音声SNS "clubhouse"って9年前に日本にあったよね・・・ #clubhouse #voicelink
1月前半からマーケッター繋がりの友人のFacebookタイムラインに頻繁に出てくるよようになった音声SNSのClubHouse。実際に使ってみました。
まず、知らない人へ”Clubhouse"の説明
いろんな場所で説明がUPされているので、ここにリンク貼っておきます
特徴的な機能は
1)2人しか招待できない(電話番号知っている人しか招待できない)
2)機能とフォローがしやすい
3)ルーム名(タイトル名)は変更できない
4)LIVE配信なので、聞き逃すと、もう聞けない(いまのところ)
マネタイズポイントいまのとこ不明・・・
この音声サービスClubhouseを実際に使ってみて思い出したのが、板倉雄一郎さんが2011年に始めたサービス”VoiceLink"
板倉雄一郎さんを知らない方はこの本を是非おすすめします
起業家を目指す人には必読の書。
板倉さんがハイパーネットを設立し大成功するも、銀行に梯子外されて1997年にハイパーネットが倒産、37億円の債務を負い自己破産するストーリーです。
そんな僕の世代のメンター的な存在の板倉さんが、2011年にスタートしたのがVoiceLink、2013年にサービス停止。このサービスがとてもclubhouseに似ていたので、当時のサービス内容を検索すると
- 音とコミュニケーションのライブ空間、音声SNS「VoiceLink™」
3月9日、世界同時公開!
「 The Communication Operating System (C.O.S.)™」
どんな人が聞いているかわかる。
どの意見に「いいね!」なのかわかる/どの瞬間にも「いいね!」できる。
どの個人に「いいね!」なのかわかる/どの個人にも「いいね!」できる。
何人が聞いているかわかる。
リスナーが直ちにスピーカーに転じる事ができる。
ルームリストから複数のルーム(会議室)を渡り歩く事ができる!
だから、
聴取者参加型のパーソナルラジオができる。
セミナーや講演ができる。
テキストでしかやりとりしていない友達の声が聞ける。
だから、
楽しい!
いまのclubhouseのコンセプトにそっくり!!!
米国発のこのclubhouseはVoiceLinkをパクったのかな・・・
板倉さん悔しいだろうな・・・
なんで2011年に流行らず2021年になって流行るのかを考えると
まず、このコロナ環境下で気軽にリアルな雑談の場(飲み会の場)がないから
Airpodsのようなワイヤレスイヤホンというデバイスがこのサービスを使い易くしているから
新規事業は世に出るタイミングがとても重要なんですね
これだけFacebookの自分のタイムラインにclubhouseの画面が出てくるのは、ZOZOスーツ以来、あの時あらゆるマーケッターの方々が絶賛していたのを思い出すと、このclubhouseもそんな道を辿るのかとふと頭をよぎります。
尊敬する板倉さんのサービスが違う場所で10年もの歳月をかけて世に出てきた感のある印象でした。
でもキャズムは超えないと思う・・・
以上