新発見の壁、『現場の感』の壁 事例5の2 5次の交互作用
競馬予想の変数、水準増加に備え、練習のため、optunaによる多目的最適化で、5次の交互作用を探してみた。
総組合せ数:計算中
noteは、実験ノートにもなるので、便利。
データセットは、以下のアンケート。
(使わせていただき、ありがとうございます。)
データ分析の目的:
1.GPAの低い学生さんが、アップする方法の相談に来た場合、
対応案(打ち手)を提案する。
2.対応案は、平均的な学生向け対応案だけでなく、数案提供し、
学生さんが選べるようにする。(個別案件に対応する。)
(これが、機械学習との違い。平均的な学生という幽霊学生を仮定
しない。多重原因説が扱える質的比較分析のメリット。)
5次の交互作用 探索結果
約6時間掛かった。並列化処理が可能なので、競馬予想では並列化する。
(4次の交互作用は、総当たりで、約2時間)
探索指標(多目的数)は、打ち手の SN比、感度、水準バランスの3つ
optunaが3つまでなので。
下図の+が、最適化したい方向(特に、目標値という訳ではない。)
だいたい、+の方向に向かって、探索されており、optunaの凄さが判る。
![](https://assets.st-note.com/img/1691231914616-C4ieFs723Z.png)
上図の上段左で、SN比が最大になる場合分けの場合(下図)
アンケートに、以下の回答をした学生さんは、TOEICを頑張れば、GPAを上げることができる。(4次の交互作用より綺麗)
Q12_ 学内のICT環境について = 2.不満
Q09_教員とのコミュニケーション = 3.いくらかうまくいった
Q6_授業の満足度 = 3.どちらでもない
Q05_授業の理解度 = 3.どちらでもない
![](https://assets.st-note.com/img/1691272153723-6NkpjMU2mZ.png)
機械学習では、ここまでで、終わりかと。
1.平均的な学生という理想論、正論。
2.アンケート4条件に当てはまった学生さんしか救済できない。
TOEICが苦手な現実の学生さんは、他の打ち手がほしいところです。
つづく。(競馬予想も急ぎたい。)