Quest2 VS Quest Pro
ひげ部の末端部員Mayuです。
先日のひげ部部長の投稿にもありましたが、ひげ部のメンバーで「Meta Horizon Workrooms」を体験してみました。
こんな感じです(この動画は2年前のものなので、ちょっと古い)。
今回、殆どのメンバーがQuest2を使っていたのですが、一人だけ「師匠」と呼ばれる凄腕のメンバーが、Quest Proを使っていました。驚いたのは、Quest ProのMetaアバターは、明らかにQuest2と動きが違うことでした。
Meta Quest Proは、アイトラッキング/フェイストラッキング用の赤外線センサーが5つ組み込まれており、Quest2のMetaアバターよりも表情豊かで動きも滑らかです。師匠曰く「若干瞼が落ち気味で、眠そうな表情にも見える」とのことでしたが、Quest2のMetaアバターと並んでいると、明らかにその違いがわかりました。
Quest2でも表情のトラッキングは可能なのですが、これがデバイスのスペックの差かー・・・と実感しました。
人がコミュニケーションを図るとき、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えていることを示した心理学上の法則で、メラビアンの法則というものがあります。コミュニケーションに関する情報の多くは視覚的なものなのですよね。
メタバースの世界では、ヒューマノイドという人間型のアバターだけではなく、本当に様々な形のアバターがいますが、それらの表情はあまり変わらないものがほとんどです。勿論それでも十分コミュニケーションは取れるのですが、Horizon Workroomsのような、リアルに近い環境でコミュニケーションを図ろうとするとき、相手の表情の豊かさがその質に影響する度合いは、なかなか無視できないなと感じました。
特にHorizon Workroomsを使うのは、恐らく仕事の場が多く、特にコミュニケーションが重要なポイントになるシーンが多いように思います。そういった場では、このアイトラッキング/フェイストラッキングの精度は、結構重要なのではないでしょうか。
ひげ部では、また近いうちにHorizon Workroomsを体験してみる予定です。VRでのコミュニケーションに、どんなポイントがあるのかを、もう少し深堀してみたいと思っています。
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