ソードワールド2.5リプレイ 《空の麓》キャンペーン 第七話「デュランディルの遺産」後編

はじめに

この記事は2021/10/6~9に行われた「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のセッションログを再編集したリプレイです。
読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。
前編はこちら

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE
(C)KADOKAWA

リビルドについて

第七話に入る前、GMから一部リビルド許可が発令された。
内容は「Bテーブル技能レベルが1で止まっている技能に限り、未修得状態に戻して経験点を500点還元して良い」というもの。
カナリカはレンジャー技能、キアはスカウト技能を未修得にした。

0. これまでのあらすじ

◆前回までのあらすじ◆
《キングスレイ鉄鋼共和国》第一都市《キングスフォール》に集まった、キングスレイ各地の冒険者ギルド支部長達。
そこでPC達の所属する《空の麓》亭の支部長・ジムレドはPC達が手に入れた剣型の首飾りが「超高密度マナ構造体」である可能性を示唆する。

真語魔法の専門家である《大地の見張り》亭支部長・シタンの助言により、PC達は《オルフィード湖国》に住む《湖面の魔女》ユーラウゼン=ローハイムメイレンという人物を訪ねることになる。

大破局を生き延び、魔法文明時代の知識を継承すると言われている件の魔女であれば、きっと首飾りの更なる手がかりを持っている……という目算だ。
PC達はキングスフォールで装備を整えたあと、東に向かうためグランドターミナル駅の長距離特急ホームへと集まった。

1. 《ドーデン横断鉄道》

200505 駅舎背景2 ガウスぼかし30

ジムレド:「そろそろ列車が来るよ。アンタ達、忘れ物はないだろうね?」

00 ジムレド

絵:シロクニさん

◆NPC解説◆
“智を編む者”ジムレド=オールスリーヴ/ドワーフ/女性/200歳(?)
冒険者ギルド《空の麓》亭の支部長。ちっちゃい。
冬場は薪ストーブに限界まで近づきながら本を読むのが好きらしい。
実は魔動機文明時代の技術や知識に詳しく、物品の解析や鑑定などを得意とする。

イズール:「もちろん!掘出し物の装備も手に入れたし、遠征の準備はばっちりだ」

イズール

絵:シロクニさん

キャラクター:イズール・ローランド/男性/19歳
プレイヤー:シロクニ
種族:リカント(イタチ)
技能:フェンサーLv5/スカウトLv4/エンハンサーLv3/アルケミストLv1
戦闘特技:囮攻撃、武器習熟A/スピア、必殺攻撃
装備:ピラー(槍)、ショートスピア(槍/投槍)、
   ハンドアックス(斧/投斧)
   バックラー(回避用盾)、ソフトレザー(革鎧)
称号:《レイピア》級

概要
身軽なリカントの斥候。 リカントの男性としては小柄な体格を補うため、リーチに優れた槍を得物としている。

この一ヶ月で錬金術を学び、近接攻撃を瞬間強化する賦術を身につけた。
遺跡での探索を始め、敵との遭遇時は先制攻撃を担当するパーティのメインスカウト。

カナリカ:「大丈夫。マスターと離れるのが寂しいよ」*腕にバイクを収納した腕輪を付けてる

画像4

絵:滑郎さん

キャラクター:カナリカ/女性/20歳
プレイヤー:滑郎
種族:ルーンフォーク
技能:フェンサーLv5/ライダーLv4/コンジャラーLv3
戦闘特技:防具習熟A/非金属鎧、魔力擊、マルチアクション
装備:サーベル(片手剣)、ショートスピア(手槍)アラミドコート(布)
称号:《ブロードソード》級

概要
剣と槍、魔動バイクを操るルーンフォークの女性。
魔動バイクと武器を併用したコンビネーション攻撃は抜群で、パーティの切り込み隊長を自負している。

近接攻撃と魔法を織り交ぜた対応力が持ち味で、支援や回復もある程度はこなせるオールラウンダー。

ルクス:「観光は楽しみました。私も準備は万全です」

ルクス

絵:やづやさん

キャラクター:ルクス・マルガメス/女性/50歳
プレイヤー:やづや
種族:リルドラケン
技能:ファイターLv5/エンハンサーLv3/レンジャーLv4
戦闘特技:かばう、武器習熟A:盾、ガーディアン
装備:グレートパリィ(大盾)、プレートアーマー(金属鎧)
称号:《レイピア》級

概要
大盾を武器とするリルドラケンの女戦士。
重厚な金属鎧に大盾、更に自身の鱗の皮膚で鉄壁の防御を誇り、更に呼吸法で自身を強化して凄まじい防御性能を持つ。

更に大盾を打撃武器として使い、強力なアタッカーとしても立ち回る。
冷静沈着な性格も相まって戦闘の要とも呼べる存在。

キア:「《ガン》の調整も無事済みました。早く試してみたいものです」

キア

絵:幽月こん@kon_yus様

キャラクター:“冒険家(パスファインダー)”キア・コレット/女性/15歳
プレイヤー:侘助
種族:リカント(アライグマ)
技能:シューターLv5/マギテックLv4/セージLv3
戦闘特技:ターゲッティング、武器習熟A:ガン、魔力撃
装備:ロングバレル(銃)、ハードレザー(革鎧)
   サーペンタインガン(拳銃)
称号:《ブロードソード》級

概要
礼儀正しいアライグマのリカント。
冒険者としての通り名は”冒険家(パスファインダー)”であり、これは彼女の両親のものを引き継いでいる。
前文明の技術である”魔動機術”の技師であり、戦闘時は《ガン》を使った強力な銃撃で戦う。

「バヨネット(銃剣)」を購入し、特技《魔力撃》を修得するなど近接戦闘の準備を進めつつあるようだ。

クロウリー:「久しぶりに師匠の処に顔出すだけ。ちょっとした旅行だな」

210805 クロウリー3

絵:のっち

キャラクター:チャールズ・C・クロウリー/男性/28歳
プレイヤー:のっち(GMと兼任の半NPC)
種族:人間
技能:コンジャラーLv5/アルケミストLv4/セージLv3
戦闘特技:魔法拡大/数、ターゲッティング、魔法収束
装備:メイジスタッフ(杖)、クロースアーマー(布服)
称号:《ブロードソード》級

概要
錬金術と操霊魔法を修める人間の男。
二つの技術を組み合わせ、パーティの強化・回復から敵の妨害までこなす。

単独での戦闘は苦手だが、魔法文明・魔動機文明をはじめとする文明全般と魔物に関する広範な知識を持ち、それを以てパーティをサポートする。

ジムレド:「せっかくの都会を満喫させてやれず残念だが……クロウリーの言うとおり、湖国までの旅を楽しむんだね」
ルクス:「私も、これほどの長旅は初めてですよ」

ジムレド:「そう急ぐ旅じゃない。いろんな物を見てみるといい」
ジムレド:「……何かあったら、魔動報か手紙を寄越すんだよ。大抵の駅で扱ってるはずだからね」*念を押すように

キア:「(なんだか……)」
キア:「本当にお婆ちゃんみたいになってますね」
ジムレド:「心の声が漏れてるよッ!」

カナリカ:「勿論手紙は出すよ。マスターもお返事くれるとうれしいな」
ジムレド:「こっちからはアンタ達の居場所がわからないから出しにくいんだよ。重要な手紙は大きな駅で止めるようにして出すがね」
カナリカ:「そっか……でも、また会えるもんね。我慢するよ!」

GM:そうこうしているうちに、ホームに大型の列車が入ってくる。
《キングスフォール鉄鋼共和国》-《ゴケルブルグ大公国》を結ぶ《ドーデン横断鉄道》を走る、最新鋭の魔動列車だ。
出発までにはまだ15分ほど時間があるが、既にホームには大勢の人々が立ち並んでいた。

2. 幼馴染、ダンテ

GM:そんな時、人ごみの向こうからイズールを呼ぶ声がする。

イズール:「ジムレドさんの手料理ともしばらくお別れか……って、うん?」
???:「イズール、おいお前、イズール・ローランド……だよな?」
イズール:「イズールは確かに俺だが……って……」*呼びかけられた声に振り向いて固まり

GM:人ごみを掻き分けながら、大柄な人影がPC達に近づいてくる

201108 穢持ちリカント2

◆NPC解説◆
ダンティリエ・アッシュファング(男性/リカント/20歳)

イズールと同じ集落で育った狼のリカント。
幼い頃から体格と運動神経に優れ、喧嘩では負けたことがない。
集落が蛮族に襲われた際にイズールとは離れ離れになっていたが、いつの間にかドーデン地方に流れてきていたようだ。

イズール:「嘘だろ……!?まさか、お前ダンテか!?」*はぐれないよう手を振り返し
ダンテ:「おいおいマジかよ。まさか故郷からこんなに離れた土地で、幼馴染と再会するなんて……あぁ、ライフォスの導きよ!」*嬉しそうに両手を広げ、イズールの肩を抱く

◆GMのメモ◆
ライフォスの導き

思いがけぬ縁や巡り合わせに対する感嘆の意を表す感嘆句。
ライフォス信徒でなくとも、ラクシアでは一般的な語彙のようだ。
GMがセッション中に考えた。

ダンテ:「こんな所で何やってんだ? つーか此処、長距離列車のホームだろ? 東に行くのか?」*矢継ぎ早に

カナリカ:「(誰だろう? イズールの知り合い?)」
ルクス:「(賑やかな御仁ですね……)」

ダンテ:「おっと、悪い悪い。そっちの人たちは? 今の仲間か?」
イズール:「一緒に組んでる《空の麓》のみんなだ、すっげー頼りになるんだぜ!」

カナリカ:「カナリカだよ。バイク乗りの剣士さ」*笑顔で
キア:「こんにちは。キアと申します」*ぺこり
ルクス:「ルクスです。よろしく」*会釈
クロウリー:「俺はクロウリー。操霊術師だ」

イズール:「キアさん、カナリカさん、ルクスさん、クロウリーさん。コイツはダンテ……同じ村の友達で、随分前に……別れたっきりだったんだ」
キア:「そうだったのですか! こうしてまた巡り合えるとはライフォス様に感謝ですね」
ダンテ:「珍しい話でもないだろうが、俺たちの住んでた集落が蛮族に襲われたのさ。ま、今の俺なら妖魔くらいは屁でもないがね!」
イズール:「冒険者になってから、今が一番うれしいかもしれねえ……ライフォス様に感謝、だな」*顔のあざを見つつ

カナリカ:「なるほど、離れてた幼馴染か。元気そうで何よりだよ」
クロウリー:「俺たちはこれから仕事で《オルフィード湖国》に向かうとこだが、お前さんは?」
ダンテ:「オルフィードか……いいな。 俺は特にアテもなく、そろそろ東に行ってみようかと思ってたところだ」

ダンテ:「アンタ達が良ければなんだが、どこか途中まで俺も付いて行っていいかい? 腕には自信あるぜ」
カナリカ:「それはもちろん。イズールも喜ぶよ」
クロウリー:「俺としても歓迎だぜ。リカントの戦士は頼りがいがある」
キア:「えぇ、是非ともよろしくお願いします」
ルクス:「心強い仲間が増えるのはいいことです」

イズール:「そりゃ嬉しいが……交通費はあるんだろうな?」
イズール:*なければ奢るぞ、の意
ダンテ:「ハハッ、気にすんなよイズール。前の仕事でデカい儲けがあったんだ。金ならしっかりある!」*イズールの背中をパシパシ
イズール:「そりゃあいい!しばらくの間、よろしくな!」*拳を差し出し

カナリカ:「うん。ふふ……ほほえましいね」
クロウリー:「幼馴染か、いいねぇ」

ダンテ:「そろそろ列車が出る時刻だ。乗ろうぜ!」

3. 出発

210818 背景3

GM:◆描写◆
魔動列車がグランドターミナルを出て数時間。
車窓の外を流れる景色は国境付近に差し掛かり、荒野から徐々に草原へと変わってきていた。

ドーデン地方を《キングスレイ鉄鋼共和国》から《ゴケルブルグ大公国》に渡って横断する《ドーデン横断鉄道》。
PC達が乗り込んだのは、その横断鉄道を通行する《地方横断特別急行》、通称地方特急であった。

午前9時頃時に《キングスフォール》を出発した地方特急は横断鉄道を東へと進み、《アインスアスト》と呼ばれる駅を目指す。
《アインスアスト》は「第一分岐」の意味を持つドーデン地方語で、この分岐を北上すると《マグノア草原国》に繋がるローカル線となる。
《キングスフォール》-《アインスアスト》間は途中の補給なども含め所要時間約8時間程度とされており、到着予定時刻は午後17時である。

空の麓キャンペーン用地図 第七話2

◆GMのメモ◆
Inkernate World様で作成したドーデン地方マップ。
《アインスアスト》はキングスフォールから東へ向かう旅人の最初の目的地となる街であり、それなりに宿場町として発展しているらしい。

ダンテ:「見ろよ、グランドターミナル駅の塔があんなに小さく見えるぜ」
クロウリー:「《キングスフォール》-《マグノア》間は起伏に乏しい草原地帯だから、見晴らしが良いんだな」*車窓を眺めながら
キア:「こんなところをバイクで走ったら気持ちいいでしょうね~」
カナリカ:「なるほど。追いつけるならやってみようかな……?」
ルクス:「速いものですね」

イズール:「何度見てもすげえよな……馬車なんかよりずっと早く走ってるなんてさ」
イズール:*景色を見つついつもより多く尻尾を振っている
ダンテ:「全くだ。ブルライトからドーデンに渡ってきた時は、景色どころじゃなかったからな」
ダンテ:「魔動機文明万歳だぜ。こうも快適な旅ができるとは……」

イズール:「そうだ!ダンテは何でドーデンに来たんだ?
イズール:「ブルライトからドーデンって、めちゃくちゃ遠いだろ」
ダンテ:「ん? あぁ、まぁ何ていうか……」
ダンテ:「恥ずかしい話、実は覚えてないんだ」
ルクス:「覚えてない?」

ダンテ:「理由はコレよ」*顔の痣を指差す
キア:「やはり……穢れですか」
イズール:「なるほど、な……」*顔から視線を逸らし
ダンテ:「イズールは上手く逃げられたみたいだが……どうやら俺は集落が襲われた時、一度死んだみたいなんだ」
ダンテ:「が、俺を瓦礫の下から引っ張り出して蘇生した物好きが居たらしくてな。 意識がはっきりするまでは、どうもぼんやりするらしいんだ」

カナリカ:「穢れ、か……」
カナリカ:「私はルーンフォークだから、それがどういうものか実感がないんだよね」*首の硬質部を指し
ダンテ:「ん、ルーンフォークって魂が穢れないんだっけか?」
クロウリー:「ルーンフォークは蘇生しても穢れが発生しない、ほぼ唯一の種だな。代わりに直近一年の記憶が飛ぶのは困りものだが……」
カナリカ:「幸い、私の記憶は無事みたいだけど、いつかそういう日がくるのかもしれないな……」

ダンテ:「穢れってのは、まぁロクなもんじゃないぜ」*カナリカに
ダンテ:「なんせ大きな街の中で頭や腹が痛くなるんでな!ガハハ!」*大げさに頭と腹を押さえるジェスチャー

ダンテ:*イズールが自分の顔から目を逸らしているのに気づき
ダンテ:「つーかよぉ、イズール」
イズール:「な、なんだよっ」*犬歯を見せて威嚇

ダンテ:「久しぶりに会った仲間の顔を直視しねぇのは失礼なんじゃねーか~!? おらおら!」*イズールの髪と耳をわしゃわしゃ
イズール:「うるせ~~~~~!!!勝手に撫でんな!前以上にデカくなりやがって!!!」*言葉とは裏腹に泣き笑いしつつ

キア:「あらあら……」微笑ましく眺める
ダンテ:「がははは! チビは相変わらずだな! 得物でリーチを補ってるのは偉いぜ」

カナリカ:「あはは。イズールはまだ若いんだから、これから追いつけるかもしれないよ」
イズール:「そ、そうだな……そうだろ……」*ダンテの背丈を見て声が小さく
ダンテ:「ま、そこのリルドラケンの姐さん程じゃないかもしれんがお前もリカントだ。きっとデカくなるさ」
キア:「そうですよ、むしろ低身長の方がアドバンテージもありますし」

ダンテ:「身軽さが売りの斥候なら、むしろ小柄な方が有利かもな」
ダンテ:「俺はガキの時分、喧嘩とチャンバラと力比べは誰にも負けなかったが……」
ダンテ:「駆け比べと木登りじゃいつもお前に負けてたもんだ」
イズール:「そりゃー、身軽さがなかったらやってけねーからな……ま、今は自信をもってるが」
イズール:「俺はもっとお前みたいに力持ちになりたかったよ。いっつもチャンバラで吹っ飛ばしやがって」
ダンテ:「ハハハ、悪かったって。 まぁ向き不向きってやつかな」

クロウリー:「……しかし腹減ったなぁ。そろそろ昼時だろ」
クロウリー:「出発したのが朝の9時で、《アインスアスト》の街に着くのは17時の予定だ。駅で何か買ってくりゃ良かったぜ」
キア:「干し肉噛みます?」*携行品から
クロウリー:「お、悪いなキア。宿に着いたら一杯奢るぜ」

クロウリー:「ところで、今日の宿は《アインスアスト》の街になる」
クロウリー:「《アインスアスト》ってのは、ドーデン横断鉄道から《マグノア草原国》の方に向かうローカル線への分岐がある街でな」
クロウリー:「キングスフォールから丸一日の距離にあり、物流管理にもちょうど良いってんで宿場街になってるのさ」

イズール:「ほぉー……それならけっこう大きそうな街だな」
カナリカ:「名物なんかはあるのかな?」
クロウリー:「人口はそうでもないし、街そのものの名産品というものはないな……」*ドーデン地方各地の情報が記載された書物を広げながら
クロウリー:「ただ、マグノアの国土が擁する広大な農地で作られた作物や畜産物が集まってくる。キングスフォールへの輸出のためにな」

ダンテ:「ってことはよ……新鮮な肉、あるんじゃねぇか?」
キア:「羊肉とか……そういう感じですか?」
イズール:「うまい飯がありそうだな……」
カナリカ:「なるほど、いろんなグルメが楽しめるかもしれないんだね」
ダンテ:「塩辛い保存肉も酒のアテにはちょうど良いんだが、肉汁滴るステーキや羊肉の串焼きは格別だろうな」
ダンテ:「……楽しみだぜ!」
イズール:「だな!」

4. 不審な鳥

GM:◆描写◆
それから更に数時間、車窓の外では草原の彼方に夕日が傾き始めていた。
上空には、数羽の猛禽が舞っているのが見える。草原の中に獲物を探しているのだろうか。

GM:それでは、難易度11の魔物知識判定またはレンジャー観察判定パッケージをお願いします

カナリカ:2d6+4+3 ライダー観察判定パッケージ
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[5,6]+4+3 → 18
成功!

キア:2d+7 魔物知識判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 3[2,1]+7 → 10
→失敗……

クロウリー:2d6+3+4+1 //魔物知識判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1) → 4[1,3]+3+4+1 → 12→成功!

ルクス:2d6+4+1
<BCDice:ルクス>:DiceBot : (2D6+4+1) → 9[3,6]+4+1 → 14
成功!

GM:成功したPCは、「昼行性の猛禽が夕刻から得物を探しているのは不自然である」ことに気付きます。
GM:更に……レンジャー技能持ちの方のみ難易度12で異常感知判定をお願いします。

ルクス:2d6+4+1
<BCDice:ルクス>:DiceBot : (2D6+4+1) → 7[3,4]+4+1 → 12
成功!

GM:ではルクスさん、「こんな時間に猛禽が飛んでいるなんて珍しいな」と思いながら車窓を眺めていると……
GM:その脚に、小さな人影がしがみついている様に見えました

カナリカ:「……すぅ」*列車の振動が心地よくて居眠り
キア:「ルクスさん? ……どうしました?」
ルクス:「……?」*目をしばたく

GM:しかし、確認する前に猛禽の群れは雲間へと姿を消してしまいます

ルクス:「いえ、何かが鳥の脚にしがみついていたような気が……」
クロウリー:「獲物か? こんな時間に狩りとは珍しいが……」
ルクス:「見間違いかもしれません」
キア:「念のため、注意しておきましょうか」*荷物から《ガン》を取り出し傍らに立てかける

イズール:「ん? 何かあったのか?」*全く気付いてない
ダンテ:「早く《アインスアスト》に着かねぇかなぁ」*お腹空いた

GM:◆描写◆
PC達が不審な猛禽を目撃したあと、更に2時間程が経過した。
列車内に取り付けられた魔動式スピーカーからは、列車の到着がやや遅れており到着予定時刻が17時30分となる旨が聞こえてくる。

いつの間にか空は曇り、夕焼け空が薄暗く雲に覆われている。

GM:それでは……スカウトとレンジャー持ちの皆様
GM:「異常感知判定」を難易度13でお願いします
GM:ちなみに、先の猛禽の人影に気づいているルクスさんの判定には+2の修正がつきます

ルクス:2D6+4+1+2
<BCDice:ルクス>:DiceBot : (2D6+4+1+2) → 3[2,1]+4+1+2 → 10
失敗……

イズール:2d6+4+2 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 8[2,6]+4+2 → 14
成功!

ルクス:見間違いだと思ったままでしたね

GM:◆描写2◆
斥候や野伏の心得のあるPC達は、列車の真上に幾羽もの猛禽が列車を追うようにして飛んでいることがわかる。

イズール:「おい、これ何か妙じゃないか」
ダンテ:「……野生の鳥にしちゃおかしいな。まるでこの列車を囲もうとしてるような……」
クロウリー:「暗くて見えねぇよ。お前らの目はどうなってんだ」

GM:続いて、PC達の乗り込んでいる車両の上に何かが飛び降りてきたような物音が何度も響いてくる。
同時に前方・後方の車両で乗客たちの悲鳴が上がり、窓が割れる音や激しく争い合う音が聞こえてきた!

キア:「敵襲ですッ!」*ロングバレルを掴み立ち上がる
カナリカ:「……はっ! 本当かい?」*目を覚ます
ダンテ:「どうやらそうみたいだな。物音からして……小柄な妖魔が上から降ってきたってとこかぁ?」*拳を鳴らしながら立ち上がる
イズール:「まったく……のんびり気分とはいかなくなっちまったな」
クロウリー:「ちくしょうめ、ゴーレムの準備は無いぞ」

GM:スピーカーから車掌の声が響く。
「当列車は蛮族と見られる集団に襲撃を受けています! 冒険者の方は応戦願います!」
「車掌権限にて、蛮族退治の臨時依頼を発令します!」

ダンテ:「おそらくだが、連中の狙いは機関室だろう」
ルクス:「先頭の……動力部を積んだ車両ですか」
ダンテ:「あぁ。蛮族列車強盗団の常套手段なんだが、まずそこを叩いて列車を止めさせるんだ」
カナリカ:「なるほど。走ってない列車なんて、ただの大きな的だからね」
キア:「防衛戦というわけですね……」

イズール:「今のうちに変貌しておくか」*獣変貌
ダンテ:「俺も。射手の姉ちゃん、通訳頼んだぜ」
キア:「わかりました。リカント語はクロウリーさんも解りますよ」
クロウリー:「」*無言でサムズアップ

GM:それでは……
GM:PC達の乗っている車両に、後方車両から数名の乗客が入ってくる。
服装や装備からして、冒険者のようだ。

210821 マギシュー&スカウト

冒険者A:「ん、アンタ達も冒険者? さっきの放送聞いてた?」
カナリカ:「あぁ、聞いてたよ……皆がね」*うたた寝してたので

冒険者B:「魔動列車の車掌には、列車が襲撃を受けた際に臨時で乗り合わせた冒険者を雇う権限が付与されているのです」
冒険者A:「それで、私たちはこの列車を襲撃してきた賊を撃退して報酬をもらうことにしたってわけ。アンタ達も乗るでしょ?」

イズール:『もちろん。準備はできてる』*変貌済ませ
キア:「えぇ、そのつもりです」

冒険者A:「OK、共同戦線ね。 じゃ早速だけど二手に別れましょ」
カナリカ:「オーケー、まかせて」

冒険者B:「賊の多くは大型猛禽類に騎乗した妖魔です」
冒険者B:「奴等は上空から屋根に降下し、機関室を目指しています」
冒険者A:「そこで、先に車両を通って機関室を守りに行くチームと、それ以上増援が来ないように列車の屋根に登って妖魔の相手をするチームに別れようってわけ」

ルクス:「相手戦力の排除とこちらの要所の防衛……合理的です」
イズール:『異議なしだ』
ダンテ:『慣れてんなぁ……よし』*獣変貌解除

ダンテ:「なら、俺はこのお嬢ちゃん達(冒険者A,B)と一緒に行くぜ」
ダンテ:「見たとこ、イズール達は人数が足りてるし前衛と後衛もバランスがいい」
冒険者B:「私は構いません。2人では正直厳しいと思っていました」
冒険者A:「私も構わないわよ。前衛が2人居れば私の《ガン》でしっかり援護できるってわけだしね」

ダンテ:「屋根と機関室、俺はどっちでも構わんぜ」
キア:「でしたら、連携に分のある我々が機関室に向かいましょう」
ルクス:「敵の頭目も、機関室に来る可能性が高そうですしね」

冒険者A:「OK、期待してるわよ。 リカントのお兄さん」
ダンテ:「前衛は任せな。援護頼むぜ」
冒険者B:「承知。増援を通さないよう、我々は降りてくる妖魔を地面に叩き落とすことに専念しましょう」
カナリカ:「ふふ、元気な姿でまた会おう!」
クロウリー:「急なこととはいえ、ここまで連携できると心強いぜ」
ルクス:「機関室は我々に任せてください」

イズール:『オッケー、そっちは任せた』
イズール:『……ダンテ、勝手に死ぬんじゃねえぞ』
ダンテ:『ハハッ!誰に言ってやがる!……手前こそ、無茶すんなよ』*リカント語で唸った後笑う

ダンテ:「さーて、俺たちは屋根か。妖魔どもを片っ端から蹴り落とし、投げ落としてやるぜ!」*窓枠に足をかけ、屋根によじ登っていく
冒険者B:「作戦を開始します。あなた達も、どうかご無事で」*PC達に一礼して屋根に
冒険者A:「もし手が空いたら加勢に行くけど、あんま期待しないでね~」*PC達にひらひらと手を振り屋根に上がる

5. VS! “赤い爪の”ゼイバン

GM:屋根の上では既にダンテ達が戦いを始めたらしく、銃声や狼の吠え声が聞こえてくる。
時折窓の外を妖魔が転げ落ち、地面に叩きつけられていく!

GM:◆描写◆
列車を襲撃してきた蛮族たちは、飼い慣らした猛禽に掴まって列車に飛来したようだった。
ゴブリンやボルグといった雑兵を蹴散らしながらPC達は機関室を目指す。

機関室は頑丈な鉄扉を備えており、簡単には外から開けられないようになっている。
PC達が機関室の目前まで迫った時、鉄扉の前には数体の蛮族の姿があった。
暗色の外套を纏ったその蛮族達は、PC達の姿を見ると同時に扉に背を向け戦闘態勢を取る。

カナリカ:「おっと、ここから先は通さないつもりか」

210718 ドーンリッパー - コピー

GM:数体の蛮族の中で、最も暗い色の体毛に覆われた大柄な個体がPC達に向かって声を上げる。

ドーンリッパー:「……ちっ、もうここまで来たか」*交易共通語
ドーンリッパー:「やはりそれなりの冒険者ともなると、妖魔共では足止めにならんな」

キア:「あなたが指揮官ですね」
ドーンリッパー:「如何にも」
ドーンリッパー:「俺はゼイバン。“赤い爪の”ゼイバンだ」*赤色の爪を構えながら名乗る

クロウリー:「共通語を喋ってやがる。そこらの妖魔じゃねぇな」
カナリカ:「列車を襲って機関室を押さえるくらいだ。文化を知ってるね」
ドーンリッパー:「舐めてくれるな。蛮族が皆ゴブリン程度の知能しかないと思ってもらっては困る」

ドーンリッパー:「戦いの前に、貴様らの名を聞いておこう。名も知らぬ敵の首を掻き切るのは、勝利の実感に欠けるのでな」
カナリカ:「よほど腕に自信があるようだ……いいだろう」

カナリカ:「バイク乗りのカナリカだ。武器は何でお相手しようか?」
イズール:『槍使い、イズールだ』*槍を構え
クロウリー:「この俺、クロウリー様の魔術でコテンパンにしてやらぁ!」
キア:「冒険家"パスファインダー" キア……お相手になります」
ルクス:「如何な相手であろうとも、このルクス全力で挑むまで」

ドーンリッパー:「……! そうか、貴様らが……」*何かに気付く
ドーンリッパー:「尚更、ここで仕留めない訳にはいかなくなったな。お前たち、気を抜くなよ。かかれッ!」
ドーンウォーカー:「「了解、リーダー!」」*戦闘態勢

GM:ゼイバンと名乗るドーンの号令で、蛮族達がPCに襲いかかってくる!

GM:それでは戦闘を開始します!
GM:まずは陣営の解説から。敵陣営は「ドーンリッパー」*1、「ドーンウォーカー」*2「ドーンマージ」*2の構成です。

GM:続いて戦闘準備!武器の準備以外に、何かすることある人はいる?
カナリカ:バイク乗れるかな? ここ狭くない?
GM:結構広いってことにしておこう 騎乗OKです
カナリカ:じゃあスフィアから出してライドオン!

キア:私は特にありません。ロングバレルを構えます。
ルクス:私もグレートパリィ装備くらいですね
イズール:銀のピラーを構える! それくらいかな

GM:それでは魔物知識判定!

◆GMのメモ◆
魔物知識判定の結果はクロウリーの運命変転もあり、全員分の情報およびドーンリッパーの弱点を抜くことに成功した。

ドーン種は比較的人間に近い見た目の、濃い体毛に覆われた蛮族で人間並の知能を持つ。“守りの剣”の結界内部でもある程度活動可能な特性を持ち、交易共通語を操ることもあって人族の街に密偵として忍び込むことも多い。

ドーンウォーカーは神聖魔法を修得しており、「マルチアクション」による魔法と物理攻撃の両立が厄介な相手。
ドーンマージは操霊魔法を操り、主に味方の支援に回る。
ドーンリッパーはドーンウォーカーの上位種で、より高い身体能力と高度な神聖魔法を操り、さらに「魔力撃」で強力な一撃を繰り出す強敵だ。

GM:それでは先制判定。目標値は15です。
クロウリー:リビルドの関係で本当にスカウトがイズールしか居なくなっちゃったな
キア:Lv1とはいえ、有るのと無いのではやはり違いますね……

イズール:2d6+4+4 //先制判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+4) → 4[3,1]+4+4 → 12
失敗……

イズール:腕輪割っても届かない……っ!
カナリカ:目標値もかなり高い 仕方ないさ!

ルクス:戦闘準備で《かばう》宣言出しておけば良かったですね……
クロウリー:俺も誰かにバークメイル投げるべきだった。すまん

GM:それでは蛮族達が先手! 第一ラウンドを開始します!

◆GMのメモ◆
配置はイズール、カナリカ、ルクスが最前線、キア・クロウリーが5m後方に控えることになった。
蛮族達は最前線から5m先にドーンウォーカーとドーンリッパーがおり、その更に5m先にドーンマージが控えている。
列車内ということもあり、かなりの密集具合である。

GM:最初に行動するのは…… 後方に控える魔術師、ドーンマージだ
    PC最前列を起点に【ダーク・ミスト】を発動!
GM:ルクス、イズール、魔動バイク、カナリカが対象だね

ドーンマージ:C(7+7) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14

カナリカ:2d6+5+2+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+0-0) → 10[6,4]+5+2+0-0 → 17→成功!

魔動バイク:2d6+6+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 8[2,6]+6+0-0 → 14→成功!

イズール:2d6+5+2+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+0-0) → 6[1,5]+5+2+0-0 → 13 →失敗……

ルクス:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[5,1]+7 → 13
失敗……

クロウリー:「アイツも操霊魔法を使うぞ! 備えろ!」
キア:「一気に来ますよ!」
カナリカ:「なんの!!」

GM:では二体目のドーンマージ
ドーンマージ:【魔法拡大/数】を宣言し、前線のドーンウォーカー2体とドーンリッパーに【ファイア・ウェポン】を適用します

GM:前衛として立つドーンウォーカー達の爪に炎が灯る!
キア:ダメージを底上げしてきた!!

GM:続いて前線!
ドーンウォーカー:まずはウォーカーから
ドーンウォーカー:通常移動で接敵して……イズールに攻撃!

ドーンウォーカー:C(7+7+0-0) //命中力判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14

イズール:2d6+5+4+0-2+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+0-2+1) → 7[4,3]+5+4+0-2+1 → 15 →成功!

GM:なっ! マイナス補正込で躱すとは!

ドーンウォーカー:2体目も接敵! ルクスに攻撃する!

ドーンウォーカー:C(7+7+0-0) //命中力判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14

ルクス:2d6+4
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[6,2]+4 → 12
失敗……

ドーンウォーカー:2d6+7+2-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+2-0) → 5[1,4]+7+2-0 → 14

ルクス:2点ダメージですね。残りHP44点です
GM:バフ貰ってこれかよ! 全然通んねぇ!

GM:操霊魔法による黒霧の中、ドーンウォーカーがルクスに飛びかかる!
GM:鈍い金属音が響き、ドーンの爪がルクスの鎧を打った!

ルクス:「この程度ですか。霧の中動くまでもないですね」
ドーンウォーカー:「畜生! コイツなんて硬さだ!」
ドーンウォーカー:「リーダー! もっと力が必要だ!」

ドーンリッパー:では続いて接敵
ドーンリッパー:移動すると魔法は使えないので……【魔力撃】を宣言
更に「二回攻撃&双撃」の効果で2度攻撃を行える。
1回目はルクスに近接攻撃だ!

ドーンリッパー:2d6+10+0-0 //命中力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-0) → 6[2,4]+10+0-0 → 16

ルクス:2d6+4
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 6[2,4]+4 → 10
失敗……

ドーンリッパー:2d6+9+11-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+11-0) → 7[3,4]+9+11-0 → 27

ルクス:おっと、これは少し痛い……! 15点ダメージですね

GM:一瞬で距離を詰めたドーンリッパーの右腕に、炎と共にマナの輝きが宿る!己の魔力を攻撃力に変換する、「魔力撃」だ!
ドーンリッパーはそのままルクスに向かって貫手を繰り出した!

ドーンリッパー:「貴様のような重装備は……魔力を乗せた一撃で倒す!」
ルクス:「……!!」*想像以上の衝撃

クロウリー:「ルクスの巨体が一瞬浮いたぞ!? なんてパワーだ!」
ルクス:「おお、……これは中々骨のある攻撃を」*大盾を構えなおす

ドーンリッパー:2回目の攻撃は……イズール!

ドーンリッパー:2d6+10+0-0 //命中力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-0) → 8[6,2]+10+0-0 → 18

イズール:2d6+5+4+0-2+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+0-2+1) → 10[5,5]+5+4+0-2+1 → 18 →成功!

GM:ギリギリ躱すとは!

ドーンリッパー:「次ッ!」*更にイズールの方に爪を突き出す!
イズール:「(コイツ、速い……!)」*反射的に上体をずらす

GM:紙一重でドーンリッパーの爪を躱すイズール! 頬には一条の傷が付き、僅かに血が垂れる!
GM:続いてPC達のターンだ!

クロウリー:まずは俺から! 補助動作で賦術【ヒールスプレー】使用! Aランクのカードを消費し、ルクスのHPを10点回復させる!
ルクス:助かります!

クロウリー:更に主動作で【ファイア・ウェポン】を使用! こっちは【魔法拡大/数】で前衛3人+バイクに適用する!

クロウリー:2d6+5+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4) → 6[4,2]+5+4 → 15
成功!

クロウリー:「ルクス!とりあえず回復回すぞ!」*緑のカードを投げる
ルクス:「助かります。流石に先程の攻撃は少し響きました」
クロウリー:「街で買い込んできたから、緑のカードは余裕がある。多少の被弾は気にすんな!」

クロウリー:「奴等はダルクレムの神聖魔法を使う!暴れられる前に片付けるぞ!」*操霊魔術で火力支援!
カナリカ:「ありがとう! これで蹴散らせる!」*スピアを構え、バイクのスロットルを握る

カナリカ:では手番もらいます まずはバイクでウォーカーに突撃!

魔動バイク:2d6+9+1-0+1 //命中力判定 たいあたり
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1-0+1) → 3[1,2]+9+1-0+1 → 14→MISS……

GM:ドーンウォーカーの回避固定値は14! 惜しくも失敗です
カナリカ:出目が厳しい……!

GM:狭い車両内にまだ慣れないのか、出だしが遅れて車輪を躱されてしまった!
カナリカ:「まだだ!」*スピアを構え

カナリカ:【マルチアクション】を宣言、先に魔法を使用します。
カナリカ:【スパーク】をドーンマージ達のいるポイント起点で発動!
GM:マルチアクションで後衛を削るとは!

カナリカ:2d6+6 マージ達にスパーク!
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 9[5,4]+6 → 15
成功!

GM:ドーンマージ達の精神抵抗固定値は14……!抵抗突破です!

カナリカ:2 K0+6@10  上下
<BCDice:カナリカ>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.0c[10]+6 → 2D:[5,3]=8 → 2+6 → 8 
SwordWorld2.5 : KeyNo.0c[10]+6 → 2D:[5,1]=6 → 1+6 → 7 

GM:ドーンマージ、残りHP26,27だ!

カナリカ:「厄介な支援はやめてもらおう!」*後衛に電撃発生!
カナリカ:そのままドーンウォーカーに近接!

カナリカ:2d6+5+3+0-0-1 //命中力判定@スピア
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+0-0-1) → 9[6,3]+5+3+0-0-1 → 16→HIT!

カナリカ:k20@9+5+3+2-0 //近接攻撃ダメージ@スピア
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+10 → 2D:[4,1]=5 → 3+10 → 13

GM:ドーンウォーカー、残りHP28!

カナリカ:「案外硬い……! イズール、頼むよ!」
イズール:『任せとけ!』

イズール:補助動作で練技【キャッツアイ】【ガゼルフット】【マッスルベアー】を使用します。更に賦術【クリティカルレイ】を発動!
GM:全開できましたねぇ!
イズール:狙うのはカナリカさんが痛手を負わせた方のウォーカーで!

イズール:2d6+5+3+1-0-1 //命中力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+1-0-1) → 5[1,4]+5+3+1-0-1 → 13→MISS……

イズール:出目が~~~!!

GM:突き出された槍の穂先を、ドーンウォーカーが爪で弾いて逸らす!

イズール:『くっ……すまん、外した!』
クロウリー:「気にすんな!次攻撃する時は合図しろ、サポートする!」

ルクス:補助動作で【キャッツアイ】【マッスルベアー】【ビートルスキン】発動……さらに種族特徴【剣の加護/風の翼】で飛行します!
ルクス:あとカナリカさんとバイクに対して【かばう】を宣言!述べ3回で
ルクス:そして手負いのウォーカーに攻撃!

ルクス:2d6+5+2+2 命中判定
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+2) → 7[4,3]+5+2+2 → 16
HIT!

ルクス:k40@10+10+2+2
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.40c[10]+14 → 2D:[2,6]=8 → 10+14 → 24

GM:残りHP8! 威力40はやっぱつえぇや……!

GM:イズールの攻撃をカバーするように、別方向からルクスの攻撃が!

ルクス:「余所見が過ぎるようですね」*飛行の勢い乗せて大盾で打撃!

キア:では手番をもらって……
キア:【クリティカル・バレット】を使用して無傷の方のドーンウォーカーさんを削ります

キア:2d6+5+3+0-0+1  //命中判定@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+0-0+1) → 6[4,2]+5+3+0-0+1 → 15→HIT!

キア:k20@8+4+4+5  //クリティカル・バレット@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[8]+13 → 2D:[5,6 3,4]=11,7 → 9,5+13 → 1回転 → 27

GM:ドーンウォーカー、残りHP11点!
キア:よし! これで両方次のラウンドに落とせます!
カナリカ:無傷狙ったの英断すぎない??
GM:前衛2枚が一瞬でボロボロに!
GM:……だが怖いのはここからだぜ!

GM:ルクスの攻撃とほぼ同時に、キアの放った弾丸がもう一体のドーンウォーカーの肩を抉る!

クロウリー:「いつもながら良い腕してるぜ」
キア:「アビスカースの再調整で重量バランスが変わってしまいましたが……それを考慮して撃てば問題なく当てられそうです」*車両の机に銃身乗せて射撃姿勢
カナリカ:「グッジョブ、キア!」

GM:それでは第二ラウンド!

ドーンマージ:【魔法拡大/数】で前線のドーンウォーカー2体に【アース・ヒール】を

ドーンマージ:C(7+7) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14
成功!

ドーンマージ:2 k0@13+7 //威力0回復量 
<BCDice:ドーンマージ>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[4,1]=5 → 0+7 → 7 
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[4,5]=9 → 3+7 → 10 

ドーンマージ:続いて2体目のドーンマージ。先の個体と同じく前線のウォーカーを回復!

ドーンマージ:C(7+7) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14
成功!

ドーンマージ:2 k0@13+7 //威力0回復量 
<BCDice:ドーンマージ>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[2,3]=5 → 0+7 → 7 
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[6,3]=9 → 3+7 → 10 

GM:これでウォーカーのHPはそれぞれ25,28ですね
カナリカ:回復が鬱陶しい……!
イズール:相手がそれなりに連携前提の編成だからか、冒険者パーティ同士で戦っているようないやらしさがあるな
キア:でもカナリカさんが後衛にある程度ダメージを与えれば、そっちにも回復リソースを割かなきゃいけなくなるはず……

GM:それではウォーカーの手番
ドーンウォーカー:【マルチアクション】を宣言! 魔法→近接攻撃を行います。まずは魔法から!
ドーンウォーカー:【ウォークライ】を発動! 自分のいるエリアの蛮族を対象に、10秒間対象が発生させる物理ダメージを上昇させる!

ドーンウォーカー:C(7+6) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13
成功!

ドーンウォーカー:近接攻撃はイズールに!

ドーンウォーカー:C(7+7+0-0) //命中力判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14

イズール:2d6+5+4+1-0+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1-0+1) → 10[4,6]+5+4+1-0+1 → 21→成功!

GM:た、達成値差7!?
イズール:来た……「ブレードスカート」の使用を宣言!

ドーンウォーカー:「戦神ダルクレムよ!我らに力を!ウォォォッ!!」

GM:ドーンウォーカーは雄叫びを上げ、イズールへと飛びかかるが……!
GM:イズールの姿が視界から消えたかと思うと、ドーンウォーカーの肩口に裂傷が生まれ、鮮血が迸る!

◆GMのメモ◆
ブレードスカート

細い革紐や鎖の先に鋭い刃物を取り付けた装飾品。腰に付ける。
相手の攻撃に対する回避達成値が一定以上だった場合、効果を発動することができ、その場合相手に威力10の物理ダメージを与える。

イズール:ブレードスカートでカウンターだっ!

イズール:k10@9+5+3+6-0 //威力10ダメージロール
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[9]+14 → 2D:[3,6 5,1]=9,6 → 5,3+14 → 1回転 → 22

ルクス:おおー!
クロウリー:ま、回った!
カナリカ:ナイスカウンター!

ドーンウォーカー:「グワーッ!?」
イズール:『伊達でコイツを引っ提げてるわけじゃない!』*身躱し

ドーンウォーカー:続いてもう一体! こちらは【魔法拡大/数】を宣言!
ドーンウォーカー:自分含む前線の3体に【ヴァイス・ウェポン】を発動! 人族に対する命中・ダメージを上昇させる!

ドーンウォーカー:C(7+6) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13
成功!

ドーンウォーカー:「ダルクレムの加護よ、我らに力を!」*神聖魔法行使

ドーンリッパー:そしてドーンリッパーの手番!
ドーンリッパー:【マルチアクション】宣言、まずはイズールに【フォース】で攻撃!

ドーンリッパー:2d6+10 //魔法行使判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 2[1,1]+10 → 12
自動失敗……

GM:ウワーッ!!

ドーンリッパー:「はぁっ!」*イズールに向けて衝撃波を放つ!
イズール:『遅いッ!』*動きを見切って回避!

ドーンリッパー:イズールを狙うのは困難と見てカナリカを攻撃!
ルクス:【かばう】発動です!

ドーンリッパー:2d6+9+6-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+6-0) → 5[2,3]+9+6-0 → 20

ルクス:わお 20点のうち14点軽減して……6点ダメージです
GM:硬すぎる!
カナリカ:まだHPが30切ってないの凄いよ

ドーンリッパー:「せやぁー!」*ルクスに爪を打ち下ろす!
ルクス:「中々いい攻撃ですね」*がっちりガード!
ドーンリッパー:「やはり魔力撃でなければ貴様には効かんか……!」

GM:さてPC達のターン!

カナリカ:ルクスのHPに余裕がある。ここは一気に攻めたいな
イズール:このターンで少なくともウォーカー1体は落としたいところ
クロウリー:前衛の状況を見て、バフか回避デバフか決めるよ

カナリカ:では切り込む!
カナリカ:さっきイズールがカウンター決めたウォーカーにバイクで突撃!

魔動バイク:2d6+9+1-0 //命中力判定
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1-0) → 8[4,4]+9+1-0 → 18→HIT!

魔動バイク:2d6+9+2-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2-0) → 8[5,3]+9+2-0 → 19

GM:ドーンウォーカー、戦闘不能! カウンターさえ無ければ……!
イズール:ブレードスカート付けててヨカッタ!

カナリカ:「通してもらおうか!」*ウィリーで体当たり!
ドーンウォーカー:「グワーッ!」

GM:カナリカ専用魔動バイク、フリューゲルの軽快な挙動が鋭い一撃を叩き込む!

キア:「よし! 戦線をこのまま崩しましょう!」
カナリカ:「心得た!」

カナリカ:さらに本体は【マルチアクション】を宣言、後衛起点で【スパーク】を発動!

カナリカ:2d6+6 魔力撃は危ないので控える
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 8[3,5]+6 → 14

GM:抵抗突破ならず!

カナリカ:2 K0+6@13
<BCDice:カナリカ>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+6 → 2D:[3,2]=5 → 0+6 → 6 →半減して3
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+6 → 2D:[5,3]=8 → 2+6 → 8 →半減して4

GM:ドーンマージの残りHPはそれぞれ23,22点だ!

カナリカ:続く近接攻撃、ドーンウォーカーをスピアで攻撃!

カナリカ:2d6+5+3+0-0-1 //命中力判定@スピア
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+0-0-1) → 9[4,5]+5+3+0-0-1 → 16→HIT!

カナリカ:k20@9+5+3+3-0 //近接攻撃ダメージ@スピア
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+11 → 2D:[2,4]=6 → 4+11 → 15

GM:ドーンウォーカー、残りHP17!

ルクス:では私が……! 【かばう】をカナリカ、バイクに宣言し、種族特徴で飛行しながら手負いのウォーカーに攻撃!

ルクス:2d6+5+2+2 命中判定
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+2) → 2[1,1]+5+2+2 → 11
自動失敗……

GM:ルクスが攻撃を続けようとするが、飛び上がり過ぎて動きが制限され躱されてしまう!

ルクス:「……っ! やはり、ここは少し狭い……!」*ぱたぱた

イズール:ルクスさんに続いて手番もらいます……!
イズール:補助動作で賦術【クリティカルレイ】発動! 手負いのウォーカーを落とす!

イズール:2d6+5+3+1-0-1 //命中力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+1-0-1) → 6[5,1]+5+3+1-0-1 → 14→MISS……

イズール:俺の槍は届かない おわりです
GM:そもそもウォーカーがレベル5の蛮族にしてはかなり身軽
GM:命中-1の武器で捉えるのは結構厳しいくらい 命中バフないとね
キア:【セイクリッド・ウェポン】の使える神官の不在が響きますね……

クロウリー「オイオイ、一体残っちまいそうだぞ。どうする!?」
キア:「ここは……」*幾つかのパターンを想定し、瞬時に次善の策を練る

キア:「(ルクスさんの護りやイズール君の身のこなしなら、奴の攻撃は然程脅威にならない。けど、敵にとっては一人落ちたら前線が瓦解してしまう状況。……ならば、後ろの術師達は手負いの回復にマナを割くはず!)」

キア:「ここは敢えて、あの手負いのドーンウォーカーを残します」
クロウリー:「!? 良いのかよ?」
キア:「はい。敵に前線を維持させるためのリソースを吐かせるんです」
クロウリー:「要するに消耗を促す作戦か」
キア:「えぇ。畳み掛けるために魔法で支援をお願いします!」
クロウリー:「任せときなぁ!」

クロウリー:まずは補助動作、イズールに賦術【ヴォーパルウェポン】を発動! Aランクのカードを切るぜ
クロウリー:続く主動作でキア、ルクス、カナリカの3人に【魔法拡大/数】で【ファナティシズム】を発動!

クロウリー:2d6+5+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4) → 5[3,2]+5+4 → 14
成功!

クロウリー:「ルクス、守りは任せた! 一気に叩け!」*魔法発動!
ルクス:「任せてください!」*大盾を構えなおす

キア:では手番もらいます! 持ってるマナチャージクリスタルから【クイックローダー】起動! ロングバレルに再装填して……
キア:【ターゲットサイト】【クリティカルバレット】を起動! ドーンリッパーを撃ちます!

キア:2d6+5+3+3-0+1  //命中判定@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+3-0+1) → 3[2,1]+5+3+3-0+1 → 15

ドーンリッパー:2d6+10+0-0 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-0) → 6[2,4]+10+0-0 → 16→成功!

ドーンリッパー:「……!」*跳躍して回避!
キア:「ワンテンポずれた……警戒してますね」

GM:それでは第三ラウンド!
ドーンマージ:【アース・ヒール】使用! ドーンウォーカーを回復!

ドーンマージ:C(7+7) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14
成功!

ドーンマージ:k0@13+7 //威力0回復量
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[6,1]=7 → 2+7 → 9

ドーンマージ:更にもう一体ドーンウォーカーに【ファナティシズム】

ドーンマージ:C(7+7) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 14
成功!

ドーンウォーカー:では【マルチアクション】宣言! まずはイズールに近接攻撃!

ドーンウォーカー:C(7+7+2-0) //命中力判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 16

イズール:2d6+5+4+1-0+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1-0+1) → 9[5,4]+5+4+1-0+1 → 20→成功!

ドーンウォーカー:4以上……またブレードスカート発動だと!?
カナリカ:よけたーー!
キア:避けた!
ルクス:おおー
イズール:4以上の達成値!食らえカウンターッ!!!

イズール:k10@9+5+3+8-0 //ダメージロール
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[9]+16 → 2D:[6,4 1,5]=10,6 → 5,3+16 → 1回転 → 24

GM:グワーッまたクリティカル!? ウォーカーの残りHP6点!

ドーンウォーカー:斬りつけられながらも【フォース】!

ドーンウォーカー:C(7+6) //魔法行使判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13

イズール:2d6+5+2+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+0-0) → 6[5,1]+5+2+0-0 → 13 →成功!

ドーンウォーカー:hk10@10+6 //威力10魔法ダメージ
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+6 → 2D:[2,6]=8 → (4+6)/2 → 5

ドーンウォーカー:「ぐおおおっ! ちょこまかとぉ!」
ドーンウォーカー:*手をかざし、衝撃波を放つ!
イズール:『このくらいで止められると思うな!』*直撃を避けつつ

ドーンリッパー:そしてリッパーの手番!
ドーンリッパー:ここは……カナリカ狙いで近接攻撃!【魔力撃】使用!
ルクス:ガード!

ドーンリッパー:2d6+9+13-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+13-0) → 9[4,5]+9+13-0 → 31

ルクス:残りHP16点……!
カナリカ:魔力撃のダメージ上昇幅

ドーンリッパー:「いつまで味方を庇っていられるかな!?」*鋭く重い一撃!

カナリカ:「ルクス!!」
キア:「ルクスさん!」
イズール:『ルクスさん!』
クロウリー:「ルクスがガードに専念する限り、あのクソ強い一撃を叩き込んでくるぞ!」
カナリカ:「くっ、すまない……すぐに回復する!」
ルクス:「………!」

GM:それではPC達のターン!
カナリカ:やはりボスと決着をつけるしかありますまい……
キア:パラミス撒きつつ落としますか!

クロウリー:では補助動作で賦術【パラライズミスト】を! 
クロウリー:ドーンリッパー対象に使用する。これで1Rだけ回避-1

クロウリー:更に【魔法収束】を宣言し、【ダーク・ミスト】をドーンリッパーに!

2d6+5+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4) → 3[1,2]+5+4 → 12

ドーンリッパー:2d6+8+0-2 //精神抵抗判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-2) → 9[6,3]+8+0-2 → 15→成功!

クロウリー:うわーっ!! ダークミスト弾かれた……

クロウリー:「ここが仕掛け時と見たぜ! 畳み掛ける!」
イズール:『俺が囮になるッ! 続いてくれ!』

イズール:【囮攻撃】を宣言してリッパーに攻撃!

イズール:2d6+5+3+1-0-1+1-2 //命中力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+1-0-1+1-2) → 6[5,1]+5+3+1-0-1+1-2 → 13

ドーンリッパー:2d6+10+0-1 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-1) → 7[1,6]+10+0-1 → 16→成功!

イズール:だがこれで奴の回避は更に-1……!

ドーンリッパー:「遅いッ!」*槍を受け流す
イズール:『カナリカさんッ!』
カナリカ:「今だッ!」*スロットル全開

カナリカ:魔動バイクで突撃! 実はかなりの物理ダメージが期待できる

魔動バイク:2d6+9+1-0 //命中力判定 リッパーに体当たり
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1-0) → 9[6,3]+9+1-0 → 19

ドーンリッパー:2d6+10+0-2 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-2) → 6[2,4]+10+0-2 → 14→失敗……

魔動バイク:2d6+9+2-0 //近接攻撃ダメージ オラア!!
<BCDice:魔動バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2-0) → 7[5,2]+9+2-0 → 18

カナリカ:更に本体は【マルチアクション】を宣言!
カナリカ:まずは魔法【アース・ヒール】でルクスを回復!

カナリカ:2d6+6 行使判定
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 8[6,2]+6 → 14
成功!

カナリカ:K0+6@13
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+6 → 2D:[2,2]=4 → 0+6 → 6

カナリカ:出目が……

カナリカ:「ささやかだが……すまない!」
ルクス:「ありがとうございます」

カナリカ:そのままリッパーに攻撃!

カナリカ:2d6+5+3+2-0-1+1 //命中力判定@スピア
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2-0-1+1) → 7[2,5]+5+3+2-0-1+1 → 17

ドーンリッパー:2d6+10+0-1 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-1) → 10[4,6]+10+0-1 → 19→成功!

キア:【クイックローダー】で装填、【ターゲットサイト】【クリティカルバレット】を起動し攻撃します!

キア:2d6+5+3+4-0+1  //命中判定@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+4-0+1) → 10[5,5]+5+3+4-0+1 → 23

ドーンリッパー:2d6+10+0-1 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-1) → 8[2,6]+10+0-1 → 17→失敗……

キア:k20@8+4+4+5  //クリティカル・バレット@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[8]+13 → 2D:[5,4 5,5 3,4]=9,10,7 → 7,8,5+13 → 2回転 → 33

カナリカ:うおおおおおお!
キア:よし!
ルクス:おー!

カナリカ:「何……ッ!」*攻撃が阻まれる
ドーンリッパー:「白兵戦で遅れは取らん!」*槍を無理やり逸らす!
カナリカ:「……と、思うだろ?」

キア:「イズールさん、カナリカさん、良い誘導でした」*ガン構え

GM:イズールの攻撃を躱し、カナリカの槍を弾いたドーンリッパーの脇腹をキアの放った弾丸が貫く!

ドーンリッパー:「……ッ!!」*大ダメージを受け、思わず距離を取る

キア:「同時に処理するのは3体同時が限界……のようですね」
キア:「把握しました。ルクスさん、このまま詰めてください」
ルクス:「了解です。いきます!」*大盾を構え

キア:「(数で有利が取れたら相手の警戒を飽和させて叩く……集団戦の基本ですが、それ故に簡単には対応しきれないでしょう)」

ルクス:今回は【かばう】宣言なしで

ルクス:2d6+5+2+2 命中判定
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+2) → 11[5,6]+5+2+2 → 20

ドーンリッパー:2d6+10+0-1 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-1) → 7[1,6]+10+0-1 → 16→失敗……

ルクス:k40@10+10+2+2
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.40c[10]+14 → 2D:[1,6]=7 → 9+14 → 23

GM:ドーンリッパー、残りHP17点……!

GM:ルクスの巨体と大盾の質量が一気に距離を詰め、ドーンリッパーへと激突する! 鈍い音が響き、ドーンリッパーは激しくよろめいた!

ルクス:「先ほどのお礼です……!」*勢いを付け、大盾で殴り飛ばす!
ドーンリッパー:「ぐお……っ! これほどまで……とは!」
ドーンリッパー:「(くっ……こいつらの練度を侮っていた……俺たち以上に連携攻撃を得意としているとは!)」
ドーンリッパー:「(不本意だが……アレを使うしかない!)」

GM:それでは第四ラウンド……!

ドーンリッパー:「お前たち! 俺に回復を回せ!」
ドーンウォーカー:「……!? リーダー、アレをやる気ですか!?」
ドーンマージ:「了解、支援に入ります!」

ドーンウォーカー:【マルチアクション】を宣言して【キュア・ウーンズ】発動! リッパーのHPを回復する

ドーンウォーカー:k10@13+6 //威力10回復量
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[6,4]=10 → 5+6 → 11

ドーンリッパー:残りHP18点まで回復……!

ドーンウォーカー:更に近接攻撃でカナリカを攻撃!
カナリカ:ルクスのカバーがない……【ファナティシズム】で回避が下がってるところを狙ってきたか!

ドーンウォーカー:C(7+7+2-0) //命中力判定
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 16

カナリカ:2d6+5+3+0-2 //回避力判定
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+0-2) → 7[6,1]+5+3+0-2 → 13→失敗……

ドーンウォーカー:2d6+7+4-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンウォーカー>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+4-0) → 4[1,3]+7+4-0 → 15

カナリカ:残りHP22……!

ドーンウォーカー:「少しでもリーダーの負担を減らす! くらえッ!」
カナリカ:「くっ! あちらも士気が上がってる……!」

ドーンマージ:1体目のマージはリッパーに【ファナティシズム】を
ドーンマージ:魔法行使が固定値なので判定は省略します
カナリカ:や、やろう……! 被弾覚悟で攻撃態勢を固めてきた!

ドーンリッパー:「回復を俺に回せ! 被弾覚悟で行く!」
ドーンマージ:「了解! リーダー、ご武運を!」

ドーンマージ:2体目のマージはリッパーに【アース・ヒール】 行使判定省略で回復量算出します

ドーンマージ:k0@13+7 //威力0回復量
<BCDice:ドーンマージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[5,3]=8 → 2+7 → 9

ドーンリッパー:これで残りHPは37点……!
キア:……! 
キア:このチーム、全員が他を回復させられるから「リーダーが攻撃に専念して他が回復を回し続ける」戦術を取られると相当厄介ですね……!
イズール:一気に火力でリッパーを落とさないと……!

ドーンリッパー:ではリッパーの手番!
ドーンリッパー:補助動作で【バーサーク】を発動……!

◆GMのメモ◆
【バーサーク】

Lv7で修得する戦神ダルクレムの特殊神聖魔法。
補助動作で発動でき、3分の間術者の命中・生命抵抗・精神抵抗・発生ダメージに大きな補正を与える一方、回避力判定には大きなペナルティが入り、魔法が使用できなくなる効果を持つ。
簡単に言えば狂戦士化して暴れまわる。

GM:ドーンリッパーの目が血走り、筋肉が音を立てて隆起する!

ドーンリッパー:「戦神ダルクレムの加護よ、俺に力を……!」
ドーンリッパー:「眼前の敵尽く滅ぼすまで、俺は止まらん!」

キア:ひぇぇ~!
カナリカ:ファナティシズムやヴァイスウェポンの狡猾入れて……
カナリカ:命中判定への補正+6!?
イズール:ヤバいな……!
ルクス:補助動作で使える魔法なのもあって、【魔力撃】も打ってきますね

GM:choice[カナリカ,バイク,イズール,ルクス]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:
DiceBot : (CHOICE[カナリカ,バイク,イズール,ルクス]) → カナリカ

ドーンリッパー:近接攻撃対象は……カナリカ!

ドーンリッパー:2d6+10+6-0 //命中力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+6-0) → 6[2,4]+10+6-0 → 22

カナリカ:2d6+5+3+2-2 //回避力判定
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2-2) → 3[2,1]+5+3+2-2 → 11

ドーンリッパー:2d6+9+10-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+10-0) → 6[2,4]+9+10-0 → 25

カナリカ:HPちょうど0!
カナリカ:防護点が無ければHPがマイナス超過していた……!

カナリカ:2d6 生死判定 1ゾロなら死
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[6,4] → 10
成功!

カナリカ:気絶で済みました

GM:一瞬、ドーンリッパーが身を屈めた。その直後、ドーンリッパーの立っていた床が爆ぜ飛び、一直線にカナリカの目の前へと黒い塊が飛来する!

ドーンリッパー:「AAAAGHH!!」*爪を斜めに構え、一気に振り抜く!
カナリカ:「(速い……!? こんなの、避けられるわけが……ッ!)」

GM:カナリカは一瞬の判断でスピアを両手で構え、首狩り攻撃を辛うじて凌いだ! しかしその衝撃は凄まじく、魔動バイクの上から吹き飛ばされ壁へと激突!

カナリカ:「ガフッ……」*叩きつけられ、頭部から血を流して動かなくなる

クロウリー:「(やべぇ……! 仮に生きてたとして神官不在の俺たちじゃ気絶した味方を起こすのは難しい……あんなの反則だろ!?)」

イズール:『カナリカああああああッ!!』*動揺
キア:『イズール君ッ! 余所見するなッ!』*リカント語で
イズール:『……くそッ、わかって……わかってる!』*息を整え
ルクス:「極めて危険な状態ですが、微かに胸が動いてます。まだ最悪の事態ではない!」*後衛に伝達

GM:まだドーンリッパーの攻撃はあと1回残ってるぞ!!
GM:……カナリカを吹っ飛ばしたあと、視界に入ったバイクを殴る!
カナリカ:操縦者がいないから回避できない……

◆GMのメモ◆
【バーサーク】の効果が強くて流石にGMも日和った

ドーンリッパー:【魔力撃】宣言! 殴る!

ドーンリッパー:2d6+9+19-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+19-0) → 9[6,3]+9+19-0 → 37

イズール:37ダメージ!?
カナリカ:ぎりぎり1だけ残った……廃車は免れたか

ドーンリッパー:「ウォォォォオオオオッ!!」
ドーンリッパー:*バイクのフレームを素手で叩き割り、雄叫びを上げる!

クロウリー:「オイオイやべぇぞ! アイツ止めろ!!」
キア:「(最も警戒すべきは、動揺による戦線の崩壊……!)」
キア:「今が隙なんです! 押し切るんだッ!」*ロングバレル構え直し

クロウリー:「仕方ねぇ! ここで落としきる!」
クロウリー:補助動作で賦術【パラライズミスト】使用! リッパーの回避下げ
クロウリー:更に【魔法拡大/数】を宣言、カナリカとルクスに【アース・ヒール】!

クロウリー:2d6+5+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4) → 5[1,4]+5+4 → 14
成功!

クロウリー:2 k0@13+5+4 //威力0回復量 ルクス→カナリカ
<BCDice:クロウリー>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[3,2]=5 → 0+9 → 9 
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[1,6]=7 → 2+9 → 11 

クロウリー:「もう殆どマナがねぇ! キア、頼んだぞ!」
キア:「任せてください!」

キア:【クイックローダー】で装填、【ターゲットサイト】【クリティカルバレット】起動で撃ちます!

キア:2d6+5+3+4-0+1  //命中判定@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+4-0+1) → 10[6,4]+5+3+4-0+1 → 23

ドーンリッパー:2d6+10+0-6 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-6) → 6[5,1]+10+0-6 → 10→失敗……

キア:k20@8+4+4+5  //クリティカル・バレット@ロングバレル
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[8]+13 → 2D:[4,1]=5 → 3+13 → 16

GM:ドーンリッパー、残りHP21点……!

ドーンリッパー:「ウォァァァァ!!」*キアの放った弾丸が右肩を抉る!

クロウリー:「まだ止まってねぇ!イズール、今の奴は回避してる余裕なんて無い!叩き込め!」
キア:「削る速度はこちらが上だ!」
イズール:『応ッ!!』*銀槍構え

イズール:練技の効果が切れたので……補助動作で練技【キャッツアイ】【マッスルベアー】を再発動! 更に賦術【クリティカルレイ】も起動!
イズール:ドーンリッパーに【必殺攻撃】!

イズール:2d6+5+3+1-0-1+1+5 //命中力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+1-0-1+1+5) → 9[6,3]+5+3+1-0-1+1+5 → 23

ドーンリッパー:2d6+10+0-6 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-6) → 7[1,6]+10+0-6 → 11→失敗……

イズール:k14+5+3+1+8-0@8#1$+2 //シルバーピラー用ダメージロール@必殺攻撃
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : KeyNo.14c[8]m[+2]a[+1]+17 → 2D:[4,1 5,1]=8,7 → 4,4+17 → 1回転 → 25

ルクス:ナイスダメージです!
イズール:無理やり出目5をクリティカルさせる……!
キア:いった~~!
カナリカ:ついにクリティカル出た!
GM:ドーンリッパーのHP、残り3点……!

ドーンマージ:「まずい! リーダーへの回復が追いつかないぞ!」
ドーンウォーカー:「今のはモロに入った……ヤバい!」

GM:イズールの繰り出した槍が、ドーンリッパーの脇腹に深々と突き刺さる……!

イズール:『ああああ!! 倒れろ、この野郎がッ!!」
イズール:*牙を剥き出して槍を押し込む!

クロウリー:「まだ息がある! ルクス、フォロー頼む!」
ルクス:「承知!」

キア:「(ここで指揮官を落とせば押し勝てる……!)」
キア:「(マージは必ず前線のウォーカーを回復させる。でないと自分たち後衛に、イズールさんとルクスさんが雪崩込むから!)」

ルクス:練技【キャッツアイ】だけかけ直し……ドーンリッパーに攻撃!

ルクス:2d6+5+2+2 命中判定
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+2) → 4[2,2]+5+2+2 → 13

ドーンリッパー:2d6+10+0-6 //回避力判定
<BCDice:ドーンリッパー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0-6) → 8[6,2]+10+0-6 → 12→失敗……

ルクス:あっぶ!!
カナリカ:ギリギリ当たったー!

ルクス:k40@12+10+2+2
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.40c[10]+14 → 2D:[6,5 ]=11 → 12+14  →26

GM:ダメージ出目大きい! 文句なしにドーンリッパーを倒したぞ!

GM:狂乱したドーンリッパーへと、ルクスの構えた大盾が迫る!
GM:凄まじい力で押し出された大盾はドーンリッパーの爪を弾き、壁と盾で挟み込む!
GM:強烈な一撃を受けたドーンリッパーは白目を剥き、意識を失った……!

ドーンウォーカー:「く、くそ……リーダー!!」

GM:ドーン達の間に動揺が走った一瞬のことだった
GM:機関室車両の窓が割れ、人影が飛び込んでくる!

ダンテ:『上が済んだら加勢に行く、って話だったろ?』
イズール:『ダンテ!!』
キア:『ダンテさん!』

ダンテ:*獣変貌した膂力でドーンマージ2人の首を蹴り折る

冒険者A:「こいつらがあの妖魔共の指揮官、ってわけね」*牽制射撃
冒険者B:「幸い、我々の消耗も大したことありません」
冒険者B:「一気に落としましょう!」*ドーンウォーカーに攻撃!

イズール:『敵の増援かと思ったぜ、……助かった!』
イズール:*カナリカさんの方へ身を寄せつつ
ルクス:カナリカさんに応急手当しよう

イズール:『……カナリカさん、生きてるか?』
イズール:*ドーンに動きがないことを確認しつつ
キア:「咄嗟の防御が上手かったのか、致命傷ではありません。意識を失っているだけです」
ルクス:「手当できそうですか?」
キア:「魔動機術の応用で、ある程度は。こればかりは、ルーンフォークの体質に感謝ですね」
クロウリー:「緑のカードもまだ何枚か残ってる。死なせやしねぇさ」

カナリカ:「うっ、げほっ……」
カナリカ:「ここは!?」*起き上がって周囲を見回す
クロウリー:「カナリカが気を失ってから、まだ5分と経っちゃいないぜ」
イズール:『……よかった、本当に。生きてて……』*安堵から息を吐き

カナリカ:「そうか。その様子だと勝てたのか……良かった」
ルクス:「失態です………少し防御を緩めてしまいました」
カナリカ:「相手も強かった。こうして生きてるだけ十分な戦果さ」

クロウリー:「しかし、こいつらは一体……」*ドーンリッパーの方を見る
キア:「ただの列車強盗……という風でもなかった気がしますが」

GM:◆描写◆
暗色の外套に身を包んだドーンリッパーが血反吐を吐く。
傷口からは止めどなく血が溢れ、既に助からないほどのダメージを負っていることは明らかだ。
ドーンリッパーは僅かに顔を上げると、何事か呟いた。

ドーンリッパー:「に、任務……失敗……か……!」
ドーンリッパー:「だが……ただでは死なん……!」
イズール:『!?』

GM:リッパーと同じ乱戦エリアにいたカナリカ、イズール、ルクスの3人は難易度12で危機感知判定をどうぞ

カナリカ:2d6+4
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 3[2,1]+4 → 7
失敗……

イズール:2d6+4+2 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 5[3,2]+4+2 → 11
失敗……

ルクス:2d6+4+1
<BCDice:ルクス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+1) → 3[1,2]+4+1 → 8
失敗……

GM:あっ…… じゃあ仕方ないですね

GM:choice[カナリカ,イズール,ルクス]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[カナリカ,イズール,ルクス]) → イズール

GM:ドーンリッパーが突如として起き上がり、イズールに向けて突進!

キア:「……ッ?!」

GM:その懐には、マギスフィアのようなものが……!
GM:ドーンリッパーがイズールに近づいた瞬間、マギスフィアが小爆発を起こします!

GM:……というわけで、イズールくんは2d6+2点の炎属性ダメージをどうぞ

GM:2d6+2
<BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : (2D6+2) → 7[1,6]+2 → 9

GM:死にはしないね ちょっと火傷を負うかもしれないが治療可能な範囲

イズール:『うあああああッ!!!』*火だるまになって吹っ飛ぶ
キア:「イズール君!」
ダンテ:「イズール、おいしっかりしろ、イズール!」
カナリカ:「イズール、大丈夫か!?」

イズール:『ぐうう……だい、じょうぶ……死ぬほどじゃない』
カナリカ:「リカント語はわかんないよ……。けど、お互いボロボロだね」
カナリカ:*力なく微笑む
キア:「致命傷ではない、と言ってます」

GM:では……カナリカさん 吹き飛んだドーンリッパーの遺体の荷物の中に、折りたたまれた羊皮紙が入っているのを発見します。
GM:運良く爆風で吹き飛び、燃えなかったようだ

カナリカ:「……! これは……指令書か?」
クロウリー:「ん、どうしたカナリカ?」
カナリカ:「あいつの荷物に入ってた」*拾い上げて広げてみる

GM:ドーンリッパーの懐から一枚の羊皮紙が発見される。
記述はドーン種に合わせた交易共通語で、簡易凸版印刷で作られている。
内容は以下の通り。

◆命令書◆
“千剣伯”の命により、以下の人族の首級を上げた者に特別勲章を施す。

・ルーンフォークの魔動機乗り、カナリカ
・リカントの魔動機術師、キア
・リカントの斥候、イズール
・人間の錬金術師、クロウリー
・リルドラケンの戦士、ルクス
(以下、各メンバーの簡単な特徴と大雑把な人相書きが添えられている)

クロウリー:「おいおい、バッチリ俺たちの手配書じゃねぇか」
キア:「(簡易とはいえ印刷技術……共通語で書かれているあたり、妖魔ではない。……それなりに知能のある敵が、これから追ってくるのか)」
キア:「ふむ……これは少し面倒ですね」

GM:では、難易度14の「魔物知識判定」をどうぞ

キア:2d6+3+4  //セージ知識判定パッケージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 3[2,1]+3+4 → 10
失敗……

カナリカ:2d6+4+3 //ライダー知識判定パッケージ まもの
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[5,6]+4+3 → 18
成功!

クロウリー:2d6+3+4+1 //魔物知識判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1) → 3[1,2]+3+4+1 → 11→失敗……

キア:「わざと交易共通語で書かれています。ドレイク語やバジリスク語で書かないということは……」
キア:「一定の教養の持つ蛮族を篩にかけつつ、こちらに差し向けているということですね。それなりの質の兵を集められる、上位蛮族でしょうか」
カナリカ:「上位蛮族……」

GM:カナリカさんだけが思い当たる節がある、と…… そうだな
GM:ライダーズギルドで聞いたという流れにしようかな

◆情報◆
“千剣伯”
ドーデン地方の辺境にて、希に活動が報告される人物(?)。
数多くの魔剣を所有し、部下に持たせて一大勢力を築き上げているドレイクだと言われており、また自分で魔剣を製造することもある。

カナリカ:「ライダーズギルドの知り合いから、聞いたことがある」
カナリカ:「その人は辺境を走るのが好きな人なんだけど、その人曰く“千剣伯”の名前で知られるドレイクがいるらしいんだ」

カナリカ:「軍団の規模は大きく、魔剣の所持数もあって勢力は小国に匹敵するとか……」
キア:「……私も、その名前には聞き覚えがあると思っていました」
クロウリー:「どこで聞いたんだ?」
キア:「私たちが《空の麓》亭に来た直後、試験で元ヒスドゥール大裂穴で戦ったレッサーオーガが持っていた書簡に同じ名前が」

◆回想◆
“千剣伯”は大裂穴の中に眠る、あるものを探している。
大裂穴から“空色の剣”を探し出せ

キア:「おそらく……空色の剣関連。遺跡の一件で覚えられましたね」
カナリカ:「そういえば、そんな手紙を持っていたな」
イズール:「随分前のことに思えるぜ」*変貌解除

クロウリー:「なんか、思った以上に厄介なことになってきたなぁ」
クロウリー:「蛮族どもが俺たちを狙ってるとは……のんびりした旅だと思ってたんだが」*げんなり
カナリカ:「連中にとっても、よほど“空色の剣”が重要らしい。もしかすると、私たちが訪ねようとしている魔女さんと同じくらい知識があるのかも」

ダンテ:「ふぅん、中々デカい相手を敵に回してるみたいじゃないか」
ダンテ:「こりゃ退屈せずに済みそうだな!」*笑みを浮かべる
カナリカ:「他人事だと思って、調子がいいんだから」
イズール:「ダンテお前、遊びじゃねーんだぞ」
カナリカ:「それとも、君も一緒に最後まで来るかい?」*冗談ぽく

ダンテ:「……あぁ、今決めたぜ。俺も最後まで付いてくってな」
ダンテ:「腕っ節くらいしか取り柄は無ぇけど、せいぜい頼りにしてくれ」*グッと拳を握る

キア:「それはすっごく助かります! 同じリカントであるなら、特に」
カナリカ:「あはは、もふもふしたパーティになったねえ」
カナリカ:*ボロボロだけど笑っています
イズール:「ダンテが強いのは知ってるけど……無茶するなよな」
イズール:「頼りにしてるぜ!」

GM:◆描写◆
蛮族達を撃退したPC達。車掌たちがやってきて、安全が確保されたこと含めて丁寧に礼を言われる。
列車は速度を落としつつ、駅に入る準備を進めていた。夜の帳が降り始めた線路の向こうには、《アインスアスト》の灯りが輝いていた。

GM:というわけで、第七話終了です~!
イズール:お疲れさまです!
ルクス:お疲れ様でした〜!
キア:お疲れ様でした~!
カナリカ:おつかれさまでした~!

GM:次回はドーデン横断鉄道第一分岐の街、《アインスアスト》から出発って感じかな。第八話をお楽しみに~!

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