memo #2
10年以上ずっと暮らしてきた家を離れて、特に何かが始まる予定があるわけでもないのに、まるで新学期が始まるような、買ってきた新しいノートを開いたときのような心境で今引っ越しの準備をしているのですが、お金かかって仕方がないです。あと時間も。
色々ひと段落して来たら体の中が入れ替わった自分のままで、漫画描きたいな。てなことで、ここに多忙の日々で忘却の中に溶け切らないよう受けたインスピレーションや創作のアイディアとかを書き留めときます。
・人は蓄積された思い出の数だけ時間を感じる。すなわち経験している物事の間でしか、記憶の中では生きていない。
・人を感動させることを考える時は、まず自分が何に感動するかを見つめる。心とは何か、心の中で動くものとは何なのかを考えるのではなく、自分が感動したことは突き詰めると「五感から受け取った情報」なので、
目で見たどんなところが美しいか、色なのか形なのか。耳で聞いたどこが心地いいのか、震えなのか息なのか。
などを自分の中に落とし込む。
・ヒビが入っているところに他のヒビがはいると、先にヒビが入っていたほうの線で止まる。
・絵における物語を感じられるぶんの余白と、モチーフの情報量のバランスおよび説得力
・子供が立派に成長している姿を見せてあげることが、何よりの親孝行になる