2024.9:マイクの個性
音楽を作る時、コンデンサーマイクというマイクを使って録音することが多いと思います。
カラオケとかライブで使われるダイナミックマイクと違って、コンデンサーマイクは繊細でクリアに録れるマイクです。
でも、コンデンサーマイクは、それ自体が高価であるため、色々買ってその違いを試すということは、資金に余裕がない限り難しいです。
ただ、DTMをしているとプラグインの中でマイクのモデルを選べる機会があります。
つまりパソコンの内でどのマイクで録った音に近づけるか選べるということです。
エレキギターやベースをラインで繋いで録る時、パソコン内でアンプを選び、それをどのマイクで拾うか選べたりします。
また、実際にマイクで録った音を、リマイクみたいな感じで、パソコン内で別のマイクの音に近づけることができるプラグインもあります。
僕自身マイクの知識が無く、いつも選ぶときに時間がかかります^^;
というか、選ぶことを半分諦めて初期設定のままにしていることが多いです。マイク選択でもっと音をコントロールできたらいいなと思うのですが。。。
なので今回は、マイクの有名どころの個性を勉強しながらまとめていこうと思います。
①SHURE SM 57
ダイナミックマイク
主に楽器用(ドラム、ベース、ギター)
声もok周波数特性 40Hz〜15kHzに最適化
単一指向性
中音域が得意✨
周りの雑音をカットできる
200 Hz以下の低音の感度を下げてくれる(ロールオフ調整)
5kHz以上が若干出力大きく、明瞭で明るい音になる✨
曲のメインになる楽器に適する傾向
Senheiser MD-421
ダイナミックマイク
単一指向性
周波数特性 30Hz〜17kHz
通称:クジラマイク
中高域に少しずつのピーク✨
レスポンスがよくドラムなどアタック感を出す時に適する✨
歪みとの相性がいい
SM57より重心下がった感じ✨
Royer Labs R-121
リボンマイク
高価 25万円くらい
正面と背面の双指向性
周波数特性 30Hz〜15kHz
温かみとナチュラルさ✨
エッジ、ハリは少なくフラットな印象✨
AKG C-414
コンデンサーマイク
周波数特性 20Hz〜20kHz
全体域にわたってクリア✨
ハイが持ち上がる特徴
ふくよかで線の細さ感じさせない音像✨
レンジ広い音に適する
AKG C-12
コンデンサーマイク
周波数特性 30Hz〜20kHz
最高級真空管マイク
復刻版で100万円近くする
温かみのある艶やかなサウンド✨
ボーカルによく使われる✨
持ってる人が少ないのか解説動画も少なめ
RCA 77DX
リボンマイクの王様
古いマイクで入手困難
壊れやすく取り扱い無図解し
ローミッドが強くでる✨
重心低めのふくよかな音✨
プラグインのSound City Studiosで選択できる
おわり
他にも有名なマイクがたくさんあり、プラグイン上で選べるものもまだありますが今回はここまで。
コンデンサーなのかダイナミックなのかリボンなのか、そもそもそれさえ分かってなかったなと思いました。
音の特徴もそれぞれ少しわかった気がするので、情報を参考にしながら音選びしていきたいと思います。
読んでくれた方にも、何か参考になる情報が書けていれば幸いです。
先月の活動
2曲配信リリースしました。
よかったら配信サービスがYouTubeで聞いてみてください。
「Will I see you?」- doorboy
スローコアな曲
ゆったりとしたクランチギターと歌の曲です
「summer vacation diary」- yusuke hagi
piano series #4