中国で使えるおすすめVPN【2024年10月~12月検証】
中国でネット検閲を回避するための代表的な方法がVPNです。
しかし、中国ではVPNにも規制がかけられているため、利用できない、または接続が不安定になるケースがよくあります。
今回もVPN Lifeの現地スタッフの協力を得て、中国で使えるVPNを検証したので報告いたします。
VPN Lifeによる検証結果
早速、検証結果を報告します。
VPNの接続検証を実施した都市
2024年10月から12月では、主に以下の都市で検証を実施しました。
天津市
上海市
昆山市
蘇州市
南昌市
余姚市
12vpxは相変わらず安定感抜群
中国で相変わらずの安定感を誇っているのが12vpx(旧12vpn)です。
場所、時間帯問わず安定して接続可能で、日本サーバーの種類も豊富です。
iPhone専用アプリ「Floxcore」を使うと、中国用サーバーで大阪が1つ、東京が7つから選択可能です。
近年の値上げの影響もあり、他のVPNに比べて料金は高くなっていますが、中国で安定した接続を実現するなら欠かせないVPNです。
中国から公式サイトにアクセスできる専用リンクも、依然として利用可能な状況です。
VPN Lifeのクーポンを利用すると、12vpxを30%OFFで利用できるようになります。
詳しくは12vpxのレビューページをご覧ください。
MillenVPN Native OpenConnectも安定
「MillenVPN Native OpenConnect」も引き続き安定しています。
中国渡航前に専用アプリをダウンロードし、パスワードとサーバーロケーションを事前にセッティングしておく必要があるのがデメリットです。
また日本のサーバーしか選択できない点にも注意です。
一旦設定できてしまえば、現地ではボタン1つで接続可能なので、そこまで不便ではありません。
たまにサーバーに接続できなくなるケースがあるので、事前のセッティングで複数のサーバーに接続できる状態にすることをおすすめします。
ExpressVPNはサーバーによって安定感が異なる
ExpressVPNは、相変わらずサーバーによって安定感が異なります。
前回同様、シンガポールのサーバーが比較的安定して使えました。
中国で使えないVPN
冒頭で解説したように中国はVPNサービスを規制しているので、利用できないVPNもいくつかあります。
今回の検証では、NordVPNがそれに該当します。
NordVPNは、難読化サーバーによって中国での利用も可能としていますが、検証した限りでは利用できませんでした。
ネット上でもNordVPNは利用できなかったという声がいくつか見られます。
中国では2つ以上のVPNを契約すること依然として必須
サーバーの選択肢が豊富で、安定している12vpxだけあれば十分と言えるかもしれませんが、中国のインターネット接続ではどのような問題が起きるかわかりません。
ですので、中国でVPNを利用するなら、やはり2つ以上契約しておくことをおすすめします。
万が一1つのVPNサービスへのアクセスを規制された場合に、予備としてもう1つを持っておくと、リカバーできます。
中国でおすすめのVPNについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
動画もあわせてご覧ください。