シュヴァルツェンベルク ブレゲンツの森の村 Schwarzenberg
オーストリアのフォラールベアーク州、ブレゲンツの森の小さな村。頼りにしているガイドブックに載っていた。村が遺産保護されていて、室内音楽に適したホールがある。国際的に有名な音楽祭がある。
ブレゲンツからバスで50分ほど。日曜だからか人の気配がないことで、おそらくいつもより、のどかな雰囲気だと思う。
丘というか、傾斜の上部から見た村。
インパクトのあるものは特になし。ただただ、のどかさを感じた。うまいこと書くもんや、歩き方。でも、いい空気でリフレッシュできた。
バス待ちの間に、唯一開いていたホテルレストランで、エネルギーの補給をする。
前菜のローストビーフ。
自家製の鴨の燻製。身がぺらぺら。味わいと薄さが緻密に計算されているんだろうなぁ、と思った。栗のムースとマンダリンのチャツネ。アップルサイダークリーム。
シュヴァルツェンベルクのチーズの盛り合わせ。パンが期待以上のおいしさ。さらにはバター。これが一番の感動だった。もっと食べるか?と、言われ、迷わず両方ともいただいた。
この村の食材が多く使われていた。オフシーズンの小さな村で、これだけの料理が食べられるとは思っていなかった。
帰りにエーク ( Egg ) で下車。クリスマスシーズンのイベントが、極小規模であった。手工芸品が多く売られている。
木ごと真ん中から燃やすのは初めて見た。斬新!うっかり触っても安全。少し距離があってもかなり温かい。
ホーエンブレゲンツ城跡。バスの中から。ブレゲンツに近づいてきたことがわかる。
わたしにとってのガイドブック。
載ってある通りであってもなくても、何かしらの気づきや感動できることがある。とにかく行ってみよう、という気持ちを後押ししてくれるもの。