note週報(2024年11月2週)

改めて、数値を見える化

目標に対する進捗が芳しくない中、KPIの数値が見えにくい状況が続いていたため、出していたKPIの見直しと再集計を依頼。結果、なかなかにやばい状況であることを改めて再認識。。
自分も以前はその立場だったからよくわかるが、現場側はどうしても都合の良い数字・解釈で上げる力学が働きがちなので、マネージャーとしては正しい数値は何か?を考え向き合い続けるしかないなと感じます。
正しいことを言い続けるのは大変だし、メンバーとの距離も離れがちに。そんな中でも進言したり状況を教えてくれる人こそが中心になる人物なのだなと最近思います。この辺りは、スキルよりもスタンスの問題であり、そういった意味で採用や昇進判断では「スタンス」という部分に重きを置かれるのがよく分かります。

タスクが詰まる中でやるべきこと

メンバー側から「タスクが多くて何をすべきか分からない」という意見がちらほらと聞かれるように…。
まず第一に、「キャパを上げてくれ」という心の声はあるけど、そこはもう個人の力量だし、何が何でも早く仕上げろという世の中ではなくなってきているので、そういう意味でも無理させるという育成が難しくなってきたなーと思う今日この頃です。
今できることで、考えるべきことは二つだと思っています。
①やらないことを決める
②仕事の意義づけをきちんと行い、「タスク」という感覚を減らす

①に関しては、「優先順位」という語られ方をしがちですが、優先順位を決めても自分にとって大事だと思うとそこを目がけて動き始めるので、意外と難しい概念だなとも感じます。なので、「やらないこと」とバシッと定義してしまった方が、分かりやすいのかなと。
②に関しては、「タスク」という表現をしている時点で、顧客のためというよりも自分の仕事を早く終わらせようという気持ちが透けて見えるので、あまり良くない傾向だなと。まずは、自分の仕事の意義づけをきちんと行い、会社や社会にとって何に役立っているのか、なぜ自分が向き合わなければいけないのか、を腹落ちする機会を作ることが重要なのだなと感じます。

自分は割と戦術理解度が高いタイプというか、理解して仕事に移れてしまう傾向にあるのですが、理解度はメンバーそれぞれバラバラだし自己解釈も多分に入るので、すり合わせをする機会が都度必要だなーと感じます。

メンバーの復帰と適材適所

今週から、これまで他チームで働いていたメンバーが異動兼で自分のチームに復帰。
以前働いていた時は、会社の中でもトップクラスの営業力を持っていた営業マンで、途中からは新規事業を推進するチームのリーダーに異動となっていました。
ただ異動後は、トップ営業マンにありがちかもですが、自分中心な解釈やワンマンな言動も多く、少し問題児扱いに。そんなこんなで、自分のチームに戻ってくることに。

復帰日に、自分と今四半期でやることはすり合わせ、その上で早速商談状況やチームMTGに参加してキャッチアップしてくれていますが、営業力不足への指摘の鋭さや、目標値に不足している状況に対する危機感など、さすがトップ営業マンと思わせるような観点のコメントや行動をしてくれています。
新規事業における目標を都度定め、メンバーを鼓舞する「リーダー」という立ち位置だと空回りしがちなのかもですが、目標値が定まっている状態での営業リーダーであればかなり真価を発揮するのかもと感じた一週間。
全上司から、「マネージャーやリーダーは奇跡を起こせる人でなくてはいけない」というアドバイスがあったのですが、現在一番奇跡を起こせそうな人材であることは間違いなさそう(メンバーは、疲労するかもしれませんが。)

何事も適材適所だなーと思うのと同時に、どの目標の範囲まで見てもらうかを考える部分こそがマネージャーの仕事なので、ここは自分としても成長のしどころ・腕の見せ所だなと思います。

「キングダム」という漫画で色々な将軍が出てきますが、自分のタイプがだれかを考えたときに、蒙豪将軍のようなタイプをまず目指すのかなと思います。一見パッとしないけど、危うい人物にも権限移譲をして、絶妙なバランスで組織力を最大限まで高める努力をしていきたいと思います。

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フォルネンダー
28歳・独身の童貞サラリーマンが、日常の中で思うけど飲み会とかで話せないくらいのレベルの話題について書きます。

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