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アラフィフ旅 行きたいときが 行くべき時

字余り

アラフィフの禁句は「そのうち・・・」

よく、「老後は夫婦二人でのんびり海外旅行を・・・」とか「海外旅行?そのうち落ち着いたらね」という台詞がありますけど・・・

健康といふものは本当に脆いものなのですよ、アラフィフにもなると・・・

今日健康だからと言って明日も健康とは限らない、いやほんとに。

仮に健康を維持していたとしても、体力というのは本当に年齢と反比例して減っていきます。
10年前、楽しめたコースがもう今は楽しめない、ということも普通に起きてくるのです。

そして悲しいかな、「老後夫婦二人で海外旅行・・・」というのも、健康上の理由だけでなく老後になった途端、妻から離縁状を叩きつけられ・・・というパターンも少なくないご時世。
本当に未来にすがっている場合ではないのです!

また社会情勢によってももう行けなくなってしまう場所も出てきますよね。

私は2018年~19年頃、ロシアのエルミタージュ美術館に行く計画を立てていたのですが、なんとなくムンクの叫びが見たくなって、結局ロシアじゃなくてノルウェーに行ってしまったのですよ。

いや、確かにこれはこれで素晴らしかったですよ

正直「ま、ロシアもいつでも行けるしね」という気持ちだったのですが、2020年からあの悪夢のコロナ流行、そして戦争突入・・・もう美術館どころか、ロシアに行くことも出来なくなりました。

あと、いつぞやのバーミヤンの遺跡のようにテロにより見たかった文化遺産が破壊されてしまう可能性も0ではないご時世になってしまいました。

もうね、本当にちょっとでも「見ておきたいな」と思うものがあったら他を節約しまくってでもそれを見ることに掛けるべきだと思います。

確かに異常な円安、物価高ですのでね。
なかなか躊躇するものがありますが・・・

何億、何十億する絵画、そしてそれは数百年の時を経て目の前に存在するものなのです。それを思うと私はいつも財布のひもが脱力してしまいます。
それ位かける価値がある!って、思うの、私はね。

でもやっぱり少しでも安く・・・となるのは人の常。
そうなると体力の方で補うという方法がありますよね。
直行便だとより高いから乗り継ぎ便で、不便な時間、場所のルートを取るとか。
そうなると体力が必要だから日々の鍛錬が必要になりますが、それは結局自分の健康寿命を延ばすことにもなるのでいいことづくめ。

高いから、体力無いから、休めないから・・・厳しい条件は沢山あると思いますが、50を過ぎたら「もしかしたらもうこの先〇〇を見ることが出来なくなるかもしれない」という心構えで向き合ってみるのも大事なのではないかと思います。

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