自動化の力を活用することで、時間を節約し、コストを削減し、競争力を維持するための支援に情熱を持っています。彼が運営するAIエージェンシー「UppitAI」では、AIエージェントを活用して、ビジネスの運営を革新し、成長に集中できるようサポートしています。
Nateさんは、「AIを活用しないビジネスは競争に遅れを取る」と考えており、企業がこの変化に適応し、競争の一歩先を行けるよう支援しています。AIの初心者から、既存のワークフローを改善したい人まで、彼はすべての段階でサポートを提供しています。
行動を起こし、物事を実行しましょう。そして、このビデオでは数分で非常にシンプルなAIエージェントを構築する方法をお見せします。インターネット上にはAIエージェントに関する情報がたくさんありますが、今回はできるだけ簡単に分かりやすく解説し、この小さな図を使って説明していきます。その後、ステップバイステップでメールエージェントをセットアップする方法を実際に見せていきます。本当に簡単なので、驚かれると思います。それでは早速始めましょう!
こちらの図をご覧ください。これはAIエージェントに関する図で、さまざまな要素を表しています。青い部分が「AIエージェント」にあたります。これは人間、従業員、あるいは指示を理解できる何か、いわば脳を持つ存在のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。
AIエージェントの主な構成要素は2つ、「脳」と「メモリ」です。「脳」は基本的にChatGPTや他の大規模言語モデル(LLM)を指します。そして「メモリ」は、会話の履歴や文脈を保持することで、より人間らしく、連続的なやり取りを実現します。これにより、毎回リセットされるのではなく、過去のやり取りを基に回答や行動を提供できます。
さらに、「指示」も重要な構成要素です。これには、エージェントがどのように振る舞うべきか、どのようなツールを使うべきか、行動をどのように起こすべきかなどが含まれます。これは「システムプロンプト」または「システムメッセージ」と呼ばれることが多いです。ユーザーメッセージ(実際の入力内容)とは異なり、これはエージェントの役割を定義するものです。
次に、「入力」「AIエージェント」「出力」の流れを見ていきます。ここで言う「入力」はユーザーメッセージ、つまりエージェントに送られる指示です。「出力」は、エージェントが行動を実行した結果や、ツールを使って取得した情報を返す部分です。シンプルな例として、ChatGPTを使った会話がこれに該当します。
ツールを追加する
エージェントに「ツール」を追加することで、その能力をさらに広げることができます。たとえば、メールを送信するツールを追加すれば、エージェントは指示に基づいてメールを送ることが可能になります。以下に、エージェントの具体的な構築例を説明します。
メールエージェントの構築
基本設定
まず、「AIエージェント」ノードを追加し、ユーザーメッセージを受け取る「トリガー」と接続します。この時点ではエージェントに「脳」がないため、何も応答できません。次に、OpenAIのチャットモデル(GPT-4など)を追加し、APIキーを使用して接続します。
メモリの追加
次に、メモリ機能を追加します。これにより、エージェントが過去の会話履歴を保持できるようになります。例えば、「私の名前はNateです」と入力した後、「私の名前は何ですか?」と尋ねると、「Nateです」と正しく応答できるようになります。
ツールの追加
次に、「Gmail」ツールを追加し、エージェントがメールを送信できるようにします。Gmailツールでは、送信先(To)、件名(Subject)、本文(Message)を指定します。この際、エージェントが動的に入力を解析し、適切な値を自動的に抽出できるよう設定します。
システムメッセージの設定
システムメッセージでは、エージェントに具体的な指示を与えます。「ツールがどのように動作するか」「どのように振る舞うべきか」を記述します。Markdown形式で記述することで、内容が視覚的に整理され、エージェントにもわかりやすくなります。
実行例
エージェントに「Nateにメールを送って、『元気ですか?』と聞いてください」と指示すると、エージェントは入力を解析し、メールを送信します。その際、正しいメールアドレスや内容が反映されているかログで確認できます。
データベースとの連携
最後に、Googleスプレッドシートなどのデータベースと連携することで、連絡先情報を自動的に取得できるようにします。これにより、メールアドレスを入力する手間が省け、さらに効率的になります。
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