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けん玉とラジオ

コロナでけん玉を始める方が増えたり、ラジオを聞く人が増えたりと時代と共に色々変わったと思う。

自分自身、ラジオが聞きながらけん玉をしたり、時にはラジオ番組に投稿している。

また、最近はラジオ番組でけん玉の特集を組んだり、リスナーに見えないにも関わらず実際にラジオ番組でけん玉をするケースが見られるようになった。

そこで、ラジオ番組で登場するけん玉について紹介します。

ちなみに、何故このようなことを書こうと考えたかと言うと誰もやっていないと思ったからです。

・けん玉とラジオ番組の相性は本当に悪いのか?

テレビ番組でけん玉特集するとタレントやアナウンサーがけん玉にチャレンジしたり、名人がスゴ技を披露したりと映像があるから当然分かりやすい。

しかし、ラジオ番組となると音声だけなのでけん玉をする様子は当然リスナーに見えません。

なのに何故ラジオ局はけん玉を取り上げるのか?

それはトークだけでけん玉の強みや魅力を伝えることが出来るからである。

けん玉で集中力が身に付いたり、運動になる等あれこれトークしていくうちにあっという間に30分が立ちます。

また、けん玉をマイクに近づけて、けんと玉が当たる音を伝えるのもけん玉らしくていいと思うし、実際によく耳にする。

更に、四国放送やぎふちゃんラジオ等で全国放送される「三山ひろし演歌の夜明け」で、三山さんが「玉笛」という音を奏でる技を披露したこともあるのだ。今後けん玉でラジオに出演される方がいたら是非玉笛をやってもらいたいなあ。

なので、ラジオとけん玉は相性が悪いかどうか言われると決して悪くはないのである。

・最近のラジオ番組はSNSを活用している

昔のラジオはラジカセで聞き、ハガキ職人はハガキにネタを書いてポストに投函が普通だった。

しかし、時代と共にメールでネタが投稿出来るようになり、radikoの登場でクリアな音源が楽しめるようになり、ツイッターやLINE等を活用して番組公式SNSを立ち上げる番組も現れた。

まさに、そのSNSを利用して番組がけん玉をする動画をSNSにあげて、けん玉をする様子が見れるようになったのだ。

更に、最近は動画付きのラジオ番組(特に文化放送)が増えつつあり、それについて次の見出しで紹介しよう。

・動画付きラジオ番組ならではのやり方

文化放送超A&G+(以下超A&G+)の簡易動画配信やYouTubeの動画配信等、ラジオといえども最近はスタジオ様子を動画配信をするラジオ番組が増えつつある。

リスナーから送られた添付画像が紹介出来たり、パーソナリティーのリアクションが見えたりと動画ならではのことが沢山出来る。

つまり動画付きの番組ならけん玉をする様子が見れるのだ。

特に、超A&G+の番組ではよく目にすることがあり、「22/7のTHE CATCH」や「渕上舞のとりあえずまぁ話だけでも」など多く番組でけん玉に取り組まれた。ちなみに、文化放送の小道具にけん玉が存在する。

最近はRKKラジオ「福ミミらじお」のYouTube配信で、番組中に番組スタッフさんがけん玉をするようになった。

また、とある番組でけん玉の宇宙一周にチャレンジする企画があったが、挑戦者はけん玉初心者で、しかも難易度の低い日本一周や世界一周を飛ばしていきなり宇宙一周に挑もうとしていたのだ。こりゃいかんと思い、僕はその番組に宇宙一周の挑戦は無謀であるとメールで投稿し指摘した(そのメールは実際に番組内で紹介されました)。ツイッターで練習の様子を挙げる等頑張ってるなあと思ったが、チャレンジの結果は失敗。

なので、ラジオ関係のお仕事される方は、このようなことをされないようご注意下さい。

・けん玉に力を入れるラジオ番組

ラジオ番組の中には、けん玉に力を入れる番組も存在し、その番組3つを紹介しよう。

1.高橋麻里のたかまりっ!(文化放送超A&G+)

この番組は、声優の高橋麻里さんやリスナーが「高まる」こと、お題として「高まる〇○」など、兎に角「高まる」30分番組です。

この番組で高橋さんが様々なことにチャレンジするコーナーが存在し、その中にけん玉が含まれていたのだ。

2週間に1回くらいのペースでやっており、毎回日本けん玉協会の級位に挑戦していた。

リスナーからけん玉のアドバイスメール来るなど最終的には、飛行機が出来る5級か4級くらいまで進めることが出来ました。

2.小野坂・秦の8年つづくラジオ(ラジオ関西・ニコニコ動画アニたまチャンネル)

Twitter:@8nensan

この番組は声優の8年さん(小野坂昌也さん)と魚卵さん(秦佐和子さん)がパーソナリティーを勤める深夜ラジオで、大喜利やジングル等ハガキ職人を育てる番組となっています。

その番組で魚卵さんがけん玉が出来ることから番組内でパーソナリティーの2人やリスナーがけん玉をするようになり、AXELL株式会社がスマートフォンと連動するけん玉「電玉」を番組にプレゼントすることもあった。

また、番組イベントで実際にけん玉大会が開催され、イベントタイトルが「小野坂・秦の8年つづくラジオ~灯台どどどん~」。

タイトルに含まれる灯台はけん玉の技の灯台で、まさにけん玉をリスペクトする内容だったそうだ。

3.福ミミらじお(RKKラジオ)

HP: https://blog.rkk.jp/33/

Twitter: @33fan

この番組は塚原まきこさんがパーソナリティーを務める熊本の平日お昼の生番組で、最近放送3100回を越えました。

この番組では塚原さんや番組スタッフさんがよくけん玉をされており、番組内でけん玉部が発足。

今回取り上げる番組の中で最もけん玉に力を入れる番組です。

塚原さんは鹿児島のオンラインけん玉教室でけん玉の腕を磨き(熊本にけん玉教室がないため)、現在日本けん玉協会の1級です。

8年つづくラジオ同様に、福ミミらじおがキッカケでけん玉を始めるリスナーが沢山現れ、けん玉をする動画をツイッターにあげる方もいるのだ。

まさに、熊本にけん玉文化が普及したのは、福ミミらじおのおかげといっても過言ではありません。

そして、福ミミらじおのけん玉部を知った僕は面白そうやなあと思い、熊本に住んだ経験がないにも関わらず、その企画に乗っかりました。

更に、番組の企画でzoomを活用したけん玉練習会が行われ、番組スタッフさんやリスナーさん達と一緒にけん玉を練習し、僕はけん玉先生として参加しました。

番組内でけん玉をの普及や技術向上に取り組まれた結果、競技用けん玉「大空」を製造する山形工房やスマホと連動するけん玉「dendama」を手掛けるaxell社などけん玉に関わる会社や人物が注目するようになり、山形工房が自社のけん玉やグッズをプレゼントされた。

・けん玉専門のラジオ番組

意外かもしれないが、けん玉専門のラジオ番組も存在する。stand fmの「DWIラジオ」というけん玉にまつわる番組や一度限りであったがラジオ沖縄でけん玉の番組がそうだ。

・最後に

僕自身けん玉とラジオの視聴投稿が好きでとにかく続けた結果、自分では想像出来ないことが体験出来ました。

特に、とある声優のイベントでひょんなことから憧れの声優さんにけん玉を披露する機会があったが、当時観客で見ていた別の声優さんが僕のけん玉を見て感動したと自身のラジオ番組で言ってもらえた時は特に嬉しかったです。

なので、けん玉とラジオは辞められそうに無いです。



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