アルティメットレア編
はじめに
遊戯王カードの個人的なお気に入りレアリティを紹介するシリーズ第3弾となります。
今回は遊戯王カードのコレクター全般的に絶大な人気を誇る『アルティメットレア』(UL)について記事を書いていきます。
ULの特徴について
アルティメットレアは通称レリーフと呼ばれます。
その呼び名の通り『イラストや属性・レベルなどに浮彫り加工が施され、陰影による立体感が表現されたカード』と表すことできます。
彫りによるカードの見え方が分かるように画像とショート動画を用意したので、併せてご覧ください。
上記カードは2004年に発売されたBOXに収録されているカードとなります。背景の放射状に走る線、衣類の強調したい部分にのみ施された金の彫りは『芸術的な美』を感じるとができます。
加工の変化と仕様変更
ULはカードが発売された時期によってレリーフ加工に変化があります。
その点について詳しく知りたいという方は、下記リンクにて詳細が説明されているので、興味のある方はご覧ください。
従来のレリーフ加工から、別物とさえ思える大きな仕様変更がなされたのが2020年4月〜となります。
最大の変更点は『カード全体に光沢のある加工』へ仕様変更したことです。従来のレリーフ加工は『ザラザラ』した印象がありますが、新仕様は全体的にウルトラレアのような『艶感』も施されています。
賛否両論あるとは思いますが、新仕様は旧加工に比べてコレクターの間であまり人気がないように感じます。
こちらも画像とショート動画をご覧ください。
ULの評価
レリーフ加工はコレクター人気が高く、特に2000年〜2004年(第2期〜3期)のULは歴代最高のレアリティと評されることがあります。
私もこの時期のULは『芸術品』だと思っており、美術館に展示されても違和感ないとさえ考えて感じています。
残念ながら実物の持ち合わせがございませんが…
青眼の白龍
真紅眼の黒竜
ブラック・マジシャン
カオス・ソルジャー
これらのULはコレクターであれば誰もが手にしたいカードなのではないでしょうか。上記カードは海外版には存在しない日本語版オンリーのレアリティカードのため、世界中でファンが多いと思います。
欲しい…
すごく欲しい…
でも高すぎて手が届かない……
いつかは手に入れる!!!
と思いつつ、お金が貯まらないんですよね。
悔しいのでULではないのですが、初期URのカオス・ソルジャーを載せておきます。
コレクション紹介
個人的に旧レリーフ加工のULは『遊戯王史上最高の芸術的レアリティ』だという認識があります。
その中でも市場相場はピンキリで、最高位の『旧アジア版』と呼ばれる海外版のULカードは、一般サラリーマンが手を出せるレベルではない高値となっています。
そこで今回は、比較的リーズナブルの価格帯にも関わらず満足度が高い『三幻魔』と呼ばれる3枚を紹介します。
①神炎皇ウリア
●繊細な彫りによる細部の表現
イラストの両翼部分に注目して下さい。
血管もしくは筋と捉える事ができる部位まで細かく彫りで表現されている見事な加工です。
そして加工とは別の魅力となりますが、ドラゴンのイラストが非常にカッコイイ。これ大事!!
②幻魔皇ラビエル
●ゴリゴリの彫りによる体格の表現
①で紹介したウリアとは対極に彫りで筋肉や体格の良さを表現しています。レリーフ加工により『強さ』を表した見事なカードです。圧倒的なボス感を感じられますよね!
③降雷皇ハモン
●華やかな黄金色と繊細な彫り
これも①で紹介したウリアと同様に両翼の細部に渡る彫りが見事なカードです。そして個人的には『黄金色』のレリーフ加工という特別感がとても気に入っています。華やかで『美』を感じます!
上記3枚はULの中でもトップクラスでレリーフ加工とイラストが非常に相性の良いカードだと認識しています。3枚は揃えると更に満足度アップです!
おわりに
今回はULについての記事をまとめました。
手に入れたいカードが高額であるため手元に無く、画像や動画サンプルが足りなくて申し訳ございませんでした。
コレクターの間で人気のレアリティであるが故に、店頭で見かける機会が少ない方がいるかとしれません。コレだけは言えます……是非とも見かけた際は『生』で鑑賞することをオススメします。
次回からは私がメインでコレクションしている『海外版』についての記事へシフトする予定です。是非ともご覧ください。
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