VRChat想定アバターをVRM形式で動かした時のメモ

VRChatで使っている時のアバターからあまり変えないまま、Vtuberとして配信してみたいなぁと思ったので動かすために試行錯誤しているのですが、いくつかの引っかかりポイントがあり、いくつかの解決策を得ることができ、いくつかの引っかかりポイントが残っている状態なので、それをメモしていきます。

今回の私の基本的な解決方針は
ツール等で問題を解消する>現象を理解して対処する
なので「ツールを導入してボタンを押します」という書き方が多いです。

同じ現象で悩んでる人が読んで解決すればいいなぁ、程度のものなので、最初から最後まで読んでも上手くいくことはないと思います。
あくまで気になったところだけつまみ読みしてもらえればと思います。




FBX形式からVRM形式に変換する

これを使います。


VRM書き出しに失敗する場合(ポップアップウィンドウに何も表示されない)

VRC Avatar Descriptor>Eyelid>Blendshape States>blinkがnoneになっていると発生するようなのでなんでもいいので設定すると良いです。
でもまばたきの時の動作っぽいのでmouth_open_smileとかを設定するのはさすがにやめた方が良さそうです。
望身ちゃんの場合は======blink=====に設定すると普通にパチパチしてくれました。



VRM形式に変換する元アバターを改変する

普段の私は偉大過ぎるツール、Modular Avatarに頼りきって改変をしているのですが、このツールはアバターアップロード時にアセットの統合をするのでVRMへの書き出しをする際には使えません。
※厳密なことは分かってないので間違っていたら許して欲しいです
なので他の方法で改変する必要があります。
自力で紐付けを上手くできるならそれが一番良いのですが、私には難しすぎたので

キセテネEXの力を借りました。
VPMパッケージからVCCに追加して、プロジェクトに追加、プロジェクト上部のタブにさたにあタブが追加されているはずなのでそちらから実行すればすぐ終わります。
本体を用意→衣装1を用意→キセテネEX→元アバターをEditor onlyにする→(衣装1の不要な部分をeditor onlyにして非表示にする)→衣装2を用意→キセテネEX→元アバターをEditor onlyにする→
の無限ループで衣装を組み合わせられます。

書き出したVRMを動かすアプリを導入する

VRM形式のファイルを動かすアプリケーションは色々あるので好きなもので良いと思うのですが、自分が使ったものがいくつかあるので紹介しておきます。

VRM形式のファイルをiPhoneに送る必要があるのが少しめんどうですが、iTunesのファイル共有を使えば割とすぐになんとかなります。
ファイルの置き場所はwaidayoアプリの直下で、ファイル名はdefault.vrmにする必要があることだけ注意します。



VRM形式で動かした際にアバターが光すぎる問題を解決する

VRM形式のファイルを動かすアプリで開いてみると、自分のアバターがピッカピカに光って白飛びするのでそれをなんとかします。

これを導入し、VRM読み込みで対象のファイルを読み込み、光源影響を最小にしてVRM書き出しするだけ。

VRChatで使われるアバターのマテリアルの光源影響が根本的な原因らしいのですが、一旦これでなんとかなるので理解してなくてもセーフです。
試してないですが、1回最小値まで光源影響を落としてもまだ光る場合、おそらく書き出したファイルをもう1回読み込んで同じ作業すると良い気がします。出来るかは知りません。



首の接続が上手くいっていない問題を解決する(New!)


首が若干切れちゃってる問題。
手持ちのアバターで試したところ望身ちゃんのデフォルト状態だと首が上手く繋がっておらず、萌ちゃんのデフォルト状態だとちゃんと繋がっていました。
望身ちゃんの首が原因なのだとしたら萌ちゃんの体とキメラすれば解決するのではと思い、試したところ上手くいきました。
キメラするにあたってはさたにあさんのキメラメーカーを使いました。



髪の毛が貫通する問題を解決する(todo)

todo
髪の毛がheadに紐付けてあって、首を振るとアプリ上で髪の毛も動くのに対して、体にコリジョン判定がないため首の角度次第で体に髪の毛がめり込むというもの。
正直な話、ショートカットにしてしまえば解決しないか???とか思ってしまっている。

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