「まちづくり=ビジネス」の功罪
いつもトップデザインは同じように見えていて、実は少しずつ変えているのご存知でしたか? どうでもいい情報ですが、少しは気づいていただけると制作活動(☚そんな大したことでもないですがw)にも熱が入りますwww
月2回投稿宣言をして早や3か月目で途切れるか~というタイミングでしたが、なんとかギリギリ間に合いました~٩( 'ω' )و ヨシ!
今回のテーマは、前回書かせていただいたnoteの続編的なものですが、どうしても人は「稼ぐ」という言葉には抵抗があり、特に商売・ビジネスと言った分野で活動していない方にはそうなのかもしれませんが、「まちづくり」と「ビジネス」とが隣り合わせで成立するのかについて、書かせていただきます。
Ⅰ.増え続ける遊休ストック
まちづくりというと、いまだに都市開発をするイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、行政ですら、公共資産を将来に向けて維持管理、そして更新するのに莫大な費用がかかってくるのが目に見えている反面、全国では空き家が増加している問題が起こっています。(下の表をクリックしていただきますとリンク先へ移動します。)
都市開発するより空き家活用をするほうが、建築期間も短くすむため、断然空き家を活用するほうが早いのですが、なかなか進んでいませんよね・・・ その原因も国土交通省の方では調査していますので、下記の図表をクリックしていただくと、その調査結果が見れますので、そちらをご覧ください。
使っていない物件は年々増加するのに、新たに都市開発をするとなると、取り壊しの費用と、都市開発の費用が重なり、結構な費用がいるわけです。確かに物件によっては、人でいう「健康寿命」が過ぎてしまっている物件もありますが、そういう物件は、周り近所に迷惑がかかる前に取り壊していただくとして、そうでない物件は活用する方法を考えるべきだと思います。
Ⅱ.まちづくり活動にはお金がかかる
さて、本題に戻しまして、まちづくりと言っても、観光や、まちおこし的な取り組み、はたまた地域コミュニティのことやら、地域福祉まで幅広い分野での活動となります。それぞれでも人的な活動を含めると活動費には結構な費用が掛かりますが、それを包括的に活動するとなると、もっと莫大なお金が必要となります。それを一民間がするとなると、とてもではないですが資金を捻出できなければ持続できません。
だから、事業を継続するためには稼がないといけないのです。稼ぐと言っても「暴利を貪る」ということではありません。活動が継続できるだけの必要なお金を稼ぐことなんです。可能であれば、次にまちへ投資できるだけのお金も稼ぎ、次の活動へとつなげていければいいと思います。
その活動を持続して行うための資金を調達するために「稼ぐ」ということが必要なんです。
Ⅲ.「まちづくり=ビジネス」の必要性
まちづくりでお金は稼げないというお話をよく耳にしますが、果たしてそうでしょうか? 先ほどもお話しましたように、まちづくりの分野は多岐にまたがります。それぞれ費用が必要です。それを自腹を切って活動するにも限界があります。
だからと言って
行政の補助金を頼るのは間違っています。このお話は、また後ほどお話をさせていただきますが、事業を継続させることに、まちづくりの効果の意義があるのであって、イベントのような一時的に人が集うだけでは、まちの衰退を止めることができず、効果がないのです。継続してイベントをやればいいじゃないか!という声も聞こえてきそうですが、イベントってまあまあな費用が必要で、継続して実施するとなるとその費用をどこからか調達しないといけません。よく祭りなどで自治会などが寄付金を集めに回っていたりしますが、それは一時のことだから、すんなりとお金を出してくれる人もいてます。
しかし
それが毎月となると、その効果をわからない人にとっては、その価値がわかってもらえず、寄付してもらえないのです。
そのためには、まちづくりの活動をビジネス化し、事業が継続することで、まちの再生・活性化へとつながっていくのです。何度も言いますが、まちづくり活動の必要な原資を稼ぐのであって、民間企業のように営利を目的に活動をするわけではないのです。
ビジネスにするためには、戦略であったり、お金の使い方であったり、人との関り方、時間の使い方などを考える必要があるのです。時間の使い方はまた別の機会にお話させていただくとして、それ以外の内容は過去のnoteでも書かせていただいていますので、そちらをご覧ください。
◎戦略について
◎お金の使い方について
◎人との関り方
Ⅳ.なぜ補助金がダメなのか
補助金で事業をする場合、資金的には自己負担が少なくなるので、一見、事業がうまく回るように見えますが、多くの場合は失敗します。その原因として、別アカウントのnoteで書かせていただいていますので、そちらをご覧ください。
補助金がダメな理由を簡単に申しますと、
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