【ごあいさつ1】振り返るとXRにたどり着くのは必然のような人生?
子供時代を振り返る(読みたい人向け)
1977年生まれは、ゲームやメディア、情報通信機器の変化と共に歩む人生
はじめまして、私は1977年(昭和52年)生まれ、46歳(2024年6月で47歳)
ゲームやメディアも変化しましたね
小学生の頃にファミコンが出てきて(その前にゲームウォッチもありましたね)世の中のゲームの発展と共に過ごましたが所有していたのはファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、プレイステーション(1)、
そして、かなり時間が飛びまして、PS4 Pro(デス・ストランディング・エディション)で久しぶりにゲームをするようになり任天堂 DS LLも買いました。
通信機器の変化も目の当たりにしてきました。ポケベル、PHS、携帯電話、スマートフォンなどのデバイスの普及を実感。
インターネットが無い(我々市民生活の中に)時代も今となっては懐かしいですね。Google、YouTubeの誕生に最初は半信半疑でしたがあっという間に当たり前の道具になりましたよね。ダイヤルアップ、ISDN、ADSL、光とネットもどんどん速くなりました。
私は完全にテレビっ子なので、テレビと録画機器についても見つめ続けている人生です。アナログSDのブラウン管から地デジで液晶になり4K、8Kと大画面、ずいぶんと高精細になりましたね。(私が8Kテレビを手に入れる日はくるのだろうか)
ラジオは小学生の頃からラジカセのアンテナを伸ばしてダイヤルを回してラジオを聞いて過ごしていました。祖父から借りていた落語のカセットテープとのローテーション。いまではradiko、Podcastでインターネット経由で音声コンテンツを楽しむ時代になりました。いまも音声コンテンツは生活の一部です。
映像と音楽をつくる環境も変化
中学生の頃からビデオ撮影やバンド(ギター、ベース、DTM)をやっていたのでビデオカメラや録音機器の発展にずっとワクワクしてきました。8ミリフィルムを編集した記憶もあります。専用のフィルムを切る機械があり、切ってテープで貼ってました。(十年後に映像を仕事にするなんて全く思ってませんでした)
音楽も大好きです。音楽がどうやってできているのかを知りたくなりまして。
中学2年生でエレキギターを始めたのですがその頃YAMAHA QY-10だったと思いますが、そういうシーケンサーで打ち込みをしてました。
ギターを練習する為にバンドスコアでギター以外のパートを打ち込んで『ギター用カラオケ』を作ってから(それを使って)ギターの練習するというまどろっこしい練習をしていました。当時はまったく面倒だと思わなかったのです。
YAMAHA EOS-B500 大好きでした
親友の家にはYAMAHA EOS-B500があり憧れていました。そこに入っているTM NETWORKの楽曲がデモ曲として入っていたり小室哲哉さんの音の世界にふれるような感動と興奮がありました。データの保存は(専用の機材で)カセットテープに記録していました。『Get Wild '89』のイントロ、サンプラーのアレが体験できたりして何回もやりました
YAMAHA QY-300 大好きでした
高校2年生の頃にYAMAHA QY-300(1994年発売)を購入。高校の音楽の授業で作曲して発表しました。一音一音、ポチポチと押して、ジョグダイヤルをコロコロ回して。今見てもこのデザインは好きです。
パナソニックのラジカセが私達のバンド練習には必須でした
高校ではバンドも始めました。この頃は音楽スタジオでのバンド練習での録音はパナソニックの小さなラジカセが音がかっこよく録音されるのでそれを使ってました。結局3台買いました。テープコンプレッション効果で音がむっちりして音圧が高い感じがしました。ちなみにハードロック/ヘヴィメタルバンドです
そういえば、あの『3.11』のとき自宅で震度6弱の揺れを体験したのですが、まさにこの時もこのラジカセでTBSラジオ『小島慶子 キラキラ』を聞いていて、(揺れが収まってから)ラジカセで番組を流したまま家の隣の畑で近所の皆さんと集まったのを思い出しました
MTRの進化もずっと体験してきました
MTR(マルチ・トラック・レコーダー)もカセットテープ、MD、ハードディスク、パソコンと進化を体験してきました。個人的に機材として好きだったのはYAMAHA AW4416です。家にあると大きくてプロになったような気持ちになりました
その後、ラジオ業界にちょこっと入り、テレビ業界へ。二十数年が経ちまして、、
テレビの世界からXRの世界へ
テレビマンの皆さんはもっとXRを楽しんだ方がいい
XRに関わる仕事をするようになった4年前、Meta Quest 1を購入しVRデビュー。Quest Proは発売してすぐに購入しVR、AR、MRで公私共にフル活用しています。
没入感、現実と映像が一体化していく感じの面白さに興奮しました。
(具体的にな内容は書けませんが)普段はXR関連の企画を考えたり演出したりボリュメトリックビデオの撮影をしています。
私が行っている『ボリュメトリックビデオ』というのは『人をそのまま動きもまるごとCGモデルにする』撮影&CG生成システムです。これについてはまた別のテキストにしますがとても面白い技術であり様々な分野の可能性が広がると実感します。
ARやVRを中心に制作をしている日々の中で思うのは『今と未来が楽しくて仕方がない』ということです。これはテレビマンの順当な進む道だと感じています。
新しいこと、他でやっていないことに関心を持ちつつネタとして扱ったり基本的なシステムの中に取り入れたりするテレビマンは絶対に無視できない存在がXR。
2D映像が当たり前の世の中に3Dデータを扱うメディア、現実に新しいレイヤーが追加された。映画ではIMAX 3Dや4DXなど3Dを扱う体験は少しずつ一般的なものになってきました。
よく言われるフレーズではありますが「SF映画が現実になった」時代にいることを実感しています
VRデバイスのユーザー増加を実感しています
最近、私の周りでも少しずつMeta Quest3やSONY PSVRなどのVRデバイスを持っている人が現れ始めました。ちょっとググってみましたが販売台数も増えていますね。もちろんプレステやSwitchに比べればまだまだの販売台数ですがVRユーザーは増加しています。伸びしろがある。私はXR業界の人なので希望的観測であることは否定しませんがVRやMRの魅力は伝わり始めている気がしてなりません。
ざっくりですが、また今度
思いつくままにつらつらと書いてみました。
こういう思い出もnoteで書いていこうと思います。
ではまた