GKEでgRPCのサーバーを動かす
前回の記事の続きでgRPCで通信するサーバーをGKEに乗せる。
手順
今回は下記の手順で進めていきます。
1. CloudEndpointsにサービスをデプロイ
2. コンテナイメージをビルドしてGKEにデプロイ
3. grpcurlで動作確認
1. CloudEndpointsにサービスをデプロイ
下記のリンクを参考にしながら進めていきます。
GKEでのgRPCスタートガイド
まず、自己完結型protobuf記述子ファイル(Self-describing Messageのこと?)を作成します。作成に成功すれば./proto/の下にuser.pbファイルがあるはずです。
次にサービスをデプロイするための設定ファイルを作成します。
apis.nameは.protoファイルの名前と完全に一致する必要があるので注意です。
それでは、準備が整ったのでデプロイします。gcloudコマンドを使用して下記を実行します。
2. コンテナイメージをビルドしてGKEにデプロイ
次に前回作ったサーバーのコンテナイメージを作成してGKEにデプロイします。
まずはコンテナイメージのビルド〜GCRへのpush。
イメージのpushができたら、kubernetesの設定ファイルを準備してapplyしていく。
service
deployment
こちらは、CloudEndpointsを利用するために、ESPをサイドカーとして載せている。
GKEクラスターにapplyする。
3. grpcurlで動作確認
動作確認は前回の記事と同様に、grpcurlを使って行う。
grpcurlは下記のリンクを参考にインストールする。
https://github.com/fullstorydev/grpcurl
インストールできたらサーバーを起動してリクエストを投げてみる。
下記のようなレスポンスが返ってくれば成功。
以上、今回のソースは下記のリポジトリにあげてます。
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