【Coachella】大学生の1人コーチェラ-かかった費用と準備物-
さて、私は今、人生初のアメリカ行きの飛行機の中にいる。
東京からロサンゼルスまでおよそ10時間。
なので、残り8時間といったところ。
まだまだかかりますね…
今回の旅の目的はアメリカ最大の音楽フェスティバル"Coachella"に行くこと。しかも1人で、キャンプ泊で。
なんと無謀な挑戦をしてしまったものかと、出発の数日前はかなりナーバスになったりもしたのだが、いざ出発してみるとなんだか全然大丈夫な気がしてきたから不思議だ。
コーチェラというと、チケット代やら宿泊費やらでとにかくお金がかかるということでも有名だが、円安の今の時代にはそこに高額の航空費も乗ってくる。
一体全部でいくらかかったのか、ちょっと整理してみようと思った次第である。
かかった費用は?
まず、主要な出費としては大きく分けて3つ。
①航空費
②宿泊費
③チケット代
とにかくできるだけ出費を抑えることを目標に旅の準備をしていたのだが、どんな方法を使って、それぞれいくらかかったのか整理してみる。
①航空費
まず、飛行機代にかかったのは往復で150,390円。
今回は出発のおよそ2ヶ月前にskyticketから予約。
安く抑えるために格安航空で予約することは前提だったのだが、その中でも以下の条件でロサンゼルス行きの便を探した。
・到着時間が夜遅くにならない(深夜に移動しなくて済むように)
・できれば直行便
・比較的評判が良い格安航空会社
航空会社はJAL(日本航空)が100%出資しているLCCである、"ZIPAIR"を選択。事前にネットの口コミを見て選んだのだが、今の所とても快適。
前回の海外旅行で利用したベトジェットにはコンセントがなかったが、ZIPAIRにはあるし、座席やトイレもかなり綺麗…!椅子の座り心地も悪くない。
②宿泊費
こちらはCoachellaの前後にどれだけ滞在するかにもよってくるとは思うが、ざっくり整理すると
・Coachellaでの宿泊費(キャンプ)
→約23,000円
・Coachella前後の滞在費(合計7泊8日)
→46,929円
Coachella以外の滞在では、ロサンゼルス市内にあるユースホステルを利用。ロサンゼルス空港からは交通機関で1時間半、タクシーで30分ほどの立地だ。
まだ実際に泊まる場所を見てないので何とも言えないが、サイトを見ている感じかなり綺麗そうで、空港からのアクセスも悪くはない。
個室があるホテルに泊まろうとすると宿泊費がかなり高くなるので、ユースホステルに泊まらざるを得なかった。
③チケット代
そして、気になっている人が多いであろうCoachellaのチケット代。
今回はWeek2(Coachellaは期間を分けて2週に渡って、同じラインナップのステージが金土日で行われる)のパスと会場までのシャトルバスチケットを購入。
・General Pass(コーチェラの入場券)
→約77,000円
・LAX Shuttle Pass(空港からの会場までの往復のシャトルバス)
→約40,000円
空港から会場までのシャトルバスが意外と高かったのだが、Coachellaの会場はかなり立地が悪く、市内から車で行くか、シャトルバスを利用するしかない。
ペーパードライバーの私はアメリカで運転すると言う選択肢はもちろんなく、他に頼れる人もいなかったので、空港からのシャトルバスを利用した。
合計金額は…
そんなわけで、ざっと①〜③を合計してみると、かかったのはおよそ35万円ほど。
日本からのパッケージツアーが、航空費抜きで50万円ほどであることを考えると、かなり安く抑えられたのではないだろうか。(それでも高いけど)
もちろん利便性で言えばパッケージツアーの方が断然良いだろう。
社会人になってお金に余裕ができたら、いつかパッケージツアーで、細かいことを何も心配せずにCoachellaに再び参戦してみたいものです、、、
その他の準備物
さて、ここからは①〜③の大きな出費の他にかかった、細々とした出費を書き出してみる。
・e-SIM(4,366円)
Global eSIMというサービスを利用。
サイトは英語対応のみだったが、分かりやすいのでサイトの指示に従っていけば普通に買えた。(日本語で購入方法をまとめている個人ブログとかもあったので、それ見ながらだと分かりやすいかも)
途中で通信制限がかかるのが怖かったので、少し多めに30日20GBのプラン(20GBだと30日間しか選べなかった)を選択。
Wi-Fiを借りると1週間ちょっとで3万円くらいかかるので、e-SIMの方が圧倒的に安かった。
・キャンプ用品
これは1から揃えるとかなり出費が痛い。私は父がソロキャンプ好きで用具がある程度揃っていたので、キャンプ用品にあまりお金をかけなくて良かったのが救いだった。
使ったキャンプ用品はあまり安くはないが、かなり軽くコンパクトだったので、あとでリストにしてみようと思う。
せっかくなので帰国後は国内のキャンプフェスも1人で行ってみようかなという気持ちにもなったり…
・ネックピロー(飛行機内で使う用の首枕)(3,500円)
今まで首枕の効果に懐疑的だったので使っていなかったが、よく飛行機に乗る先輩に"絶対あった方が良い!"といわれたので、急遽成田空港で購入。
(絶対事前にネットで買った方が安かった…!と思ったのだが、調べてみたら成田空港で買う方がネットより400円くらい安かった…なぜだ…??)
コンパクトで低反発なタイプの首枕だったのだが、これが思いのほか便利だった。(今まさにその有り難みを感じている)
首枕ってちゃんと意味あるんだなぁ、、
・無印の吊るせるポーチ
今回の旅の1ヶ月くらい前にふらっと無印で買い物をしていた時に目に止まったポーチ。
Coachellaのキャンプではアメニティもろくにないだろうなと思っていたし、ちょうどメイク道具をまとめるポーチも欲しかったので購入してみた。
このポーチがフック付きでどこにでもかけられるのが想像以上に便利で、普通に家でも使っている。
・無印の携帯用シャンプー・ボディソープ
無印には旅行の時に便利な携帯用のシャンプーやボディソープなどが揃っている。手荷物として飛行機に持ち込める液体100ml以下の条件を満たしているサイズなので、旅行時に自分で容器の詰め替えを行う必要がなくとても便利。
100ml以下の空の液体ケースも打っているので、化粧水やヘアオイルなど、細々とした液体類を持ち運ぶのにはうってつけだ。
・その他衛生面
Coachellaのキャンプエリアにはシャワーが一応あるのだが、19時までしか開いておらず、夜はかなり早く閉じてしまう。
寝る直前にシャワーを浴びれなかった時でも最低限のケアはしたいと思い、除菌シート、ボディシート、メイク落としシートを購入。
・モバイルバッテリー
元々モバイルバッテリーは持っていたのだが、性能にやや不安があり追加購入した。安くない出費なので迷ったが、今後も旅行の際に重宝するだろうなと思い、アンカーのPowerCore III 10000(最大4回ほど充電できるタイプ)を購入。
Coachellaの会場には充電できるスペースもあるのだが、かなり並ぶと聞いたのと、充電している間ずっとそこにいなければいけないというデメリットがあったので、モバイルバッテリーは2台持ちで挑むことにした。
ここまでが現状かかっている費用だが、実際はこれから現地で使う飲食費や交通費など、諸々の出費が追加で増えていくだろう。(一体いくらになることやら、、怖すぎる。)帰国後にまた整理してみたいと思う。
時計を見てみると、アメリカまで残り7時間。
あら、まだ1時間しか経ってない笑
とりあえず、Coachellaのタイムテーブルを見ながら作戦を立てておこうかな。
では、行ってきます!!