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【完全比較】Premiere Proでは補えないAfter Effectsの魅力とは!?|Vook school モーショングラフィックスコース

Vook schoolモーショングラフィックスコースでは、Premiere ProからのステップアップとしてAfter Effectsを学びたいと、入校を決意される方が多くなっています。

具体的には、下記のような方々が以前より増えています。

  • Premiere Proを扱う人が増加傾向にあるため、ステップアップとしてAfter Effectsを学びたい

  • After Effectsでの表現を求めるクライアントが増えたので、対応できるようになりたい

  • Premiere Proだけだと以前より仕事数が減ってきたので、After Effectsで仕事の幅を広げたい

本記事では、Premiere ProとAfter Effectsの違いを比較し、Premiere ProユーザーがAfter Effectsを学ぶメリットを深ぼりながらご紹介させていただきます。

「Premiere Pro利用者がAfter Effectsを学ぶ」ケースが増えている理由

まずはPremiere Proを使ってお仕事をされている方が、なぜAfter Effectsを新たに学ぶのか、代表的な背景をお伝えします。

理由1:​​市場価値の変化

コロナ禍をきっかけに「需要がある」「在宅でできる」などの動画編集ブームが起こり、誰もが仕事の選択肢として動画編集を選べる時代となりました。

当時、最も注目されていたのはPremiere Proによる動画編集でした。

その後、動画編集ソフトが増え、映像の出し先のSNS上でも簡単な動画編集ができるように機能拡充されていて、これによりユーザーは動画編集市場に参入しやすくなりました。

逆の言い方をすると、簡単な動画編集ができるくらいでは、以前より市場価値が減少してしまってるとも言い換えられます。 

理由2:単価の変化

Premiere Proを使うユーザーが増えたことで、以前と比較して案件の報酬が変化しているように感じます。

これは簡単な動画編集(主にYouTubeなどの動画編集)だと低単価でも受けてしまう方が増えたからだという意見をよく耳にします。

背景の一つとして、簡単な動画編集なら副業の方でもクラウドソーシングサービスなどで使い請け負えてしまうため、単価を下げて案件を取ることが多くなっています。

YouTubeの編集などではクオリティより価格を優先するクライアントが一定数いるため、この状態が成立してしまっています。

参考)Premiere ProとAfter Effectsの市場比較

そもそもPremiere ProとAfter Effectsって何が違うの?

どちらもAdobeの映像編集ソフトですが、用途は全く異なります。

ここではこのさん(モーショングラフィックスコース メンター)がイベントのために制作したスライドでご説明します。Premiere ProとAfter Effectsの捉え方は人によって異なるため、あくまで一意見としてご覧ください。

①イメージでみる使い分け

Premiere Proは主に撮影した動画を編集(カットや音声の挿入など)する際に多く使われます。

一方でAfter Effectsはエフェクトで特殊な加工を追加したり、素材から作り出したり、緩急のある動きをつけたりと様々な表現を盛り込むことができます。

②作り方でみる使い分け

Premiere Proを経験されていて、After Effectsを学ぼうとされる方が最初に戸惑う部分が作り方の部分かと思います。

スライドの比較通り、Premiere Proでは横に並べていく作り方だったのに、After Effectsになった途端急に縦に並べる作り方になります。

世の動画編集ソフトの多くが「横に並べる」タイプのため、動画編集を経験したことがある人であってもAfter Effectsは戸惑うツールなのかと感じます。

③ワークフローでみる使い分け

実際にお仕事で編集作業をする場合、Premiere ProとAfter Effectsの活躍するタイミングは異なります。

下記画像の通り、Premiere Proが上流、After Effectsはその下流を任されることが多いです。ワークフローを見ると、After Effects(アフターエフェクツ)という名前の由来が理解できるかと思います。

もっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご参考ください。

Premiere ProとAfter Effectsの習得難易度の違い

ここではPremiere ProとAfter Effectsの難易度の違いについてご紹介します。

昔より学びやすくなったPremiere Pro

記事冒頭の「Premiere Proの市場価値」でもお伝えしている通り、コロナ禍以降、動画編集者が増えました。この時期にPremiere Proを説明するチュートリアルなども以前より増えた印象です。

加えて、コロナ禍以降は動画編集ソフトも種類が増え、有料だけでなく無料のものや、PCではなくスマホで完結するものもあります。

映像素材、音声、テロップ、エフェクトなどを組み合わせて編集するといった概念が広く浸透し、動画編集は以前と比較すると参入しやすくなりました。

体系的に学びにくいAfter Effects

一方でAfter Effectsは学びにくいツールだと言われることが多いです。その1番の原因は「体系的に学びにくい」ところにあります。

以前に比べるとチュートリアルやTips記事も増えてきたものの、After Effectsは"部分的には学べるが体系的に学ぶことが難しい"という壁があります。チュートリアルで一部分の演出は学べても、どういう動画のどの部分にその技術を活かせばいいのか描きにくいのが実情です。

After Effectsは機能や操作性が独特なため、概念を理解するのに時間がかかってしまうことが原因となります。

正しく概念を理解しないと、いつまでたってもチュートリアルのトレースを繰り返す日々になってしまい、頭打ちを感じてしまいます。

Premiere ProとAfter Effectsの学びやすさの比較

After Effectsを学ぶとどんなことができるの?

ここではAfter Effectsを学ぶと表現できる代表的なジャンルをご紹介します。

①モーショングラフィックスによる動画編集

After Effectsは動画編集機能も持ち、特にアニメーションやエフェクトを多用する映像編集に向いています。

Premiere Proを使用しなくても、After Effectsのみで完結する編集作業が可能な場合もあります。さらに、文字やロゴ、図形にアニメーションを加える「モーショングラフィックス」は、映画のタイトルや広告などで多く利用され、作品の雰囲気を視覚的に表現することができます。

専用の素材も充実しており、初心者でもクオリティの高い映像を作成できます。

②映像合成とビジュアルエフェクト (VFX)

After Effectsは、現実の映像に架空の映像やエフェクトを加える「VFX(Visual Effects)」に優れています。

例えば、グリーンバック撮影を使って、ファンタジー作品のような非現実的な世界を作り出すことができます。また、映画やドラマでよく使われる3Dトラッキング機能により、映像内に3Dオブジェクトやテキストを自然に配置して、リアルな視覚効果を演出することが可能です。

近未来的な映像や、視覚的にインパクトのあるシーン作りに適しています。

Premiere ProとAfter Effectsのツール特性の比較

卒業生の作品

モーショングラフィックスコースの卒業生作品をもとに、After Effectsでできることをご紹介します。

こちらより先は、HPの記事をご確認ください😊
※無料で公開しています


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