Red

クリムゾンには珍しく
偶数拍子の8ビートである
奇数拍子好きのビル・ブルーフォードはこの曲を
「理解できない」と言った
ロバート・フリップは「なら演らなくていいや」
と吐き捨てるように言った
ジョン・ウェットンは「絶対演るべきだ」と言った

私もRedというアルバム自体、好きになれなかった
それがなんと今はクリムゾンの最高傑作だと思っている
芸術の鑑賞・価値判断は短時間では無理なのだろう
遅れて蝶のように舞い降りるのだと思う

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