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【数字で見る関の地域5】西部地域(千疋・小金田・保戸島)の良さと課題とは?
地域の課題は地域で取り組むためには、まず、それぞれの地域がどんな課題を抱えているのかデータで把握しなければなりません。そのための連載企画「数字で見る関の地域」。
今回は関市の西部地域のご紹介です。
人口も1万人(11,773人)を超える大きな地域。
高齢化率(30%)、18歳未満同居率(27.1%)は関市全体の平均値とほぼ同じです。
この地域の課題として、真っ先に挙げられるのは、やはり、水害対策です。
保戸島地区をはじめ、川に挟まれた地域であり、これまでも何度も水害がありました。
先人の知恵で、治水が行われてきました。
長良川の霞堤や陸こうがあるのもこの地域。
霞堤とはあえて、切れ目がつくってある堤防のこと。
増水の際には、そこから水を入り込ませてあえて浸水を作り出すことで
集落へ氾濫しないようにしてあります。
以前、平成30年豪雨の際にも、霞堤に水がながれ、陸こうのゲートを閉めて集落への大きな氾濫は避けられました。
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また、実は、2019年のデータでは、65歳以上の高齢者の「主観的健康感の良いものの割合」が下から2番目、経済的不安感があるものの割合も下から3番目と良くない数値でしたが、2021年には、どちらも市の平均をうわまるようになりました。
良い点としては、「生きがいを持っている高齢者の割合」や「趣味を持っている高齢者の割合」が高いこと。
生きがいを持っている人の割合は51.3%。市の平均は49%
趣味を持っている人の割合は65.1%、市の平均は61.6%
幸福感を感じる人割合の平均より高くなっていることにつながっていると思います。