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2030までに5億人人口増・と気候変動 解決策の推進に貢献できるし、そうしなければならない 共通プラットフォームへの期待

ADIPEC 2023には、160か国から16万人を超える参加者が集まりました。 40人以上の閣僚と120人のグローバル経営幹部が350以上の会議セッションに参加し、メタンや炭素への取り組みを含むエネルギー転換の主要な優先事項に取り組むセッションが続きます。水力発電によりグリーン水素が生産される2050年までにどのようなソリューションを実施するかということが最重要テーマ。

ADIPEC 2023の議長でADNOCオフショアのCEOは「2030年までに、世界にはさらに5億人が住むことになり、毎年より多くのエネルギーが求められることになる。同時に、 「気候変動という世界的な課題により、排出量を削減するための緊急かつ革新的な解決策が求められています。すべての政府、業界、企業、個人は、エネルギー安全保障を守りながら、より迅速に脱炭素化し、エネルギーの未来を創造する役割を担っています。」と述べました。

誰も取り残されないようにする


UAEエネルギー大臣、ルーマニアのエネルギー大臣など閣僚もそれに同調しました。また世界中から集まった 10 人の CEO が、世界的なエネルギー転換を加速し、イノベーションを刺激するための投資とパートナーシップを推進するための業界の統一アプローチとすると宣言しました。

アラムコの社長兼最高経営責任者であるアミン・H・ナセル氏​​は、この取り組みについてコメントし、「アラムコでは、エネルギー安全保障と持続可能性は両立できると信じている。当社は今後も事業拡大を進めるとともに、世界の増大するエネルギー需要への供給を支援することに引き続き尽力する」と述べました。
共通プラットフォームを作ることはとても重要なことで、我が国日本の場合はこれが一番苦手分野でありますが次のメリットがあります。

  1. 標準化と統一性: 標準化を促進し、異なる組織や企業が同じ基準に基づいて活動できるようにします。これにより、データやプロセスの統一性が確保され、相互運用性が向上します。

  2. 情報の透明性: エネルギーや環境に関するデータを集約し、組織や業界全体で情報の透明性を提供します。これにより、持続可能性に関する洞察を得ることが容易になります。

  3. 効率の向上: データ管理や分析のプロセスを効率的に統合し、無駄な作業や冗長なプロセスを削減します。これにより、エネルギーの効率向上や持続可能性の推進が可能となります。

  4. 協力と共有: 異なる組織や企業間での協力と情報共有を促進します。持続可能性の目標を共有し、共同で取り組むことで、より大きな影響を持続可能な開発にもたらすことができます。

  5. コスト削減: 標準化と効率向上により、データの管理や分析にかかるコストを削減できます。また、共通のプラットフォームに参加することで、リソースの共有や共同開発によってコスト効果を高めることができます。

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Tokyo⇄シリコンバレー AI,クライメートテック Web3 -武富正人
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