絵と文字でビジネスを加速する方法〜ビジュアル・ファシリテーションのすべて〜
目次
はじめに
ビジュアル・ファシリテーションを使おう
誰でも学べるライブ・ドローイング
実践するためのヒント
本書の目的と構成
脳科学やセルフコーチングを活用した学び方
脳科学を使う
ニューロン・リサイクル仮説を使う
ミラーニューロンを使う
セルフ・コーチングを使う
無意識を使う
抽象度を上げる
臨場感を上げる
仮説検証を使う(予測する、遡及的に推理する)
事前調査する
遡及的に推理する
図解の基本スキルと応用方法
絵心の正しい意味を知る
「絵心がない」はない
他の人から学ぶ
息をするようにかく(練習しない)
図解の本質(見えない関係性や時間をかく)
関係性をかく(構造を明らかにする)
時間をかく(プロセスや締切を明らかにする)
見えるモノをかく
3つの要素でかく
ヒトは前方後円墳さんでかく(顔の向き、感情、表情)
モノはアイソメ図の長方体でかく(建物やガジェットをかく)
アドラー心理学とグループダイナミクスから学ぶファシリテーション編
アドラー心理学から学ぶ(目的論、課題の分離、怖れを手放す)
目的論
課題の分離
怖れを手放す
他者貢献
グループダイナミクスから学ぶ
タックマンモデル
4つのスキル
6つのプロセス
ビジュアル・ファシリテーションの事例とメリット
プロジェクト・マネジメントでチームのパワーを引き出す
プレゼンテーションやセミナーで聴衆の理解と記憶を高める
ミーティングやブレストで参加者の発言とアイデアを引き出す
ワークショップや研修で参加者の協働と学習を促進する
結論
ビジュアル・ファシリテーションは、ビジネスに役に立つ
ビジュアル・ファシリテーションは、学び方を学べば必ず学べる
アドラー心理学とグループダイナミクスから学ぶファシリテーション編
タックマンモデル
タックマンモデルとは、チームが成熟する過程を5つの段階に分けたモデルです。このモデルを知ることで、チームの状態や課題を把握し、適切なファシリテーションを行うことができます。
タックマンモデルの5つの段階は以下の通りです。
フォーミング(形成):チームが結成されたばかりの段階。メンバーは互いに様子見をしながら、目標や役割について確認する。
ストーミング(紛争):チーム内で意見や価値観の違いが表面化し、対立や摩擦が起こる段階。メンバーは自分の立場や考え方を主張しようとする。
ノーミング(規範化):チーム内で信頼関係や協調性が高まり、共通のルールや方針が定まる段階。メンバーは互いに尊重し、協力しようとする。
パフォーミング(機能):チームが高いパフォーマンスを発揮し、目標に向かって効率的に作業する段階。メンバーは自律的に責任を果たし、創造的な解決策を提案する。
アジャーニング(解散):チームが目標を達成し、解散する段階。メンバーは成果や経験を振り返り、感謝や評価を表す。
タックマンモデルでは、各段階に応じてファシリテーターの役割やアプローチが異なります。以下に具体的な例を示します。
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