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2023.8:夏の底へ

新曲「夏の底へ」

涼しげな雨が降る畦道に
下校中の制服姿、二つ。

若者たちの大方は18でここを離れる
この線路の最果てにある地方都市へと。
あるいはそこから先、別の街へと。

封を切ると賞味期限が短くなるように
これが青春だと気づいた時には
終わりが見えそうになっている。

自分たちが儚い存在だって気づきながら、
彼らは全身で雨上がりの空を響かせる

  遠くまで
    遠くまで
      遠くまで


曲が完成するまでの長い道のり

3年以上前に作った弾き語りのデモ、
技術と知識不足で曲を完成できないままの状態になっていました。

6月、デモを久しぶりに聞いた時、
今年の夏に完成させたい気持ちになり、
リベンジしました。

ギターはピックアップをフロントにして、
トーンノブを2か3くらいまで絞った音。
もったりした音は、夏の湿度感の印象に近いなと思いました。

ベースは打ち込みではなく、実際に弾きました。
最近初めてベースを購入し、ベースを実演奏で初めて録ることができました。
より自分のリアルさを曲に込めることができた気がしました。

初めてボーカルのレコーディングを、
他人にお願いすることになりました。

この曲の制作中に、
とある繋がりからボーカルをきちんとした録音環境で録ってもらえるとの話が。

なんとかレコーディングの日までに
アレンジを仕上げて挑みました。
環境の準備やDAW操作をしてもらえるおかげで
歌に専念することができました。

聴いた人の頭の中には何が浮かぶのか、
気になります

Devision Of Sounds

8.11にバンドvongoleblancoでライブします
初めてライブ企画しました
楽しい日になりますように♪

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