びあけん2級に合格しました
2023年度のびあけん2級に合格した。
7月にはビアテイスターというテイスティングの入門的試験を合格したので、それに続いて2つ目となった。
びあけんとは
正式名称日本ビール検定のことであり、毎年秋頃に開催されている検定。
ビール関係者はもちろん愛好家や好奇心旺盛な人も受験している、ビールをもっと楽しむための試験だ。
3級から1級まであるが、3・2級と1級とでは別格の知識量が求められている印象がある。なにせ1級は論述形式もあり、公式テキスト以外からも毎年コアでマニアックな時事ネタが豊富に盛り込まれると噂の超高難度試験となっているようだ。
今回私が受験したのは、テキストの内容と時事ネタがふんだんに盛り込まれる2級。60分で100問、ラジオボタンでぽちぽち回答するだけのかんたんなお仕事である。
びあけん対策
ビアテイスターは当日の授業ですべてまかなえたが、びあけんはそうもいかない。日頃からキャッチアップしていれば難しくないのでは?と思っていたが、ビール醸造の知識や歴史は断片的(あるいは全く知らない)であることが多かった。
対策の基本は、この公式テキストだ。
それから確認用で、とこちらも取り組んだ。3級は受験していないが、3級の問題が解けなければ落ちるだろうと考えていたので両方解くことにしていた。各テキストで不明な点を公式テキストで補足し、知識を強化していくイメージ。
さらに、最後の最後の仕上げとして ひるべえさんの年表や予想問題集を100問解いておいた。年表は非常にわかりやすく、間違いなく買ってよかったと思う。
やっててよかったこと
テキストと問題だけではおそらくイメージがわかなかっただろうなと思っていたこともある。
たとえば、歴史に関する内容はその時代を生きていないので難しい。醸造は経験がないと何のために何をしているかわからない。
ところが、趣味で工場見学や海外ビールが多く取り揃えられているお店に行っていたことで「ああなるほど。これだったのか」と思うことが多かった。また、普段から知識や経験が薄いと思ったところは飲みながら(そっちが本命だろ)、体感するようにしていたことも大きい。
工場見学に行く(大手メーカーの歴史、技術を直に感じられる)
飲食店に行く(ペアリング、ビールを知る・考える)
飲んだビールの銘柄(ラベル含む)、製法、スタイル、そのブルワリーの歴史を一緒に調べる
せっかくビールが好きで検定試験を受けているのだから頭で知っているだけではもったいない。プロの方々が注ぐ最高の一杯とともに、ビールを楽しもう。
おわりに
ビアテイスターで実技、びあけんで知識がつけられたので非常に面白い1年だった。
今年はもうビール系の試験を受けるつもりはないが、面白そうなのがあれば飛びついているかもしれない。
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