ミュンヘン 紅葉の観察 Deutsches Museum München
紅葉のシーズン。この頃によく、京都や北海道や長野の風景を目にする。さすがに日本の紅葉は美しい。そらぁ、情緒が育つ!感性が磨かれる!
近所に季節の移り変わりを目にする場所があった。ドイツ博物館の壁面。毎日通りすぎるので、観察してみた。
9月下旬。若い葉っぱもまだあり、色が多彩。
一直線にうっすら色合いの変化が見られる。
10月上旬。真っ赤になって、やや落葉している個所もある。
10月下旬。枯れた。緑の葉っぱが茂るまで、一年の大半はこの状態。
紅葉 … 葉の老化現象。エイジングが進むにつれて、どんどん色鮮やかになっていく。若い葉から枯れ落ちる間際の葉まで、どの段階も美しい。
これを己の人生に重ねて、散る時まで、どの段階でもピークシーズンでありたい、と思った。
ドイツ博物館の敷地内。年に一度、夜中の2時まで市内の博物館がオープンする日。
いつもと同じく通り過ぎる。
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