見出し画像

Viewtradeの、けっこう深いとこまで話すタイプの自己紹介

やあやあどうも。ビュートレードの池田です。

これを読んでる人の中には
「最近TikTokで見かけてフォローしたけど一体何を話すんだろう...?」
という人もいれば
「しばらくライブ行ってないけど今この人何やってるんだろう...?」
という人も多いだろう。
とても嬉しい。好奇心に引っ張られて見に来てくれてどうもありがとう。

両者に共通しているのは「んだろう...?」という疑問形の語尾。

両方へのアンサーをこのnoteで提示して、君には気持ちよくインターネットの海へ戻っていってもらおうと思う。
自分のせいで抱かせてしまった疑問はある程度自分で拾い切りたい。もし「?」は拾えても「んだろう...」は拾えてなかったり、「んだろう?」が拾えても「...」が拾えてなかったらご一報ください。インターネットの海に対してnoteは砂浜みたいなもんだから小粒の...を拾い切れるかは分からんけど、善処はするよ。

さて、これまで持ち曲の歌詞を載せてきたこのnoteだけど、せっかくだし自分の言葉で色々書いてみようと思う。
定期更新!みたいなのは決まって続かないタチだし、気が向いた時に書くというスタンスで一旦始めてみようかな。
何か始めるなら夏っしょ!ということで、台風が近づいてくる中で気まぐれに綴る第1回。さっそく本題に移ろうと思う。

先日、ありがたいことにViewtrade公式Xのフォロワーが1000人を突破した。
見つけてくれた君のおかげだ。感謝。
バンドを取り巻く状況もここに来て少しずつ良くなってきているのを肌で感じている。まだまだ一進一退だけど、このバンドをより楽しく、面白くしていくための活路は見えてきた現状がある。

そんな中、一つ気になっていたことがある。

てか俺たちViewtradeについて説明してなさすぎじゃね?

あれこれ言葉で説明しすぎるのも野暮な話だが、時は2024年だ。ライブハウスやSNS上に溢れかえる無数のバンドの中から我々のことを見つけてくれて、かつ興味を持ってくれた人が1000人もいるのに、バンドの基本情報や活動方針などについてあまり明確に発信していない、そして過去に何度か話していたとしても、それらが現在アクセスしにくい場所に転がっている、という状況は些か不誠実なのではないか。そう思った。
堅苦しい文体を用いる癖があるのでなんだかシリアスなことを書いてるように見えるかもしれないのだが要は「最近注目してくれる人増えてきたから自己紹介するぜ!イヤフ~!(ヨッシーの鳴き声)(でっていうじゃない方)」というノリである。ぜひ肩の力を抜いて読んでみてほしい。多少真面目な話もするけど。

まずはバンドの基本情報。
Viewtrade(ビュートレード)は2020年6月27日、京都市下京区で結成されたバンドだ。今年の6月に結成4周年を迎え、今も京都を拠点に活動している。
メンバーはVo.池田リン。 Gt.ササキソラ Ba.ぱんだ Dr.文哉 という4人。全員クセ者で個々の主張がすごく強い。
ドラムの文哉以外の3人は同じ高校の先輩後輩で、当時高3の池田と高1のササキを中心にバンド結成。当初からサポートで入っていたぱんだが1年後に正式加入し、そこからさらに約1年後、前任ドラマーの脱退に伴って文哉が加入。こんな経緯で集まったのが現在の4人である。

ぱんだと文哉は同い年で、結成時の学年に直すと高2。なので池田は唯一の最年長となり、メンバーからは「池田先輩」と呼ばれている(最近は「池ちゃん」と呼ぶメンバーもいるけど基本みんな敬語ベースで話してくる)が他3人同士は全員タメ口、という不思議な力関係のもと成り立っている。別に敬語だからメンバーにめちゃくちゃ尊敬されているとかそういうのはないし、池田は一応バンドのリーダーも務めているが絶大な決定権を持っているとかそういうのもない。わりと民主的なバンドだ。

作詞は池田、作曲は池田とササキがやっている。今のところは。
1年ほど前までは2人で一緒に作曲をやっていて、曲にもよるが基本はササキがメロディを作り、池田がコード進行や展開を考えてササキを補助するような形で作った曲が多い。当時共作曲のクレジットはいつも「池田凜哉・佐々木創良」となっていたがこれは年功序列で名前を並べたものを名義として統一しただけで、名前の順番こそ後ろだが大体の曲はササキの方が俺より作曲における貢献度は大きい。これは謙遜じゃなくて、マジでそう。
最近の曲は池田とササキがそれぞれ単独で作っている。単独作曲のクレジットについて全曲記しておくと『ひねくれディスコティック』は池田作曲で、『ナナメノ革命』『ボンボヤージュ、春』『センリツ特急』『かなしみのうた』はササキ作曲。こうやって見るとササキの凄さがよく分かるね。

そしてここで、バンドが目指す音楽性や活動方針のようなものを語りすぎない程度に語ってみようかなと思う。

Viewtradeが結成当初から一貫して目指しているのは

「ポップでキャッチー、でも普通じゃない音楽」

これに尽きる。

かつて「ポップをナナメから視るバンド」というコンセプトを掲げていたこともあったが、実際その頃からバンドの芯の部分は何も変わっていない。先ほども触れたが、バンドがこれほど乱立している今のシーンにおいて皆と同じ方向を向いていても仕方がない。どうせ自分がいなくても音楽シーンやバンドシーンは成り立つし、どうせ流行ったものはすべからく廃れていくのだから、どうせなら誰もやっていない、やりたがらないような音楽を突き詰めたい。そしてどんな成功や挫折を味わおうともロックバンドとしての反骨精神を忘れず、流行りに媚びることなく数少ない物好きに強く支持されるバンドに成長していきたい。この志を常に抱きながら今まで活動してきた。

勿論バンドを長く続けるためには商業的な成功もある程度は必要だし、反骨精神と言えども世の中の流れ全てに逆らうつもりはない。
今なお語り継がれる伝説のバンドたちも、そのバンドが活動している時代の流行りに影響を受けながらも独自性を追求していった結果、大衆性と芸術性を同時にゲッツ!しているのだ。時代の影響を頭ごなしに否定し、お高くとまっていてはポップな作品を作ることはできない。ただの自己満足のような作品で高い評価が得られるほど音楽の世界は甘くないということを我々は知っている。

しかし、流行りものに乗っかって荒稼ぎするために我々はバンドをやっている訳ではない。
また近いうちに詳しく話そうと思っているが、

ロックバンドには「合理性に逆らう」という使命がある。

たとえ時代の流行りを取り入れるにしてもバンドとしてのプライドを必ず優先し、ギター、ベース、ドラムを生身の人間が演奏しているということに対して異常なほどにこだわりたい。ロックバンドの"魔法"のようなものはそういう部分に宿るものだし、それこそAIには簡単に再現できないであろう生演奏、生楽器の旨みを必ず担保したいと思っている。

肩の力を抜いて読んでみてほしい、とか言いながら長々とむつかしいことを書きすぎてしまった!そろそろ締めに入ります!!

ポップスとしての大衆性とロックバンドとしての芸術性、これを両立するのは極めて難しい。どちらかに寄ったものを作りたい訳ではないからこそ、1曲1曲を作るのがすごく大変なのだ。実際自分たちが作った曲がViewtradeの曲になるハードルはかなり高い。またここまで主に音楽の話をしてきたが、当然音楽以外のことでもこういう悩みは常に付きまとう。例えばライブでお客さんを盛り上げたいけど、とはいえ実際こういう煽り方はしたくないんだよな、とかそういうのがもう無限にある。そしてこういう事を考えるにあたって全てにおいてメンバーの意見が完全に一致するわけではないし、ぶつかり合うことも正直ゼロではない。個々の心境の変化がバンドの変化と噛み合わなかったりして、摩擦が起きることもある。

しかし、その摩擦を乗り越えて変化を続けてきた中で、今のViewtradeは

すごく良い意味でギラギラしている。

一応言っておくとバンドが活動休止とかそういうことになる心配も無いし、色々なものを取り入れて成長してやる、という前向きな気運がバンド内に、何より自分の中に発生しつつあるのを感じるのだ。Viewtradeは今、大成長するチャンスを迎えている。
結成から早4年。20歳とか21歳にしてはかなり多くの経験を積み上げてきた。羽ばたく準備は既に整っている。

そして最近もレコーディングや制作を精力的に行っているが、作品を作る度に実感する。

我々にはポップをナナメから視る才能がある、と。

斜に構えながら、世の中を疑いながら、音楽を通してどこかの誰かを救う才能が我々にはある。
自分たちの想像を超えた場所で、生活にもがく君をレスキューするべく音楽を続ける、と歌詞にも書いたが、
我々にはそれができると確信している。差し伸べた手を君にもっと強く掴んでもらえるように、我々の挑戦はまだまだ続いていく。その挑戦も4人の才能でもって全部どうにかなるということは既に分かっているから、恐れるものなど本当に何一つないのだ。我ながらViewtradeの今後が楽しみでしかないと、今は素直に思っている。凄いことになるぞ絶対。

改めて、こんな変なバンドのことを気にかけてくれて本当にありがとう。まだまだ期待してね。
今後ともよろしくお願いします!!

けっこう深いとこまで話すタイプの自己紹介、これにて終了!
書くのに半日かかった!次回からはもうちょいコンパクトに書きます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?