スタッフとの関わりで大切にしていること
先輩になって後輩が出来ると、その分考えることも多くなりますよね。
立場が変われば、新たな悩みも増えて、誰かに相談したい!
けれど、
誰に相談したら良いの?と、そこでまた悩み、一人で抱えこんでしまうこともしばしば・・・
今日は、スタッフとの関わりの中で
<後輩との関係作りに役立つポイント>をいくつかご紹介します。
まず初めにこれだけは皆さんに伝えたい!
それは、
見逃しちゃいけない!相手の良いところ!
私は、人との関わりの中で
「相手の良いところに誰よりも先に気付く」ようにしています。
それに加え、「相手の良いところを誰よりも多く知ること」を大切にしています。
その為に、
私からコミュニケーションをとるようにしたり、
話しやすい空気感を作ったり、
何よりも話を聴く姿勢はとても気を付けています。
➀コミュニケーションをとる
挨拶や雑談はもちろん、○○はどうだった?といった、気に掛ける声かけなど。
1つ目の挨拶。
たまに、相手からされるまで自分から挨拶しない、というお話を聴くのですが、
挨拶は相手に気付いた方が先にするものです!
信頼関係の一歩は挨拶から!
挨拶が無いと、「あれ?怒ってるのかな」「機嫌悪いのかな」と、
相手を不安な気持ちにさせてしまい、声をかけにくくさせてしまうことがあります。
2つ目の雑談は、仕事においてとっても大切なこと。
もちろんタイミングは重要ですが、雑談をすることでストレスの解消になると言われています。
今年はコロナウィルスの影響から、スタッフ同士の対話を減らさないといけなくなったり、特に新入社員さんにとっては、仕事でも会話が少なく、一人暮らしで家に帰っても一人、といった環境によって、心が病んでしまうケースも少なくありませんでした。
仕事の後に食事に行って、スタッフ同士で話すことも効果的で、仕事においてもスタッフの一体感も出たりもします。
3つ目の気にかける声掛けでは、
「(仕事のある出来事)のこと、どうだった?」 「心配なことはある?」などと、相手の心に耳を傾ける姿勢を持つということです。
相手にとって、「気にかけてくれている。」と感じられることは、とても心強いものです。
コミュニケーションを自分からとることで、自然と話しやすい空気感にも繋がります。
もしも後輩が上司の不満や愚痴を話してきたとしても、それに対して共感してあげることも大切です。
そんな時は、共感して終わりではなく、まずは話しを受け止め、聴いた後に、対象になっている方を別の視点で伝えてあげることも大切です。
例えば「実はこの前こんなところを気にしていたんだよ」「○○さんのこと褒めてたよ」「実はこんなふうに考えてるんだよ」といったように、完全に悪者で終わらせないことは、先輩の大事な仕事かもしれません。
その為にも、初めにお伝えした、相手の良いところを見つける心がけは、とても大切です。
愚痴も不満も、ストレス発散には大事なツールですので、まずは聴くことが大切です。
聴く前に、否定したり、対象者の良いところを先に話せば、相手にとって逃げ道がなくなってしまいます。
続いて話を聴く姿勢
これは、私は自分の特技でもあります。
相手が話しやすいように、
まずは「場所」
そして自分の「表情・目線・姿勢」に注意し、
話の中に「相槌」を交えながら、
まずはしっかりと相手の言葉に耳を傾けます。
そして会話に「共感」や「質問」を組み込み、相手の想いや行動を「尊重」し、相手から話を引き出せるように、もっと話したい、と思えるような工夫をします。
スタッフのみならず、飼い主さんにとっても、「話を聴いてくれた」と思えることは、満足感にも繋がったり、時に相手の未来に良い影響を与えることにも繋がります。
私も以前、悩んだ時に、誰かに話したい、でも、話せない。。
と心の葛藤がありました。
そんな時に、ある人が時間をかけて話を聴いてくれたことで、
心が軽くなり、新しいことに挑戦するきっかけにもなりました。
スタッフとの関わり方は十人十色。
最初は常に意識して、工夫しながら過ごしていても、
習慣になれば、自然と信頼を育める関わり方が出来る先輩になれます!