にわかオタクが櫻坂46のライブツアーに行った話
言いたいこと言わせてくれ!!イェェェェイ!!
はい。櫻坂46 1stツアー大阪公演初日に参加してきました。
今までの櫻坂のライブといえば、backsライブは当たらねぇ、W-keyakiFesも当たらねぇ、ロッキンと8PPY MUSIC FESTIVALはコロナで消え、TIFは台風とともにどっかに飛んでった、MTVは平日にライブすんな。
っと、とことんまで櫻坂のライブに縁のなかった自分がようやく参加できることになった今回のライブ。
これまで画面越しでしか見たことなかったパフォーマンスを、ようやく直で見ることができた、…いや見てしまった…。
ライブ会場の丸善インテックアリーナ。
大阪からは遠いし、会場の仕様で飛び禁止はまだしも、縦ノリ禁止とデカデカと注意事項に書かれるし、なんなん?と思っていたけど、杞憂でした。
激しく動くことの出来なかったライブだったけど、Overtureからラストの櫻坂の詩まで終始、世界観にあてられっぱなし、終わったあとは動いてないのに汗ばんでて、しばらくずっと立ったまんまだった。いや会場自体無駄に暑かったんだけど、熱気にやられたという表現にしておこう。
それでも、それくらいの熱量、エネルギー、パフォーマンスの激しさ、なんかもう全てが圧巻だったことは断言できる。
これでコール出来て、飛んでOKとか言われたら酸欠でそのまま死んでた自信がある。
やっぱ客を入れてのライブっていいよね。
田村保乃すがインタビューで、「『やっぱりライブってこれだよな!』と思って。有観客の良さを改めて実感しています」って語ってたけど、客側から見てもそう思う。
ライブ中は言葉に出来なかったぶん、言いたいことを言わせてくれと、いろいろ書き始めたけど長くなりそうだ。
とりあえず誤字とか、おかしい日本語とかはもう知らん。勢いで書く。
個人のパフォーマンスの話
まずライブというより個人のパフォーマンス力。
山崎天はほんとに貴方は高校1年生なの?と思わざるを得ないほどの凄みを感じた。1番印象強くて印象が変わったのが彼女。
スクリーンにアップでうつされた表情1つで人の心をここまでグッと動かせるのは本当に凄い。
この歳でモデルもこなして最近じゃドラマや演技の方面まで仕事が増えてきてるんだから、底が知れないというかもはや末恐ろしい。
でもステージ幕間のMCの時じゃ16歳という幼さを感じさせる笑顔を見せるんだからズルいというか、人気が出ないわけねーわと実感した。
藤吉夏鈴は、普段物静かで冷静な子。でもライブになると誰よりも繊細でエネルギッシュにパフォーマンスする。
そしてなによりめちゃくちゃかわいい!! なんだろう…生き生きとした表情も、ふとした時に見せる笑顔も、キメ顔も全部かかわいい!
MCじゃ、地元開催ってことで誰というわけではないけど、なんか知り合いとかに見られてる気がして気恥ずかしいとか言ってたけど、そんな表情もかわいかった。
森田ひかるは、とにかくちっこくて、全員がステージに並んで整列する場面なんか、もう一人だけ子どもが混ざってる感じでめちゃくちゃかわいい。森田ひかるを愛でる会を発足しろ、今すぐに。
でもライブではそんな身長差を感じさせないくらいのパワフルな動きは、まさしく櫻坂のセンターに相応しいなと実感した。
ノバフォ、BAN、DeadEnd、全部で違う表情や表現力を見せてくれるんだからこの子も凄い。
ほんで田村保乃。
いやもうMVPでしょ。流れ弾のパフォーマンスのテーマはセンター田村の悪魔的な狂気らしいんだけど、いやなんだろう言葉に表せない。
火花を散らしたステージで、裸足で躍り狂って、一人だけペタペタと歩きながら、こっちに笑顔を見せんるんだけど、引き込まれるんだよね…。
空砲ぶっ放つ演出もベタっちゃあベタなんだけど、めちゃくちゃかっこよかったし、なにより流れ弾のパフォーマンス自体が、旧グループを彷彿とさせて圧巻。一番盛り上がるタイミングでセンターが背中向けて踊りまくるなんて、本来タブーでしょ。でもそれがホントにかっこよすぎる。
TAKAHIRO先生が先日「シブヤノオト」でダンス解説してたけど、流れ弾はセンターの田村が個でそれ以外のメンバーが社会。前半の周りが踊ってるけど田村だけ一人歩いてる描写は、社会から孤立してる個を表現してて、後半も個のパワーを表現するのと、一人ひとりの表情を大切にしてるっていってた。いや正直、もうホント今回のライブは一人ひとりを語れるくらい個としての魅力がありすぎるんだよね。
無言の宇宙での理佐姐さんとか!!でも、あまりにも長文になりすぎそうなので割愛。
ライブ本編の話
んでライブの本編。
なにが来るのかとワクワクしたかったので、今回のライブは事前にセトリを調べずに特攻。
初日の影ナレは小池、井上、増本の関西トリオ。
というか、櫻には関西勢が多いわ。2日目は武元、田村、夏鈴ちゃんとかなのかなーと思ったけど外しました天ちゃんでした。
個人的には関西弁は出さないけど若干イントネーションの違う、きらこの声が好きすぎるんです。
開幕はもちろんOverture。
その後に映像から入り、舞台下からせりあがってくるメンバー。シルエットが死ぬほどかっこよい。そこからの新曲「Dead End」。
MV衣装も映えて、MVとはまた違った印象に見える。
Dead Endというタイトルだけどその実、行き詰まりの未来に対して今をどう生きるかというメッセージソング。
るんちゃん髪型変えてほんとかっこよさが増した気がするなあ。
パフォーマンスを挟んで「Plastic regret」。
この曲といえば、最後の「regret」のセリフ部分が印象的なんだけど、生のセリフがめちゃくちゃセクシーで、うひょーって声出しそうになるのをグッとこらえる。本当に生殺し。
欅時代からおなじみのダンストラックを挟んでからの、「半信半疑」。
backsライブでの松田のセンターの印象が強いのと、振り付けがめっちゃ好きな曲。あと間奏部分の天ちゃんの首振りのキレイさもすげー好き。
そして1回目のMC。
櫻坂46にとって初のツアー。チャプチェン・ゆっかーが休養中の小林の分まで頑張ると宣言し、大園はたこ焼きを食べたと食の話題へ。
えんぴかちゃんは1曲目に披露したDeadEndで、今後はコールや振付が気軽にできるようになったら一緒にやってほしいと語った。確かに櫻坂はコールが入る曲が多いから、声出せたら楽しいんだろうなーと感じる。
土生ちゃんに「大阪といえば?」と振って「皆さんの顔が浮かびますよー」と、いやそうじゃないんだけど、いやそうじゃないだろ!とも言いにくい安定の土生節で、一瞬客席もぽかんとなったけど、そこはご愛嬌。
「大阪って大きな坂って書くじゃないですかー」とも言ってたけど、いや書かないんだよと誰もつっこめず。土生節は健在だったけどかわいかったからよし。
MCが終わり「マイクロスコープ」「君と僕と洗濯物」とかわいさと爽やかさのあふれる楽曲が続く。「君と僕と洗濯物」では海外のアパート風なセットを上に下にと、自転車に乗る演出があったりメンバーが移動しながら歌詞に沿った物語が展開。
今回セットの入れ替えというか、背景の入れ替えが自然に行われてて、あれ?いつの間にかセットがって場面が多かった気がします。近めで見てたら違うのかもしれないけど。
再びのダンストラック。ここでは、藤吉、理佐、大園が傘を使ったダンスを披露したんだけど、大園がめっちゃくちゃ傘が似合っていたというか、妖艶さが出てて大園のよさが爆発していた気がする。絶対和服とか似合うタイプの美人さん。
その流れで「偶然の答え」。
いやーーーもう夏鈴ちゃん!!!!(語彙力)という曲。めちゃくちゃ妖艶なダンストラックのあとに、憂いの表情でこの曲を歌う夏鈴ちゃんが本当にたまらない!大園もよかったんだけどなー。
るんちゃんソロのスローなダンストラックを挟んで、背景が青い月に変わってからの「ブルームーンキス」。会場も青のペンラで一色。
るんちゃんのセリフは来るとわかっててもドキリとさせられる。個人的に指でバツを作って、くるくるする振りが好きすぎてずっとやってた。
いい曲なのに2番の「本当は確信犯だったんだ」のときの松田ソロパートを見ると笑っちゃいそうになるから、井上の罪は重い。
「最終の地下鉄に乗って」。
社会にぽつんと残された人が俯瞰して世の中を見ては、忙しなく無理して生きることを不思議に感じる自分が逆に浮いてる存在なんだということを思い知らされてしまうという曲。
パフォーマンスというよりは歌詞がめちゃくちゃ刺さって曲自体が好きなんだけど、この曲でセンターステージから電車型のトロッコで移動して、いわゆるデベソステージへ。
スタンド最前にいたので、曲そっちのけで近づいてくるメンバーに興奮を隠せなかった。不覚。
ステージを移して「思ったよりも寂しくない」。
MVを彷彿とさせるような火を使った演出もよかったけど、スタンド最前ということもあってみんなの振りがよく見えた。
この曲で「増本が全力でハイタッチしてきてめちゃくちゃ痛い」ってのを番組で守屋姐さんがクレームをつけてたけど、たしかに思いっきりハイタッチというかもはや平手打ちしてる増本が見れて、1人で爆笑してしまった。
再びセンターステージに移動してスティックバルーンを使ってと煽りがあってからの「それが愛なのね」。
これも大好きな曲…。あぁ…頼むからコールさせてくれ!!!!って心の中で叫んでた。
MC2回目。
関西出身、井上先生による関西講座。井上、松田のMCはすっかり安定ですね。
れなぁは関西弁でぶりっ子を披露。エグイ。
えんぴかちゃんがMC中に武元をイジってたけど、ちゅけもんもいつの間にかイジられキャラが定着してきましたね。
後半戦はもう怒涛のセトリ。1stシングルから3人のセンター楽曲を立て続けに披露してからのBAN。
1stシングルの「Nobody's Fault」。
まだ何色にも染まらない真っ白なグループに生まれ変わっての初めてのシングル。会場も白振ってるのがすごく印象深かった。
間髪入れずに「なぜ恋をして来なかったんだろう?」。
この曲では紐の演出はどうすんだろうと思ったけど、ライブではいわゆるハンモックを使ったような演出に。
ステージ中央にせり上がる部分あって、そのハンモックを両側に掴んでけっこうな高さから降りたり、絡ませたりっていう演出で魅せてくれた。こういう演出でくるかーおもしろい演出やなーと感心した。
「Buddies」。
いつの間にか、ファン名称にも定着したこの曲だけに、やっぱ一体感が一番すごかった。天ちゃんが曲の間にファンに向けて関西弁でメッセージを披露してたのもよかった。「約束やで~」かわいい。
「BAN」。
今度は会場のペンラが真っ赤に染まってのこの曲。イントロからもう大好き。
間奏の激しいダンスとか、センターであるるんちゃんの凄さを実感できた。
ラストはもちろん「流れ弾」。SNS時代の生きにくさを流れ弾に例えて歌った世界観の曲なんだけど、直前のVでは、メンバーの元に“誰か”から「見ているぞ」というだけのメッセージが送られてくる。「カオスヘッド」かよ。
いつでも誰かに監視されているような恐怖から抜け出すように、逃げまどうメンバー。いつしか田村の手には拳銃が握られている。流れ弾を恐れるあまりにその銃口を、”誰か”に向けてしまう。撃たれる弾丸。始まるイントロ。
流れ弾のパフォーマンスは上で散々語ってるけど、CDTVでフルパフォーマンスを見てから衝撃だったけど、ライブで生で観たときは倍くらいの衝撃だった。ペンラ振るのもスティックバルーンも使わないで魅入ってしまった。
曲終わりのラストで田村が拳銃ぶっぱなつシーンまで含めて最高のパフォーマンスだった。周りのオタクも「ヤバイ」を連呼してた、自分もそんな感じ。
アンコール。
渡邉理佐センター楽曲の「無言の宇宙」を初披露。
そのあとのMCで「ゆっくりな曲だから、勢いで踊るんじゃなくて繊細さを要求される振付だからこそ難しかった」と本人が語ってけど、確かに繊細な振付が光っていた曲。
これもMVよりもライブ映えする曲だったなーと思った。もう一回見たい。
ラストの楽曲はもちのろんで「櫻坂の詩」。
大きな桜の木をバックで会場がピンクと白の桜カラー。歌詞も相まってマジで泣きそうになってしまいました。
クソにわかなりに語ってみた話。
櫻坂のライブ。クソにわかの自分なりの目線で思ったことを感情のままに書き殴ってみたけど、酒飲みながら語りたいっすねすごく。
ライブならではの独自の世界観というか、なんだろうダンストラックだったり、セットとか会場のギミックの使い方だったり、いろんなことをして視覚的に、聴覚的に訴え掛けてくる感じがこのグループのライブの魅力だったかなって思う。2時間半のライブを通じて、1本の作品を観たような感じに陥った。
もう1回くらいライブ行きたいからチケットくれ。以上。
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