【新環境デッキレシピ】れんげきウーラオス・マルヤクデ・ビクティニ・アーマーガア編
こんにちは。ぼるです。
noteを書くのは3回目になります。
1/22に発売された新弾 「一撃マスター・連撃マスター」に伴い、レギュレーション変更が行われ、環境に変化が見られました。
そこで、僕がここ1週間で新たに作った10個のデッキレシピを、皆さんと共有していこう、というものです。大会もないですから。
1/29に書いたnoteがこちらです。
10デッキタイプのうちの3つ、「三神ザシアン」「ドガスダイナ」「いちげきウーラオス」のデッキレシピと、その解説を載せました。今環境でも多く見かけるであろう3デッキかと思います。よければご覧ください。
こんな無名プレイヤーのnoteを、自分が想像していたより多くの人に見ていただけて、とても嬉しく思います。ありがとうございます。
というわけで早速、本日もデッキレシピ紹介に移ります。今日紹介するのはこちらの4つ。
~目次~
①れんげきウーラオスVMAX
②マルヤクデVMAX
③ビクティニVMAX
④アーマーガアVMAX
この4レシピとなります。
本日紹介するレシピ、特に①れんげきウーラオスVMAXと③ビクティニVMAXはかなり熟考しました。
メインポケモンを軸に、複数のデッキレシピを考え、それらを回し、課題や改善点をそれぞれ見つけることができたので、たくさんのボツになったレシピもありました。それらも併せて紹介します。
〜部分で囲まれているところはボツになったレシピの紹介となります。そこまで強くはないデッキ達ですから、見る必要がない方は飛ばしてください。
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まず1つ目。
①れんげきウーラオスVMAX
デッキを紹介する前に、れんげきウーラオスの性能について。
こんな感じ。発表直後はかなり高い評価を受けていたように思います。
実際に、れんげきウーラオスを使ってみての感想としては、
・上技しっぷうづきが強い。1エネで150点が出るという点で、セキタンザンvmaxのふんかだん(130点)よりも強い。ただ、デメリットとして入れ替えられないと30点しか出ないため、入れ替えリソースを大事にする必要(デッキに多く積む必要)あり。
・下技キョダイレンゲキは相手ポケモン2体に対して120点を出せる。ただし、エネルギーを全てトラッシュするため、毎ターン連続してキョダイレンゲキを打つためには、ポケモンの道具「黒帯」を使うか、ベンチにもう一体のウーラオスを育て準備してから戦うか、「溶接工」等を使って、1ターンに「れんげきエネルギー」手張り+α を行う必要がある。
・下技キョダイレンゲキは2発打てば大体のVポケモン、3発打てば大体のVMAXを倒すことができるが、新カード「モミ」の登場であったり、回復サポート「マオ&スイレン」、「タフネスマント」「大きなお守り」のようなHP底上げの道具であったり、「フルメタルウォールGX」を打たれ耐久を上げられたりすると、火力不足で詰んでしまう。いかに上技しっぷうづきをコンスタントに連打して、下技キョダイレンゲキで詰めるかがカギ。
こんな感じです。
そして出した結論が
・「火力不足」を補うために「望遠スコープ」「格闘道場」「ガラルジグザグマ」などを使い、キョダイレンゲキで倒すことが可能な相手ポケモンを増やす。
・れんげきウーラオスVMAX+○○のように、別のアタッカーを用意してハイブリッド型をつくり、技のバリエーションを増やす。
この2つのどちらかしかないと思いました。
僕の中で最も強い「れんげきウーラオスデッキ」に辿り着くまでに、ボツになったレシピ達と共に、解説していきます。
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ボツレシピから。
ボツレシピ①
れんげきウーラオスVMAX×イオルブVMAXです。
イオルブVMAXの特性「かいこうせん」でダメカンを乗せ、イオルブVMAXをベンチに下げてウーラオスを出すことで、しっぷうづきの追加効果条件を満たしながら、キョダイレンゲキで倒せるようダメージ調整も行うといったコンセプトです。
このデッキを回してみた感想としては
・イオルブVMAXを2体立てて、かいこうせん→かいこうせん→しっぷうづきorキョダイレンゲキを理想ムーブとして立ち回るが、進化ラインを3体立てる(ウーラオスも2体育てたいから4体)というのはかなり難しかった。立ったとしても微妙。
・ターフスタジアムを入れることでイオルブを立てやすくしようとしたが、技を打ったウーラオスを退かせないターンがあまりに弱すぎた。
・環境にいる炎デッキ「ビクティニVMAX」「マルヤクデVMAX」「炎パーフェクション」に対して、イオルブVMAXを簡単に取られて負けてしまう。
・オーロラエネルギーをいれてイオルブも起動可能としているが、相手が事故った時くらいしかイオルブを育てるターンがないように感じた。
・同じこと回収ネットとジグザグマで出来るよね?感がすごい。
以上より、ボツに。このデッキタイプが好きな人には申し訳ないです。僕の構築力では上手く使えませんでした。
ボツレシピ②
タッグコール型れんげきウーラオスVMAXです。
イトウシンタロウ選手が、CL横浜にて使用していたセキタンザンVMAXのデッキをインスパイアした形になります。
このデッキを回してみた感想としては
・カビゴンを取られてから、グズハラ→黒帯・れんげきエネ・水の塔でキョダイレンゲキを1ターン起動できる点は強いが、カビゴンを取ってもらえなかったり、サイドを先行したりで黒帯がゴミになることもしばしば。
・ストーン闘エネルギーで耐久をあげたウーラオスとピッピ人形で、マオ&スイレンを絡めて回復しながらしっぷうづきするのも強い。
・相手のザマゼンタを突破するために、なくなくエンペルトVを採用しているが、カビゴン・エンペルトV・れんげきウーラオスVMAXでサイドを1-2-3で綺麗に取られてしまう。
・火力不足+耐久型なために、25分の時間制限内に終わらないことが多かった。
・2ターン目にVMAXに進化できず、相手ターンにウーラオスVを取られてしまうと、勝率が大幅に下がる。
以上より、強い点もありましたが、ボツに。
シティリーグやCLに持っていけるデッキを作るべく、構築を考えるので、時間制限に引っかかる点は見逃せなかったです。ボツレシピ①で紹介したイオルブウーラオスよりは、個人的に強いと思いました。
ボツレシピ③
れんげきウーラオス×炎パーフェクションです。
このデッキを回してみた感想としては
・溶接工+手張りれんげきエネルギーで不意をつく1ターンキョダイレンゲキが可能。数多いサブアタッカーでダメージを調整すれば、キョダイレンゲキで一気にサイドをとることもできた。
・器用に立ち回るデッキ。どの対面でも、「戦えないことはない」と言った感じ。
・溶接工に触れない、れんげきエネルギーに触れない、など、このカードがあれば勝てる!と言った時に都合よく引けない。=引かなければいけない重要なカードが多いため、理想的な動きの再現性が低かった。
・れんげきウーラオスとミュウツー&ミュウGXがどちらも超タイプ弱点なため、相性補填ができていない。無人ドラパに勝てない。
・「炎パーフェクションに寄せたほうが強くね?」
以上より、ボツに。このタイプは全然弱くないです、むしろ強さも大いに感じますが、僕はハイブリッドよりも炎パーフェクションに寄せているほうが強さを感じました。強さで言えば、Tier3くらいのデッキパワーはあると思います。面白いので使ってみてください。
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ではいよいよ、僕の本命の「れんげきウーラオスVMAXデッキ」を紹介します。
それがこちら。
れんげきウーラオスVMAXデッキです。
このデッキは、新環境でTier2〜2.5くらいに位置すると思います。
回してみた感想としては
・かなり回しやすい。オクタンが立つと、ものすごく安定するが、オクタンにそこまで依存することもない。
しっぷうづきを連打して、要所でキョダイレンゲキで詰める動きを最もコンスタントにできた。
・れんげきタイレーツを採用することで、オクタン(テッポウオ)を2体以上ならべることにバリューを加えた。れんげきエネルギーで起動できる上に、れんげきのカードが3枚あれば「ベンチバリア」のミュウやデルビル、ドーミラーなど、4枚あれば「デデンネGX」を取ることができる点が非常に優秀。
・回収ネットを4枚採用することで、ガラルジグザグマやギラティナを使い回し、入れ替え要素も補填。
・ガラルマタドガスの「かがくへんかガス」を受けると動きがすごく弱くなってしまったので、「ポケモン入れ替え」よりも「あなぬけのひも」を採用。
・オクタンが入っているため、思い切ってマリィ0枚、コルニ4枚に。相手の手札を流せなくて辛い場面もあるが、マリィの5枚ドローで何も動かことができずに事故ることの方が多かった。
・「風船」I枚くらい欲しいかも。
こんな感じです。れんげきウーラオスデッキの中ではかなり完成度の高いデッキレシピになっていると思います。自信作ですが、Tier2〜2.5です。使ってみてください。
あと、友人が作っていた「ドラパルトVMAX×ウーラオスVMAX」のデッキは、かなり強そうでした。自分も考えてみたいと思います。次。
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②マルヤクデVMAX
こんな感じになりました。
このデッキは、新環境でTier1.5くらいに位置すると思います。PTCGO環境では特性「ディスクリロード」をもったシルヴァディGXと組んだタイプであったり、クラッシュハンマーを使って後攻でも立ち回ることができる型が流行っているようですが、僕はこの形で組みました。新カードの採用はなく、Bレギュレーションなしのマルヤクデデッキ、といった感じです。
回してみた感想としては
・強い。溶接工に毎ターンアクセスできれば、環境TOP文句なしのデッキ。基本先行を取る。
・ジャンケンに負け後攻をとり、なおかつ後攻1ターン目に溶接工が打てなくても、フレアスターターorくちばしキャッチでお茶を濁せるのがイイ。マルヤクデがVの状態でしばかれても、他のポケモンで戦えるのが炎タイプの強み。
・ヒート炎エネルギーを採用していたが、特殊エネルギーが割られやすい環境にあるので、全て基本炎エネルギーに。HPアップは大きなおまもりが頑張る。
・ファイアローVとウッウVが闘抵抗を持っているので、闘環境に刺さる。要所で壁にすると強い。
・採用されているエネルギーが全て基本エネルギーのため、学習装置の採用を考えたが、HPをあげることの方が、より強さを感じた。ここは好みで学習装置の採用もあり。
・相手VMAXはワンパンできないけどVMAX以外は全てワンパンできる(マルヤクデにエネが6枚くらいついている)タイミングで、あなぬけのひもを打ちたい場面が多かった。どこかの枠をあなぬけのひもの枠に割いて、2枚くらい欲しい。
こんな感じです。前の環境でマルヤクデデッキを使っていなかったので、手探りの状態での構築となっています。こんな構築がおすすめとかあれば、教えていただきたいです。大型大会で自分が握ることはないかな。環境には常にいると思うので、大会練習用の壁デッキ。次。
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③ビクティニVMAX
ビクティニVMAXは、僕が一撃マスター・連撃マスターのカードリストを見たときに2番目に強いと思ったカードでした(1番強いと思ったのはいちげきウーラオス)。2エネで220点、、溶接工必須と思われた炎タイプにも関わらず、手張りだけで起動できる点はすごく魅力的だと思います。
ただ、HPが310と少なめである点、また、相手がVポケモンでないと火力が100点しか出ないデメリットがあるので、そこをどう補うかがこのデッキを作る上でポイントになりそうです。
残念ながらボツになってしまったデッキを紹介します。
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ボツレシピ①
ガノンビクティニVMAXです。
後攻を取り、クラハンやうねりの扇でテンポを遅らせながら、ビクティニVMAXでこづいて、要所でクワガノンvのパラライズボルトを使って相手ポケモンを縛りながら戦うデッキです。
レギュレーション変更により、クワガノンvを採用するデッキが大幅に減ったのと同時に、それをケアするとりつかいを採用するデッキも減りました。それをまた逆手にとって、クワガノンVを使ってあげようとしました。
このデッキを回してみた感想としては
・ただおもろいだけ。下手にクワガノンを出してサイドを2枚取られるのがかなしすぎた。強くはなかった。
以上です。
私事ですが、シティリーグ2021のシーズン1.2共にクワガノンVを使ったデッキで出場しました。思い入れのあるポケモンでした。うまく使ってあげられなくてごめんな、、、では次のボツレシピ。
ボツレシピ②
ビクティニVMAXオーロラバレットです。
先程のボツレシピ同様、オーロラエネルギーを使ってサブアタッカーを起動させるので、クワガノン以外にも色々なポケモンを入れたものです。PTCGOで海外のプレイヤーが結果を残していた、オーロラVバレットに近いですね。YouTubeでレシピをあげている方がいたので、それを参考にさせていただきました。
このデッキを回してみた感想としては、
・まあまあ強い。Tier2.5くらいはありそう。回れば強いしまあまあ回る。ただ、事故り方がひどく、再起不能になることもしばしば。それが懸念点。
・ビクティニVMAXの火力面のデメリットは、多彩なサブアタッカーで補えているが、体力面のデメリットが補えない点がネック。
・ウーラオスに対してマーシャドーのかげまねが強かった。新環境ではかなりいいカード。
・全体面に戦えないことはない、という感じ。よく言えば不利対面なし、悪く言えば中途半端。
こんな感じでした。このデッキが面白いのは間違い無いです。使ってみてください。
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では、本命の「ビクティニVMAXデッキ」の紹介に入ります。
それがこちら。
モミビクティニVMAXデッキです。
ビクティニVMAXは前述したとおりHPが低い故に、他のVMAX主軸デッキと比べ、相手がサイドプラン3-3(ビクティニVMAXを2回取られる)、もしくは3-2-1で攻めてくる動きが多いです。
そこで、モミを使って回復→ビクティニVMAXの上技「ひろがるほのお」をつかうことで、盤面を完全にリセットし、形勢逆転を狙うといったコンセプトです。
このデッキは、新環境でTier2くらいに位置すると思います。
回してみた感想としては
・ビクティニVMAXを3体もしくは4体立てて、ぐるぐる回しながら戦うと強かった。序盤に「ボスの指令」や「あなぬけのひも」を使わせて、ビクティニVMAXにあえて先殴りさせ、モミ→ひろがるほのおで盤面を戻す。相手のボスの枚数などを数えつつ、息切れしたところからたたみかける。
・ザシアンv、ザマゼンタv、アーマーガアvを取りやすくするために、新弾のビクティニVを2枚採用。後攻1ターン目以外はほぼビクティニVの登場シーンなし。
・システムポケモンを並べすぎてビクティニVMAXを相手してもらえないと弱い。デデンネ、クロバット、ワタシラガは極力使わずに、本当に必要なタイミングのみ使う。
・いちげきウーラオスや、弱点を突かれてワンパンされてしまうデッキには不利。しょうがない。ヒート炎エネルギーを入れるよりもキャプチャーエネルギーで盤面の安定性をとった。
こんな感じです。今朝Twitterで、ビクティニ×炎パーフェクションや、ビクティニ×マルヤクデみたいなデッキも見かけて、面白そうだなと思ったので、僕も試してみたいです。次。
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④アーマーガアVMAX
アーマーガアVMAXは、簡単に言うと「逃げ0の特性効かないザシアンV」って感じですね。強いでしょ。
また、鋼タイプというのも強いですね。文句なし最強のVポケモン「ザシアンV」がサブアタッカーとして入るし、「メタルソーサー」も入ります。単純にアーマーガアVMAXデッキは、デッキパワーがかなり高いです。
僕が作ったレシピはこちら。
こんな感じになりました。
このデッキは、新環境でTier1〜1.5に位置すると思います。かなり強さを感じます。
回してみた感想としては
・メタルトランス強い。逃げ0強い。特性効かないの強い。モミ強い。メタルソーサー強い。ふとうのつるぎ強い。フルメタルウォール強い。モミ強い。おおきなお守り強い。モミ強い。メタルトランス強い。強いことしかやっていない。
・攻撃せずにふとうのつるぎエンドのターンが3.4ターンあっても、どこかのターンでモミで盤面をリセットできるのが強い。
・基本的に、そのターン最も強い攻撃(ふとうのつるぎも含め)が毎回できる。入れ替えの多さと、アーマーガアVMAX逃げ0の利点。
・アーマーガアVMAXが壁としてつかえる。おおきなお守り込みHP350の壁。モミで回復するため、いくらダメージを食らっても関係ない。ワンパンは別。
・コーティング鋼エネルギーをメタルトランスでバトル場につけかえることを繰り返して、炎対面だとしても全ポケモンで戦うことができる。割られたら辛い。しょうがない。
・スタートがどのポケモンでも良い。
・モミを博士で切らないように注意する。
・スタジアム0枚採用が少し弱いが、別にいらない気もする。入れるとしたら、無人発電所か混沌のうねり。
こんな感じです。デデクロバット入ってないけど回るの?って感じですが、回ります。入れ替えソースを1枚抜いて、クロバットを採用してもイイかもしれません。そこは好みで変えてみてください。
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いかがでしたでしょうか。
以上、本日紹介分の4デッキのレシピとなりました。ボツデッキのレシピも含めると約10個くらいありましたかね。ここまで読んでくださった方には感謝しかないです。
大会もなく、何も結果を残していないデッキたちですが、この記事が、皆さんがこれからデッキを作る上で、もしくは既にお手持ちのデッキを再構築する際のちょっとしたスパイスにでもなればいいなと思います。
次回は、新環境に対応した「セキタンザンVMAX」「ドラパルトVMAX」「マッドパーティ」の3デッキのレシピを紹介します。
この記事に、右下↘︎のスキ!してくれると嬉しいです。次の記事を書くモチベにつながります。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
Adios.Amigos.
ぼる
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