ソードワールド2.5リプレイ《黒曜石の小剣》亭 「機械仕掛けの回廊」後編
はじめに
この記事は2022/1/3・4に行われた「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のセッションログを再編集したリプレイです。
読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE
(C)KADOKAWA
0. あらすじ
アルフレイム大陸北西部、ドーデン地方。
地方北西部に広がる《キングスレイ鉄鋼共和国》第二都市《ヒスダリア》にある冒険者ギルド《黒曜石の小剣》亭に所属する駆け出し冒険者であるPC達は、近隣の採石場からの依頼を紹介される。
坑道拡張中に発見された遺跡の安全確保を頼まれたPC達は、そのまま内部を探索。途中、魔動機兵管理室に繋がる廊下に侵入者を阻む罠が仕掛けられていることに気が付く。
別の箇所を探索することにしたPC達は、警備室を発見。
奇襲を仕掛けたPC達は、見事警備の魔動機兵達に勝利を収めたのであった。
1. 仕掛けの鍵
GM:というわけで、魔動機兵を撃破したPC達……
安全を確保したところで、各自消費アイテムでMPの補充ですかね
(MPの補充。ゲーム処理的な部分なので割愛)
GM:それでは、探索を続けてまいりましょう。この警備室には、奥にもう一つ扉があるようです。
キリュー:スカウトの人に行ってもらったほうがいいかな……?
アーシュ:じゃあ自分が行きますよ!
クレバァ:助かります~!
キュラソー:お任せします!
アンドリオ:助かります!
GM:OK! ではアーシュさんが扉を開くと……
GM:◆描写◆
警備室の魔動機を蹴散らし、奥に進むとそこは小さな保管庫になっていた。
木製の棚が並んでおり、その最奥に大きさ150mmほどの金属製の鍵が置かれている。
遺跡入口近くの制御室で使うものだ。
GM:というわけで、PC達は最初の部屋で使用する「制御室の鍵」を手に入れました
アーシュ:「これは……鍵、ですかね?」
キャラクター:アーシュ/男性/22歳
プレイヤー:つなこ
種族:ナイトメア
技能:フェンサーLv3、スカウトLv2、エンハンサーLv1
戦闘特技:必殺攻撃Ⅰ、牽制攻撃Ⅰ
装備:サーベル(片手剣)、ソフトレザー(革鎧)
概要
素早い身のこなしが持ち味の、ナイトメアの軽戦士。
生まれ故に両親に捨てられた過去を持っており、周囲と上手く打ち解けられずにいる。
単独でも仕事ができるよう努力した結果、斥候としては高い技術を持っており、遺跡探索では頼りになる存在。
クレバァ:「アーシュくん、ナイスだよぉ! こりゃ制御室で使えそうかね?」
絵:ぽえこさん
キャラクター:クレバァ/女性/10歳
プレイヤー:ぽえこ
種族:ルーンフォーク
技能:シューターLv3、マギテックLv1、セージLv1
戦闘特技:ターゲッティング、鷹の目
装備:トラドール(長銃)、ソフトレザー(革鎧)
概要
外見年齢85歳、稼働年数10年のルーンフォークの射手。
見た目相応の老婆らしい口調や振る舞いを取っている。
見た目こそ老婆だが、視力や手先の器用さは全く問題なく、手にした《ガン》で遠方の敵を正確に撃ち抜く技量を誇っている。
アンドリオ:「あぁ、多分制御室のスイッチに使う鍵だろうぜ!」
絵:シロクニさん
キャラクター:アンドリオ/男性/34歳
プレイヤー:カツオ
種族:ドワーフ
技能:ファイターLv3、スカウトLv1、エンハンサーLv1
戦闘特技:両手利き、武器習熟A/アックス
装備:バトルアックス(斧)*2 ハードレザー(革鎧)
概要
“炎武帝”グレンダールの末裔を自称する陽気なドワーフ。
親の分からぬ孤児であり、本当の生まれはわからないが自分は偉大な英雄の子孫だと考えているらしい。
元鍛冶屋であり、両手に戦斧を1本ずつ持って戦う重量級の二刀流が武器。
キュラソー:「容易に切り替えられないスイッチは鍵型にして作ってある訳か……魔動機文明時代の技術力の一端を垣間見た気分だね」
絵:鍵狐さん
キャラクター:キュラソー・バレンシア/男性/10歳
プレイヤー:鍵狐
種族:ルーンフォーク
技能:シューターLv3、セージLv2、アルケミストLv1
戦闘特技:ターゲッティング、狙撃
装備:ヘビーボウ(弓)、ソフトレザー(革鎧)
概要
大型の弓を背負った、ルーンフォークの射手。
「困難を打開する力」という意味の魔動機文明語の“Intelligence”という単語を好んでおり、節々に引用する。
特に主人を持たない放浪の身であり、物腰は柔らかいが独特の感性を持っており相手を困惑させることもしばしば。
キリュー:「では、最初の部屋まで戻るとするか」
絵:デオンさん
キャラクター:キリュー・シアーズ/男性/40代
プレイヤー:デオン
種族:リルドラケン
技能:グラップラーLv3、レンジャーLv1、エンハンサーLv1
戦闘特技:追加攻撃、牽制攻撃Ⅰ、武器習熟A/格闘
装備:チェインスティック(拳武器) シンプレート(脚部武器)
概要
筋骨隆々の体躯を持つ、リルドラケンの拳闘士。
鍛え上げられた身体を駆使し、強力な攻撃を放つ。
寡黙でストイックな印象を与えるが、内心は温厚かつ愉快な人物。
頑健な肉体と冷静な判断力を併せ持ち、薬草の扱いにも長けている。
GM:というわけで、PC一行は最初の部屋……制御室まで戻ります。
鍵穴に鍵を差し込み、「1」から「0」の方に鍵を回すと……
クレバァ:「ばーちゃんの鍵開けだよぉ!」*差し込んでがちゃ!
GM:『魔動機兵管理室 廊下の罠を停止させました』と魔動機文明語のシステムボイスが流れます
GM:鍵穴に差し込んだ鍵を「0」の方向に回した後、PC達はアンドリオさんとアーシュさんを先頭にして罠の仕掛けられていた廊下に向かいますが、特に何事もなく廊下を通ることができます
アーシュ:「何もなさそう……ちゃんと罠が解除されていますね」
クレバァ:「前は黒焦げになるところだったからねぇ」
アンドリオ:「ガハハ! これで奥まで進めるな!」
キュラソー:「最奥部……おそらくこの先に、遺跡の魔動機兵を管理している端末があるはずだ」
キリュー:「……」*ドスドス進む
GM:それでは……ダンジョン最奥、クライマックスですね!
2. VS!ブルドルン&魔動機兵
GM:◆描写◆
制御室で鍵を回すと、魔動機管理室前の廊下の仕掛けが停止して通過できるようになった。
静かな廊下を進むと、管理室の扉が自動で開く。
扉の向こうは幅10×奥行20mほどの大部屋で、最奥には遺跡全体の警備システムとしての魔動機を統括する制御装置が設置されていた。
装置は各部からマナの青白い光を放っており、それが稼働中であることを思わせる。
GM:そして制御装置の前には、この遺跡の最後の砦となるであろう数機の魔動機が陣を組んでいた。
PC達は魔動機と真正面からにらみ合う格好になる。
GM:待ち受けている魔動機兵の中で最も大型の機体がPC達を発見し、即座に攻撃モードへと切り替わった。
GM:魔動機兵は各部から駆動音を発しながら戦闘態勢を取る。PC達は制御装置を止めるため、彼らを無力化しなければならない。
クレバァ:「ひっ……!」
アーシュ:「で、でかい……!」
キュラソー:「奥の装置を止めるには……魔動機兵達を突破しなければ」
アンドリオ:「ブッ壊すしかなさそうだがなァ!」
キリュー:「スクラップにしてしまえば良いんだな。簡単で助かる」
GM:それでは戦闘開始!
GM:敵戦力は「ブルドルン」*1「ドルーシィ」*2「ザーレィ」*3です
GM:続いて戦闘準備。装備する武器の宣言をお願いします!
アーシュ:ライトメイスを装備します!
クレバァ:トラドールを構えるよ!
アンドリオ:両手にバトルアックスだァ!
キュラソー:ヘビーボウ装備!
キリュー:チェインスティック&シンプレートだ
GM:それでは魔物知識判定!
◆魔物解説◆
【ブルドルン】
ドルンシリーズの大型機。高さ約3.0mほど。
両腕にハンマーを装備しており、更にこれを発射することができる。
発射されたハンマーは10mまでの距離に届き、更に鎖で引き戻すことができる。
硬質な金属素材でボディが覆われており、刃武器に強い。
【ザーレィ】
ドルンに並んでよく魔動機文明時代の遺跡で見られる魔動機兵。
高さ1.4m程度の人型をしており、連射こそできないもののマナを光弾として発射する筒状の機構が搭載されている。また、そのボディは魔法に多少の抵抗を持つ。
マナの発射機構については鹵獲されたザーレィを基に復古と原理解明が進められているようだ。
【ドルーシィ】
金属製の大盾を装備した魔動機兵。
その盾を活かし、他の魔動機兵に対する攻撃をカバーする。
魔法ダメージに強い造りも相まって、集団戦では厄介な存在。
GM:それでは……先制判定! 難易度は10です。
キュラソー:2d6
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[2,4] → 6
→失敗……
クレバァ:2d6
<BCDice:クレバァ>::SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[3,2] → 5
→失敗……
アンドリオ:2d6+1+1 //スカウト運動判定パッケージ
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+1) → 9[4,5]+1+1 → 11
→成功!
アーシュ:2d6+2+3 //スカウト運動判定パッケージ
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 5[3,2]+2+3 → 10
→成功!
キリュー:2d6
<BCDice:キリュー>::SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[5,2] → 7
→失敗……
アンドリオ:取れた!
クレバァ:スカウトチーム流石です!
キリュー:ヤッタネ!
アーシュ:よかったぁ!
キュラソー:先制攻撃だ!
GM:◆描写◆
魔動機兵が動き始める前に、アンドリオとアーシュが前方へと駆け出した!
右方にアンドリオ、左方にアーシュが走り、魔動機達が臨戦態勢を取る前に注意を惹きつける!
キリューが軽く肩を回し、戦闘態勢を整えると同時にクレバァとキュラソーは武器を構えた。
PC達は機先を制し、攻撃を開始する!
アンドリオ:手番いただきます!
アンドリオ:まず前線に移動して練技【キャッツアイ】を発動!
アンドリオ:前線のドルーシィを攻撃します!
アンドリオ:2d6+3+3+1-0-2 //命中力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0-2) → 10[5,5]+3+3+1-0-2 → 15→HIT!
GM:ドルーシィの回避固定値は10……命中だ!
アンドリオ:k21@11+3+3+0-0+1 //ダメージロール
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.21c[11]+7 → 2D:[2,4]=6 → 4+7 → 11
GM:ぬぅ!! 残りHP17点……!
アンドリオ:【両手利き】でもう一撃だァ!
アンドリオ:2d6+3+3+1-0-2 //命中力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0-2) → 7[5,2]+3+3+1-0-2 → 12→HIT!
アンドリオ:k21@11+3+3+0-0+1 //ダメージロール
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.21c[11]+7 → 2D:[6,5 4,5]=11,9 → 9,7+7 → 1回転 → 23
アンドリオ:オラァ!!
GM:ぎゃぁぁぁぁあああ!!
クレバァ:1回転! さすがぁ!
アーシュ:これはえぐいwww
キュラソー:アックスでクリティカルさせるとは……!
キリュー:超火力パーティ
GM:ドルーシィのHP、-3……撃破!
GM:さっそく一機撃墜されたんですけど!
GM:アンドリオが魔動機兵の一体に斬りかかる!
一瞬にして2度の斬撃が魔動機兵に加えられ、大盾を持った腕と胴体が寸断された!
アンドリオ:「ガハハ! スクラップだぜぇ!」
クレバァ:「アンドリオさん! なんて力なんだい!」
キリュー:「ドワーフの筋力も凄いんだな」
キリュー:次手番いただきます。
キリュー:補助動作で練技【マッスルベアー】と種族特徴【剣の加護/風の翼】を発動し、前線に移動!
キリュー:ドルーシィにシンプレートでキック攻撃!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 7[5,2]+3+2-1+2-0 → 13→HIT!
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[6,5 6,6 5,6 5,3]=11,12,11,8 → 9,10,9,7+10 → 3回転 → 45
クレバァ:ええええええ!?
アンドリオ:??????
アーシュ:えっ……?
キリュー:?????
キュラソー:えぇ……!?
GM:あばばばばっ!!
GM:キリューは翼を広げ、前線に飛び込んだ。地面を力強く蹴り、地上約3mほどの高さで僅かに滞空する。
次の瞬間、身体を捻りながらドルーシィに向かって強襲! 体重と身体のバネを乗せた、凄まじい威力の踵落としが大盾の上から機体を叩き壊す!
キリュー:「その盾、どうやら飾りだったようだな」
GM:その場に残ったのは、巨大な鉄槌か何かで上から叩き潰されたようなドルーシィの残骸であった。
クレバァ:「キリューちゃん、魔動機兵が原型を留めてないよぉ!?」
アーシュ:「盾ごと叩き潰した……!?」*驚愕
キュラソー:「もはや、破壊力がちょっとした兵器ではないかね……?」
アンドリオ:「流石にアレは真似できんぜ……!」
アーシュ:次手番もらいます!
アーシュ:補助動作で練技【ガゼルフット】を発動し、前線に移動してブルドルンに攻撃!
アーシュ:2d6+3+1+3+0-0 //命中力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+3+0-0) → 9[4,5]+3+1+3+0-0 → 16
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 11[6,5]+5+0-0 → 16→成功!
アーシュ:あわわわわ……
GM:このブルドルン出目いいな……
GM:アーシュはライトメイスを抜き、上から叩きつけるが……!
ブルドルンは一瞬早い動きでハンマーを振り上げ、アーシュの振るったライトメイスを弾き上げる!
アーシュ:「くっ……! こいつ、思ったより素早いです!」
クレバァ:「アーシュくんの動きを見てから対応してたねぇ!」
キュラソー:「一筋縄ではいかない、ということだね!」
クレバァ:手番もらいます! 補助動作で【ターゲットサイト】【ソリッド・バレット】を使用して……後列のザーレィを狙います!
クレバァ:2d6+3+3+1-0 //命中力判定(残弾:22)
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 6[3,3]+3+3+1-0 → 13→HIT!
クレバァ:k20@10+1+2 //ダメージロール
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+3 → 2D:[1,6]=7 → 5+3 → 8
GM:ザーレィの残りHP17……!
GM:クレバァは前線で戦う仲間たちの後方、砲塔を構える魔動機兵を見据える!
銃身から放たれた弾丸はキリューの傍を通り抜け、ザーレィの肩に命中! 着実にダメージを与えた。
クレバァ:「皆に比べて威力は心もとないが……地道に削るよぉ!」
キュラソー:では次手番もらいます
キュラソー:ブルドルンを対象に狙撃を宣言!
キュラソー:「(恐らく生半可な攻撃は通じないだろうね……ならば!)」
GM:キュラソーは大弓に矢を番え、片膝を付いて狙撃姿勢に入った!
GM:それでは魔動機兵達のターン!
GM:まさか「かばう」担当のドルーシィが両方撃墜されるとは……
GM:まずはザーレィ達の行動から。PC1人に集中攻撃しよう。
GM:choice[アンドリオ,キリュー,アーシュ] //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[アンドリオ,キリュー,アーシュ])
→ アンドリオ
GM:アンドリオさんに「光弾」発射だぁ!
ザーレィ:C(4+1+7) //命中力判定※光弾
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 12
アンドリオ:回避で!
アンドリオ:2d6+3+1+0-0 //回避力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+0-0) → 7[4,3]+3+1+0-0 → 11→失敗……
ザーレィ:2d6+3 //純エネルギー属性魔法ダメージ
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 10[5,5]+3 → 13
アンドリオ:いってぇ! 残りHP17点……!
GM:ザーレィの砲塔から放たれた光弾がアンドリオの脇腹に命中! 熱と衝撃がアンドリオの身体を揺らす!
アンドリオ:「うおおおおお! いってぇぞ!」
アーシュ:「大丈夫ですか!?」
クレバァ:「大丈夫かい!? なんて強さだ……!」
アンドリオ:「なぁに、まだ平気だ! ドンドン来やがれ!」*胸を叩く
キリュー:「タフな男だ」
GM:もう一体もアンドリオさんに攻撃するぞ!
アンドリオ:今回は精神抵抗で!
アンドリオ:2d6+3+2+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+0-0) → 9[4,5]+3+2+0-0 → 14→成功!
アンドリオ:こっちの方がいいぞ
キリュー:やった!
クレバァ:やったーーーー!!
アンドリオ:半減だ!
アーシュ:やった!!!!
GM:RESIST!
ザーレィ:2d6+3 //純エネルギー属性魔法ダメージ
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 12[6,6]+3 → 15
GM:6ゾロだ! これを半減か……惜しいぜ
アンドリオ:回避失敗してモロに食らってたらと思うと怖いな
アンドリオ:残りHP9点……これ結構ヤバいかも
GM:もう一体のザーレィは様子見に徹しよう。一体が休むことで、実質的に毎ラウンド射撃が可能になるからな!
GM:それではブルドルンの手番!
GM:ブルドルンは「右半身」と「左半身」に分かれた2部位エネミーです
GM:なので部位ごとに1回ずつ行動します
GM:まずは右半身
GM:先ほど攻撃してきたアーシュさんにハンマーを振り下ろす!
ブルドルン:2d6+6+0-0 //命中力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 10[6,4]+6+0-0 → 16
アーシュ:2d6+3+3+1-0 //回避力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 7[4,3]+3+3+1-0 → 14→失敗……
ブルドルン:2d6+6+0-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 7[6,1]+6+0-0 → 13
アーシュ:いてて……残りHP16点です
GM:ブルドルンの振るった右腕のハンマーがアーシュを捉える! 横振りの一撃がアーシュを吹き飛ばした!
アーシュ:「痛てて……すみません、しくじりました」*よろけながら
GM:左半身、キリューさんを攻撃!
ブルドルン:2d6+6+0-0 //命中力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 7[3,4]+6+0-0 → 13
キリュー:2d6+3+2+1-0 //回避力判定
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+1-0) → 4[1,3]+3+2+1-0 → 10→失敗……
ブルドルン:2d6+6+0-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 8[6,2]+6+0-0 → 14
キリュー:む……残りHP25点だ
GM:ブルドルンの左ハンマーがキリューを捉える! 突き出されたハンマーに対し、キリューは両腕を交差させてダメージを凌いだ!
キリュー:「機械仕掛けが……中々やる」*構えを解く
GM:それでは第二ラウンド!
キリュー:手番いいですか? ブルドルンに攻撃したい
キリュー:種族特徴使用は継続したまま、ブルドルンにシンプレートでキック攻撃!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 9[3,6]+3+2-1+2-0 → 15
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 5[1,4]+5+0-0 → 10→失敗……
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[1,4]=5 → 4+10 → 14
GM:追加攻撃でもう一発!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 8[3,5]+3+2-1+2-0 → 14
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 7[1,6]+5+0-0 → 12→失敗……
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[6,6 5,1]=12,6 → 10,5+10 → 1回転 → 25
GM:全快から左半身が一気に残り11点まで持っていかれた!!
GM:ブルドルンから攻撃を受けたキリューだったが、彼はその隙を見逃していなかった! ブルドルンの腕が戻る前に懐へと飛び込み、飛び蹴りの体勢へと移行する。ほぼ同時に放たれた2発の蹴りが魔動機兵の巨体を揺らし、その内部を軋ませた!
キリュー:「壊すつもりで蹴ったが……タフな機械だ」
アーシュ:「あれでもまだ倒れないなんて……!」
クレバァ:「なんて頑丈さなんだい……!?」
キュラソー:「キリュー君の2連撃を受けても動くとは……」
アーシュ:では次もらいます!
アーシュ:「次は、絶対当てます!」*武器構え直し
アーシュ:牽制攻撃を宣言しながら近接攻撃!
アーシュ:2d6+3+1+3+0-1 //命中力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+3+0-1) → 6[5,1]+3+1+3+0-1 → 12
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 9[4,5]+5+0-0 → 14→成功!
アーシュ:かなしい……
GM:出目が……
GM:ブルドルンは空いた左腕で再びアーシュのメイスをガードする!
アーシュ:「そ、そんなぁ……!」
クレバァ:「ちょっと搦手を使ってみようかねぇ!」
クレバァ:補助動作で【ターゲットサイト】【シグナル・バレット】を使用します! ブルドルンに射撃!
クレバァ:2d6+3+3+1-0 //命中力判定(残弾:21)
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 5[1,4]+3+3+1-0 → 12
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 9[4,5]+5+0-0 → 14→成功!
クレバァ:なぁぁ!
GM:クレバァは照明弾を作成!狙いを付けて発射するが……ブルドルンは脚部車輪を急稼働させて後退! 着弾地点からは眩い光が放たれる!
クレバァ:「すばしっこいねぇ!」
アンドリオ:「仕方ねぇ! カバーするぜ!」
アンドリオ:「俺がぶっ壊してやらぁ!」*両手の斧を捨て、ヘビーメイスに持ち変える!
アンドリオ:ブルドルンに攻撃!
アンドリオ:2d6+3+3+1+1-0 //命中力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1+1-0) → 4[3,1]+3+3+1+1-0 → 12
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 8[2,6]+5+0-0 → 13→成功!
アンドリオ:うわぁぁ!
GM:このブルドルン、出目強すぎる
GM:アンドリオがヘビーメイスを振り下ろす!
ブルドルンは両腕のハンマーを交差させ、ヘビーメイスの鉾頭を弾き返した! 互いの武器が激突し、轟音が響く!
アンドリオ:「オイオイ!嘘だろぉ!?」
キリュー:「図体の割に機敏な動きだ」
クレバァ:「あんな早い魔動機兵、見たことことないよぉ……」
アーシュ:「これはかなり厳しいですね……」
キュラソー:「まずいな、これは……!」
キュラソー:では手番もらいます……先ラウンドの狙撃を乗せてブルドルン右半身に射撃攻撃!
キュラソー:2d6+3+4+0-0 //命中力判定(残弾:22)
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+0-0) → 8[3,5]+3+4+0-0 → 15
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 4[2,2]+5+0-0 → 9
→失敗……
GM:狙撃発動だ!
キュラソー:k27@10+3+2 //ダメージロール
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+5 → 2D:[3,6]=9 → 8+5 → 13→狙撃効果で26
GM:残りHP-11……削られてた方の右半身が完全に壊されたっ!
GM:キュラソーは呼吸を整え、狙い澄まして矢を放つ!
矢はブルドルンの右腕付け根に突き刺さり、内部機構を破壊! もはや右腕を振るうことはできない!
キュラソー:「食らいたまえ! これが人族の英知を込めた一撃だ!」*ビシッと決めポーズ
クレバァ:「キュラソーくんさすがだよぉ!」
キリュー:「よいポーズだな」*微妙に真似できていない真似をしながら
キュラソー:「そして! これがもう一つの英知!」*腰のアルケミーキットから緑のカードを抜き取る
キュラソー:賦術【ヒールスプレー】でアンドリオさんを回復します。消費するカードのランクはA
GM:OK! アンドリオさんのHPを即座に10点回復ですね
GM:キュラソーは射撃後、腰に取り付けたアルケミーキットから2枚のカードを抜き取りアンドリオへと投げ放った!
植物等から抽出した原形質で作られた、緑のマテリアルカードを使って治療を行う賦術、ヒールスプレーだ!
アンドリオ:「うおおお! まだやれるぜぇ!」*メイス振り回し
GM:これでPC達の手番は終了。
GM:第二ラウンド裏で魔動機兵達のターンですね。
GM:では……ザーレィ一体は射撃で攻撃しよう
GM:choice[アンドリオ,キリュー,アーシュ] //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[アンドリオ,キリュー,アーシュ])
→ アーシュ
アーシュ:かかってこいよお!
GM:光弾の命中判定達成固定値は12……回避か抵抗をどうぞ!
アーシュ:回避で!
アーシュ:2d6+3+3+1-0 //回避力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 7[5,2]+3+3+1-0 → 14→成功!
GM:アーシュは砲塔から放たれた光弾を素早く回避! 練技で強化された脚力で体の軸を逸らす!
アーシュ:「今のは少し危なかったです」
キリュー:「良い身のこなしだ」
GM:それでは……次、ブルドルン左半身の手番
GM:choice[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー] //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー]) → クレバァ
クレバァ:なんと!?
GM:ふむ! では……
GM:ブルドルンは【ハンマースロー&引き戻し】の能力を使用する。
GM:左腕のハンマーを射出し、10m先の相手を攻撃できるのだ!
クレバァ:ひぃ!
キュラソー:この能力を使うと続く10秒間は回避が少し下がるから、攻め時ではあるが……
GM:ブルドルンは左腕のハンマーを構え、クレバァにロックオン!
ブルドルン:2d6+5+0-0 //ハンマースロー命中判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 6[4,2]+5+0-0 → 11
クレバァ:2d6 //回避力判定
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[1,4] → 5
→失敗……
クレバァ:よぼよぼだよぉ……
アンドリオ:後衛は仕方ないですぜ!
アーシュ:しかたない
ブルドルン:2d6+5 //ハンマーダメージ
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 9[3,6]+5 → 14
クレバァ:残りHP13点……これはまずいね!
キュラソー:「む! 奴め、飛び道具を使う気か!」
GM:鎖付きのハンマーが発射され、クレバァに向かって飛来する!
クレバァ:避けることすらできず吹き飛ばされます……!
クレバァ:「ぐふぉ……じ、爺さんのお迎えが来たよ……」*血を吐く
キュラソー:「ク、クレバァ婦人~ッ!」
アーシュ:「クレバァさんッ!!」
GM:ハンマーがクレバァの胴体に命中し、後方に吹き飛ばす!
クレバァは銃を杖がわりに何とか立ち上がり、再び射撃姿勢を取った!
アンドリオ:「しっかりしろ! 婆ちゃん!」
キリュー:「ご老体に酷いことを」
クレバァ:*血を吐きながらサムズアップ
GM:ではでは、第三ラウンド!
クレバァ:最初の手番貰って良いですか? 【シグナル・バレット】を使ってみようかと
◆GMのメモ◆
【シグナル・バレット】
ダメージを与えない代わりに、強力な光を放つ照明弾を作成する魔動機術。
エリアに向けて放った場合、着弾点の周囲を明るく照らす。
また、五感や機械知覚を持つキャラクターに直接命中させることで目を眩ませる効果が期待できる。
クレバァ:補助動作で【シグナル・バレット】と【ターゲットサイト】を使用します! 主動作でブルドルン右半身に狙いを定める!
クレバァ:2d6+3+3+1-0 //命中力判定(残弾:20)
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 7[4,3]+3+3+1-0 → 14
ブルドルン:2d6+5+0-1 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-1) → 7[6,1]+5+0-1 → 11→失敗……
キリュー:いいじゃない
アーシュ:やったぁ!
キュラソー:ナイスショット!
GM:クレバァは照明弾を再び作成! 狙いを付けてブルドルンの頭部ユニットに打ち込む!
着弾の瞬間、照明弾は激しい光を放ち、ブルドルンの制御系を攪乱した! 巨体の魔動機兵が周囲を見失い、動きが鈍る!
クレバァ:「爺さんの迎えが来る前に……照明弾をくらいな!」
クレバァ:「奴の目を眩ませた! 皆、頼むよぉ!」
クレバァ:さっきの射撃で弾切れです!
アーシュ:続きます! 【必殺攻撃】を宣言し、ライトメイスでブルドルンを攻撃!
アーシュ:2d6+3+1+3+0-0 //命中力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+3+0-0) → 8[6,2]+3+1+3+0-0 → 15
ブルドルン:2d6+5+0-3 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-3) → 10[6,4]+5+0-3 → 12→失敗……
アーシュ:k10+3+3+0-0@11#1 //ダメージロール@必殺
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[11]a[+1]+6 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗……
GM:Oh……
アーシュ:???????????????????
アンドリオ:!?
クレバァ:!?
アーシュ:????
キリュー:oh....
キュラソー:マ ジ か
GM:ブルドルンは左腕を翳し、紙一重でアーシュのライトメイスを受け止める!
アーシュ:「決まっ……う、うそ!?」*目に見えて動揺
アーシュ:「……くっ!」*素早くバックステップで距離を取る
キリュー:「そういうこともある」*尻尾で背中を軽く叩く
アーシュ:「僕は何もできないのか……!」*ううっ
アンドリオ:「アー坊、落ち着けって」
アンドリオ:「いつかはヤツも隙を見せる。その時ゃ頼むぜ、ガハハ!」
アンドリオ:「ま、その前に俺とキリューでぶっ壊しちまうかもしれねぇけどよォ!」
キリュー:「そうだな。任せてもらって良いかもしれん」
アンドリオ:「その時は、脚の早いお前さんが奥のザーレィ共をぶっ壊しちまってくれ!」
アーシュ:「……! はい!」
キリュー:では……手番もらいます
キリュー:シンプレートでキック攻撃……!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 6[5,1]+3+2-1+2-0 → 12
ブルドルン:2d6+5+0-3 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-3) → 11[5,6]+5+0-3 → 13→成功!
キリュー:なにっ
クレバァ:はやい!
キュラソー:回避マイナス補正を出目でねじ伏せてきたか!
キリュー:もう一撃叩き込むまで!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 8[4,4]+3+2-1+2-0 → 14
ブルドルン:2d6+5+0-3 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-3) → 5[2,3]+5+0-3 → 7
→失敗……
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[3,2]=5 → 4+10 → 14
GM:左半身残りHP、32点!
GM:キリューの放った横蹴りを、ブルドルンの右腕が辛うじて弾く!
キリュー:「……甘いッ!」
GM:弾かれた蹴り足が地面に届いた瞬間、キリューは即座に重心を移し逆脚で鋭い回し蹴りを放つ! ブルドルンの予測を上回る速度の連続攻撃が防御を掻い潜り、魔動機兵の上半身を大きく揺らした!
キリュー:「叩き割るつもりで蹴ったのだが……随分頑丈な機械だな」
キュラソー:「だが、地道に削れている! 攻撃を浴びせ続けるんだ!」
アンドリオ:「殴り続けりゃ良いんだな!? 話が早ぇ!」
アンドリオ:次いきます! ヘビーメイスで攻撃!
アンドリオ:2d6+3+3+1+1-0 //命中力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1+1-0) → 8[3,5]+3+3+1+1-0 → 16
ブルドルン:2d6+5+0-3 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-3) → 5[4,1]+5+0-3 → 7
→失敗……
キリュー:イイー
クレバァ:いい出目ー!
キュラソー:良い値!
アンドリオ:k30@12+3+3+0-0 //ダメージロール@両手
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30c[12]+6 → 2D:[2,3]=5 → 4+6 → 10
GM:残りHP、26点!
アンドリオ:「グラついてきたな……っとォ!」*メイスでフルスイング!
GM:アンドリオのヘビーメイスが唸りを上げ、キリューの攻撃で怯んだブルドルンの左肩を打ち付ける! 少しずつ装甲にヒビが入り、関節部の動きがぎこちなくなってきた!
アンドリオ:「あと5,6発殴ればスクラップだな! ガハハ!」
アーシュ:「動きが鈍くなってきました……もうすぐのはず!」
クレバァ:「ちょっとずつだけど削れてるよぉ!」
キュラソー:「だが、あの分だと今すぐ仕留めるのは難しいな……」
キュラソー:「前衛諸君! あと10秒、奴を前線に留めてくれたまえ!」
アーシュ:「が、頑張ります!」
キリュー:「たった10秒で良いのか?」
アンドリオ:「俺たちなら楽勝だぜ!」
キュラソー:では手番もらいます!
キュラソー:クレバァさんの照明弾の効果は美味しいのだが……次で確実に仕留めるため【狙撃】を宣言! 準備に移って手番を終えます!
キュラソー:もう回復のリソースもない。次ラウンドを凌げるかどうかが勝負の際!
GM:では第三ラウンド裏、魔動機兵達が動くぞ!
GM:まずはザーレィ2機!
GM:choice[A,B] //二者ランダム選択 Aで集中砲火、Bで掃射
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[A,B]) → B
GM:ほう……掃射か。 万遍なくPCを狙うよ
GM:では、アンドリオさんとキリューさんに1発ずつ! 達成値は固定12
キリュー:回避を試みよう
アンドリオ:ここは賭けで、俺も回避だ!
キリュー:2d6+3+2+1-0 //回避力判定
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+1-0) → 5[2,3]+3+2+1-0 → 11→失敗……
アンドリオ:2d6+3+1+0-0 //回避力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+0-0) → 8[5,3]+3+1+0-0 → 12→成功!
キリュー:む!
アンドリオ:ギリギリ成功したぜ!
ザーレィ:2d6+3 //純エネルギー属性魔法ダメージ
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 3[2,1]+3 → 6
GM:ザーレィ2機が射撃姿勢を取り、光弾を発射! 間一髪で飛び退いたアンドリオのヒゲを光弾が掠め、回避の遅れたキリューの脇腹に光弾が命中!
キリュー:「ぴっ!」*思わず声出た
アンドリオ:「あっぶねぇ!」
クレバァ:「大丈夫かい!? 二人とも!」
アンドリオ:「俺は平気だが!」
キリュー:「かなり熱いが耐えられる……! 問題ない」*尻尾先をプルプル震わせながら
GM:そしてブルドルン左半身!
GM:choice[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー] //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー]) → アンドリオ
GM:再びアンドリオにハンマー打ち下ろし!
アンドリオ:来なァ!
ブルドルン:2d6+6+0-0 //命中力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 5[4,1]+6+0-0 → 11
アンドリオ:2d6+3+1+0-0 //回避力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+0-0) → 7[4,3]+3+1+0-0 → 11→成功!
GM:ぬぅぅぅう!! 同値回避とはッ!!
アーシュ:おおおお
クレバァ:やったーーーー!!
キリュー:ギリギリいけた!
キュラソー:いいぞーー!!
アンドリオ:しゃぁ!
GM:ブルドルンのハンマーが上から振り下ろされる!
アンドリオは手にしたメイスを構え、渾身の力で振るい抜く!
アンドリオ:「そんな単調な攻撃よォ! 避けるまでもねぇ!」
GM:ハンマーとメイスが激突する轟音が鳴り響き、アンドリオは再びメイスを構え直す! ブルドルンの攻撃タイミングを捉え、自身のメイスを真正面から撃ち込むことで強引に攻撃軌道を逸らしたのだ!
後方ではキュラソーが大弓を引き絞り、既に狙いを付け終えていた!
GM:それでは……第四ラウンド!
GM:第一ラウンドで発動させた練技の効果が切れますので、注意してください!
キュラソー:では……手番、もらいます
キュラソー:【狙撃】を宣言したヘビーボウで、ブルドルン左半身に攻撃!
キュラソー:2d6+3+4+0-0 //命中力判定(残弾:21)
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+0-0) → 11[5,6]+3+4+0-0 → 18
ブルドルン:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:ブルドルン>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 7[5,2]+5+0-0 → 12→失敗……
GM:狙撃成功!
キリュー:やったね!
クレバァ:やったー!!
キュラソー:ではダメージ……!
キュラソー:k27@10+3+2 //ダメージロール
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+5 → 2D:[5,5 5,1]=10,6 → 9,6+5 → 1回転 → 20→狙撃効果で40
キュラソー:わろた
クレバァ:ふぉおおおお!!
アンドリオ:殺意がすごい
キリュー:素晴らしい
GM:なっ……!? 40ダメージ!?
GM:左半身のHPは-10……こんなの耐えられるわけねぇよ!!
キュラソー:「ありがとう愛すべき仲間達! よく耐えてくれた!」
キュラソー:「食らいたまえ! 驚愕したまえ!」
キュラソー:「これが、僕らの……“Intelligence”の力だぁああああああ!」*矢を放って両手を広げながら天を仰ぐポーズ
GM:キュラソーは今までの戦いの中で、ブルドルンの動きのクセと急所を見抜いていた。
長期間稼働しているが故の部品の摩耗や潤滑油の偏りから来る微妙な動きのクセに合わせ、矢を放つ!
限界まで引き絞られた弓から放たれた矢は、前衛達の攻撃によって入れられた装甲のヒビを砕き、内部の制御機構を綺麗に貫く!
キリュー:「か、かっこよすぎる」*目を輝かせながら
クレバァ:「キュラソーくんの狙撃……いぃいんてりじぇんす!」
アンドリオ:「い、いんてりじぇんす……!」
アーシュ:「かっこいい……これがいんてりじぇんす……!」
GM:ブルドルンの背後の壁に、キュラソーの放った矢が突き刺さる。
その矢には直径10cm程の、魔動機兵制御コアが射抜かれていた。
ブルドルンの機体が静かに機能を停止し、両腕がだらりと垂れ下がる。
GM:前線乱戦エリアの「ブルドルン」は完全停止!
敵陣エリアにいた「ザーレィ」達が前線乱戦エリアに引っ張り出される形になるな。フレーバー的にはPC達が進撃しているんだけど。
アーシュ:では……手番もらいます!
アーシュ:補助動作で練技【ガゼルフット】を起動、そしてライトメイスを捨てて補助動作でサーベルを抜刀! 主動作でザーレィに攻撃!
アーシュ:2d6+3+3+0-0 //命中力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+0-0) → 7[5,2]+3+3+0-0 → 13
ザーレィ:C(4+7) //回避力判定
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11→HIT!
アーシュ:k10@9+3+3+0-0 //ダメージロール
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[9]+6 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
GM:そ、そんな……
クレバァ:ふぁ!?
アーシュ:おうちかえる
アンドリオ:マジ!?
キリュー:こんなことが?
クレバァ:だ、ダイス神ーーー!!
アーシュ:どうちて
キュラソー:ダイス神~!!!
GM:で、では……
GM:ザーレィの砲身が辛うじてアーシュのサーベルを阻む! 踏み込みが少しだけ浅かったようだ。
アーシュ:「すみません……すみません!」
キリュー:「そういう日もある」
クレバァ:「大丈夫だよアーシュくん! みんながついてるよぉ!」*リロードしながら
アンドリオ:「俺もたまにあるぜぇ! 気にすんな、ガハハ!」
キリュー:では手番もらいます 使用時間限界なので種族特徴の【剣の加護/風の翼】は効果終了。練技【マッスルベアー】を再使用して、ザーレィを【牽制攻撃】を宣言して攻撃します。チェインスティックによるパンチ攻撃!
キリュー:2d6+3+2+1+1-0 //命中力判定@チェインスティック
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+1+1-0) → 8[3,5]+3+2+1+1-0 → 15→HIT!
キリュー:k15@11+3+4+1+2-0 //チェインスティック用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.15c[11]+10 → 2D:[4,3]=7 → 4+10 → 14
GM:もう一撃!
キリュー:2d6+3+2+1+1-0 //命中力判定@チェインスティック
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+1+1-0) → 4[1,3]+3+2+1+1-0 → 11→MISS……
キリュー:ちぃ
GM:キリューは素早く前進し、砲塔にマナをチャージしているザーレィを牽制気味に殴りつける!
ザーレィは大きく姿勢を崩し、近接攻撃体勢に入った!
アンドリオ:次いくぜ! ヘビーメイスでさっきキリューさんが攻撃したザーレィに追撃だァ!
アンドリオ:2d6+3+3+1+1-0 //命中力判定
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1+1-0) → 7[2,5]+3+3+1+1-0 → 15→HIT!
アンドリオ:k30@12+3+3+0-0 //ダメージロール@両手
<BCDice:アンドリオ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30c[12]+6 → 2D:[5,3]=8 → 8+6 → 14
GM:ザーレィ、残りHP3点……!
クレバァ:削れてきてるねぇ!
クレバァ:「追撃したいけど、生憎ばーちゃんはリロードだよ!」
GM:OK~! それじゃ第四ラウンド、ザーレィ達のターンだ。
GM:さて……前衛達は全員ザーレィと同じエリアにいるので、実は今ザーレィの光弾は後衛に届く
クレバァ:なんとぉ!
GM:choice[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー] //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[アンドリオ,キリュー,アーシュ,クレバァ,キュラソー]) → クレバァ
キュラソー:ここで弱っている方を狙ってくるか……!
キリュー:魔動機兵は容赦がないな
クレバァ:精神抵抗……の方が良いですね、ここは!
GM:難易度12でお願いします~!
クレバァ:2d6+3+1+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1+0-0) → 3[1,2]+3+1+0-0 → 7→失敗……
ザーレィ:2d6+3 //純エネルギー属性魔法ダメージ
<BCDice:ザーレィ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 8[5,3]+3 → 11
クレバァ:うわーっ! 残り2点です……!
キュラソー:満身創痍だ!!
GM:ザーレィの放った光弾がクレバァの右肩に炸裂!
クレバァはリロード済の銃を取り落とさないよう、左手で強く銃身を握り締める!
クレバァ:「ぐぁぁ! じ、爺さんが見えるよ……死んだ爺さんが……!」
キリュー:「まだお迎えには早いぞッ!」
キュラソー:「ふ、婦人! 耐えろ、耐えるんだーッ!」
アンドリオ:「さっさと終わらせねぇと、マジで死んじまうぞ!」
アーシュ:「が、頑張ってください!」
GM:それではザーレィ2機の方 こっちは撃てないので……
GM:キリューさんとアーシュさんに近接攻撃!
GM:お二人とも難易度11の回避判定をどうぞ
キリュー:2d6+3+2+0-0 //回避力判定
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+0-0) → 7[2,5]+3+2+0-0 → 12→成功!
アーシュ:2d6+3+3+1-0 //回避力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 10[5,5]+3+3+1-0 → 17→成功!
アーシュ:「はぁっ!!」
キリュー:「射撃機の格闘など効くか」
GM:それでは第五ラウンド!
キュラソー:「諸君、もうひと踏ん張りだぞ! 頑張れ!」
アーシュ:「はいッ!」
クレバァ:「皆ぁ……頼んだよ……!」
キリュー:「婆さんのためにも、早くケリをつけないとな」
キリュー:では手番もらいます……!
キリュー:牽制攻撃を宣言し、無傷のザーレィにキック攻撃!
キリュー:2d6+3+2-1+2-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+2-0) → 7[1,6]+3+2-1+2-0 → 13→HIT!
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[2,4]=6 → 5+10 → 15
キリュー:2d6+3+2-1+1-0 //命中力判定@シンプレート
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2-1+1-0) → 8[6,2]+3+2-1+1-0 → 13→HIT!
キリュー:k25@11+3+4+1+2-0 //シンプレート用ダメージロール
<BCDice:キリュー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.25c[11]+10 → 2D:[3,6]=9 → 8+10 → 18
GM:残りHP-2……ザーレィ破壊!! 1セットで粉砕されたぁ!
GM:キリューが素早く構え、無傷のザーレィに2発の蹴りを叩き込む!
時間差で打ち込まれた蹴りはザーレィの身体を錐揉み回転させながら吹き飛ばし、壁に叩きつけて戦闘不能にした!
キリュー:「やったぁ!」*ちょっとジャンプ
アーシュ:「続きます!」*サーベル構え
アーシュ:一番弱ってる真ん中のザーレイに必殺攻撃!
アーシュ:2d6+3+3+0-0 //命中力判定
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+0-0) → 6[1,5]+3+3+0-0 → 12→HIT!
アーシュ:やった……!
クレバァ:きたぁぁぁ!!
アーシュ:k10+3+3+0-0@9#1 //ダメージロール@必殺
<BCDice:アーシュ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[9]a[+1]+6 → 2D:[3,5 6,6 1,1]=9,12,2 → 5,7,**+6 → 2回転 → 18
キュラソー:出目のふり幅デカすぎやろ
アンドリオ:きたぁあああああ!
キリュー:すごおお
アンドリオ:ピンかキリしかねぇ!
GM:ザーレィの残りHP、-12! 破壊!
アーシュ:「や、やった!」
クレバァ:「アーシュくん! 粉砕だよぉ!」
キリュー:「やるな、アーシュ!」
キュラソー:「素晴らしい! 見事な腕前だ、アーシュ君!」
アーシュ:「あ、あ、ありがとうございます……!」
アンドリオ:「できるじゃねぇか、アー坊!」
GM:アーシュはサーベルを鞘に収め、低く腰を落とす。
半壊状態のザーレィに一瞬で距離を詰め、サーベルの刀身を鞘から抜き放つと同時に強烈な斬撃を叩き込む!
一瞬の後、金属で作られた魔動機兵の関節部が綺麗に両断され、上半身が地面に転がり落ちた。
GM:それでは……残るザーレィはあと1機!
クレバァ:手番もらいます! 補助動作で【ターゲットサイト】【ソリッド・バレット】を使用! 主動作で射撃します!
クレバァ:2d6+3+3+1-0 //命中力判定(残弾:19)
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1-0) → 9[6,3]+3+3+1-0 → 16→HIT!
クレバァ:k20@10+1+2 //ダメージロール
<BCDice:クレバァ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+3 → 2D:[5,6 2,1]=11,3 → 9,1+3 → 1回転 → 13
GM:残りHP3点!
GM:クレバァは残り僅かなマナをかき集め、弾丸へと込める!
既に体力は限界近かったが、長年(?)に渡る経験と射手としての矜持が獲物を逃がさなかった。
クレバァ:「みんな! あとは頼んだよ……!」*弾丸を発射!
キュラソー:「婦人、ご苦労! あとは僕に任せたまえ!」
キュラソー:では、最後のザーレィにヘビーボウで攻撃!
キュラソー:2d6+3+4+0-0 //命中力判定(残弾:21)
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+0-0) → 9[6,3]+3+4+0-0 → 16
キュラソー:k27@10+3+2 //ダメージロール
<BCDice:キュラソー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+5 → 2D:[2,2]=4 → 3+5 → 8
GM:ザーレィの残りHP-2点! 破壊!
GM:クレバァの弾丸で大きくよろめいたザーレィを突き崩すように、キュラソーの矢が寸分違わず同じ場所に命中する!
急所に2発の攻撃を立て続けに受けたザーレィはそのまま仰向けに倒れ込み、動かなくなった!
キュラソー:「ふふふ……! 我々の勝利だッ!」
アーシュ:「か、買った……!」
キリュー:「“Intelligence”の勝利だな」
クレバァ:「やったよぉ! いんてりじぇーんす!」
アンドリオ:「ウオオオオッ!」*勝利の雄叫び
クレバァ:「皆がいてくれなかったら、ばーちゃんは今頃死んでたよ。ありがとうねぇ」*よろ……
キリュー:「ご老体の疲労がすごそうだな。おぶろうか?」
アーシュ:「ぼ、僕も荷物くらいなら持てますので……!」
クレバァ:「本当かい!? お願いするよ!」*キリューに飛び乗る
キリュー:「故郷では親切にすると福が来る、というからな」
GM:それでは……
GM:ブルドルン達が守っていた魔動機制御装置の前面にはボタンが付いており、押し込むことでこの遺跡の警備システム全体が停止します。
GM:遺跡の安全が確保されたので、PC達の仕事は達成されました。
◆ ◆
3. 結末
GM:◆描写◆
遺跡最奥部の魔動機制御装置を停止させたPC達は、坑道を通ってセイブル採石場に戻る。
遺跡に潜ったのは午前中だったが、もうすっかり日が暮れ始めていた。
作業監督署に向かうと、ウィリアムズがPC達を待っていた。
◆NPC解説◆
リード・ウィリアムズ(人間/男性/30代)
セイブル採石場の職人代表を務める人間の男性。
石材の加工だけでなく、価格交渉や人員指揮なども熟す、やり手の職人。
ウィリアムズ:「おぉ、戻ったか」
ウィリアムズ:「その様子だと、仕事は上手くいったみたいだな」
キリュー:「命がけで戦ったが、助けになって何よりだ」
ウィリアムズ:「作業員たちを代表して礼を言わせてくれ。これからも、街に良い石材を届けるよ」*握手
アーシュ:「無事にこなせて良かったです!」
アンドリオ:「石材だけじゃなくて、鉱物も期待してるぜ! 元鍛冶屋としちゃ、そっちも大事だからな!」
キュラソー:「いやはや、危うい戦いだったが、無事解決したぞ!」*一人だけキラキラしながら
ウィリアムズ:「そうだな。冒険者ギルドに出入りしている鍛冶師には、特に良い鋼を供給できるようにするよ」
ウィリアムズ:「《ヒスダリア》の街に戻るには少々遅い時間だ。狭い宿舎で良ければ、また泊まっていってくれ」
キリュー:「ありがたい、そうさせてもらおう」
GM:では……
GM:一夜あけて翌日 PC達は冒険者ギルド《黒曜石の小剣》亭に戻ります
GM:一晩休んでクレバァさんの体調も回復し、問題なく歩ける程度になりました
GM:扉を開けると、カウンターの奥で新聞を読んでいた支部長のローゼンがPC達に気づくでしょう
◆NPC解説◆
ローゼン・テオドシウス・メイトランド(男性/人間/65歳)
冒険者ギルド《黒曜石の小剣》亭の代表を務める男性。
30年以上を冒険者として活動し、曲刀を操る軽戦士として第一線を駆け抜けた傑物である。
アルフレイム各地を巡った経験と視野の広さから、第二都市ヒスダリアを代表する《黒曜石の小剣》の代表に推薦された。
ローゼン:「……戻ったか。その様子では、中々厳しい戦いだったようだな?」
キリュー:「あやうくローストされそうになったが、辛勝したよ」
クレバァ:「いやぁ、ばーちゃん死ぬかと思ったよ!」
アーシュ:*よろよろとそのへんにある椅子に腰掛ける
アンドリオ:「よぉーし、酒だ酒だ!酒が飲みてぇ!」
クレバァ:「死んだじいさんが手をふっているのがみえたからね……仲間のおかげで生きて帰れたよ」
キュラソー:「そうとも! 筆舌に尽くしがたい激闘の連続だった……しかし、我々は勝利したのさ!」
キュラソー:*身振り手振りを交えて報告がてらギルドの皆に演説
ローゼン:「遺跡探索は、蛮族との戦いとは違ったノウハウが必要になる」
ローゼン:「お主らもいよいよ冒険者としては一人前だな」*ウンウン
クレバァ:「ふふふ……そう言ってもらえると嬉しいねぇ」
アーシュ:「まだまだだな、って痛感しました」
ローゼン:「罠の発見と解除、遺跡そのものについての調査……遺跡探索において、敵は目の前にある脅威だけとは限らん」
ローゼン:「努々、鍛錬を怠ってはならんぞ」
アーシュ:「精進します……」
キリュー:「これからも、技を鍛え続けなければな」
ローゼン:「……ま、何はともあれ仕事が終わったら飯と酒だな」*厨房に向かってハンドサイン
キュラソー:「当然だとも! 仲間達がいたからこそ、今回の成果があったのさ。まだまだ先は長い!」*高笑い
キリュー:「ごはん、ごはん♪」*尻尾を振りながら向かう
ローゼン:「次の仕事に向け、英気を養っておくのだぞ」*新聞を畳みながら執務室に戻っていく
クレバァ:「ローゼンさん……!ありがとうねぇ!!ひゃっほぉ!」
GM:◆描写◆
ローゼンが立ち去ると同時に、食堂から良い匂いが立ち込めてくる。
ドワーフの料理人が、羊肉の大串焼きを豪快に焼き始めたのだ。
PC達は、手にしたばかりの報酬を持って食堂へと駆け込むのであった。
アンドリオ:「英雄伝説の始まりに、乾杯ッ!」
クレバァ:「かんぱぁいい!!」
キリュー:「インテリジェンスと英雄に乾杯!」
キュラソー:「乾杯!」
アーシュ:「か……かんぱぁい……」
ソードワールド2.5リプレイ《黒曜石の小剣》亭
「機械仕掛けの回廊」おしまい