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Sennheiser 『MOMENTUM 4 Wireless』と『BTD600』のコンビが最高なので軽くまとめた
ワイヤレスヘッドホン 『MOMENTUM 4 Wireless』
ゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンの最上位機種(2024年2月現在)です。音質は繊細かつ堅実で品のある真面目な感じ。快適なつけ心地で見事な一品です。
Bluetoothドングル 『BTD600』って何?
USB-CやUSB-A(お馴染みのUSB)でパソコンやタブレットやiPhone15Proやスマホに挿して、ヘッドホン(やイヤホン)をBTD600に無線接続すれば音が良くなったり良いよ…という製品です。
絶対に必要なものでは無いけどあれば確かにメリットがある。
そんな感じです
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Bluetoothで機器と接続できるのに、BTD600を使う理由
接続スタイルで音の違い
【無線】BTD600 の場合
2ch 24ビット整数 96kHz
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【無線】MacとBluetoothで接続の場合
2ch 32ビット浮動小数 44.1kHz
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【有線】USBケーブルの場合
2ch 16ビット整数 48kHz
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【有線】アナログケーブルの場合
2ch 32ビット浮動小数 96kHz
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【感想】BTD600接続で聴くと『音質が豊か』。『音ズレを感じなかった』
昔から、ヘッドホンやイヤホンが好きで何個も持ってるのですが、それぞれに個性があって一口に「良い音」と言っても違いがあります。
聴覚、視覚、嗅覚、味覚などは他人と共有できないですからスペックを見ても、それをどう感じているかは【その人】にしか分からないんですよね。
46歳の私はモスキート音も聞こえないですが、でも、ヘッドホンの音の違いはわかります。ビットレートを変えてみると違いがわかります。確かに違うんです。
でも、線路の隣に住んでますしエアコン点けたりと『無音の環境』もないですから、そこまで精密に聞いてもしょうがなくね?とも思いますよ。正直いいますと(笑)でも比較すると音の違いはわかります。
【感想】音質は…
解像度が高くなった、極端に言えばザラザラしていたのが、滑らかになったような感じです。
【感想】音ズレは…
音ズレに関しては、ヘッドホン(MOMENTUM 4 Wireless)を直接BluetoothでMacbook Proに繋いだときでも大きくはズレていなのでネトフリを見ても支障はなかったのですが、BTD600を使うとピシッと合ってる感じがしました。
とあるゲーミングPCを使っているときはその差が顕著でした。
直接Bluetooth接続でははっきりとズレてると感じましたが
BTD600を使ったらビシッと合っていて没入感が全然違いました。
ちなみに、私はオーディオなどはEQ機能などカスタムせずに、メーカーのデフォルト設定のまま使いたいのです。
コンテンツ制作者でもあるので「一般的な状態で把握することで自分の中の基準みたいなものを安定させたい」みたいな気持ちもあります。
【感想まとめ】ヘッドホンの実力が出てるぞ!と嬉しくなりました
【iPhone15 ProMaxでの感想】
BTD600はスマホとはUSB-C端子で挿すことになります。
iPhone15 ProMaxで使ってみました。
BTD600を使わずに、MOMENTUM4 WirelessをスマホとBluetoothで使う時はSENNHEISERのアプリが使えますが、
BTD600を使うとSENNHEISERのアプリは使えません(アプリ的にはMOMENTUM4 Wirelessを認識していない)。
iPhoneがBTD600を認識している状態です。
『ミュージック』アプリでも表示はBTD600となります。
Dolby Atmosやロスレス等の設定をオートにしているとDolby Atmosになり空間オーディオとしての再生になります。
【追記】iPhone15 ProMaxでのDolby Atmosについて
<MOMENTUM 4 Wireless>
BTD600接続…Dolby Atmos
標準Bluetooth接続…ステレオ
<MOMENTUM True Wireless 3>
標準Bluetooth接続…Dolby Atmos
【参考】空間オーディオ(Dolby Atmos)で聞けているのかを確認する方法。分かりやすい曲は『中央フリーウェイ(2022 mix)』のギターソロの定位
『中央フリーウェイ(2022 mix)』の1'30"あたりからギターソロが始まります。ギタリストがいる場所をイメージして聞いてみてください。
微妙な差ではありません(^^)はっきりミックスが違いますのでわかります。
【通常のステレオ状態】右の方
【Dolby Atmos】真ん中あたり
↑こちらの動画で松任谷正隆氏とGOH HOTODA氏が解説されてます
【参考】『浮動小数』と『整数』についてChatGPTに聞いてみました
『浮動小数点数』と『整数』の主な違いはデータの表現方法です。
・『浮動小数点数』は小数点以下の桁を含む数値を表現
・『整数』は小数点以下の桁を持たない
音声の場合、
浮動小数点数や整数の使用は、
その表現方法によって音質には直接的な影響を与えません。
音声データは通常、サンプル値として表現されますが、
そのデータ型自体が音質に影響を与えることはありません。
ただし、音声処理において
『浮動小数点数』や『整数』のデータ型が選択される際には
処理の効率性や精度、データの範囲などを考慮する必要があります。
『浮動小数点数』はより広い範囲の値を表現できますが、
『整数』は計算効率が高く、特定の用途においては適しています。
…だそうです。ではまた