2024年予選大会
始めに
予選で使ったパーティーや試合については詳しく公開してなかったので、参加した両日についてと考察について書いています。
少し長くなってしまったので必要な部分を読んでもらえたらと思います。
あくまで僕の考え方を記載しているので過度な期待はせずに、そんな考え方もあるんだな程度に思ってくれたらと思います。
予選前準備
2024年の予選大会の準備は去年より早くスタートしましたが、12月にねっとう・はがねのつばさの強化、1月末にコノヨザルが実装されて環境が大きく変わって今の環境になっているため、ダメージ感覚やゲージ管理(未だに出来てなけど)の練習以外は準備という準備になっていなかったと思います。
12月からはAPC(6-3の大会)に参加させてもらい、6体の選出の試行錯誤と他のプレイヤーのパーティーを参考にし、環境を徐々に掴んでいきました。またdracoviz(https://x.com/dracoviz?s=21&t=kVfj4tP7-fu4x_1of0Mb0A)から発信される情報を元にゆっくりですが考察を深めていました。
3月中旬ぐらいまではゆるく考察していたと思います。
海外の環境と日本の環境の違いとして、アクジキング・レジスチル・ランターンの採用率がTop12に入るかどうか微妙ですが、使われているポケモンはこの辺りが主流だと思います。
日本ではアローラサンドパンやプクリンは多いと思います。
海外の様子や考察と練習からわかったことを何個か挙げておきます。
①相手の6体にコノヨザルがいないときのヤルキモノは仕事する(まじで強い)
②コノヨの辻斬りバフは無限の勝ち筋(レンチもありだけど!)
③グライガーの対応力(納得の採用率)
④草枠はグライガーのせいで入れにくい
⑤不利対面の絶望対面と希望あり対面
⑥6体選出でベロ入れる安心とベロ切る勇気
順番に説明していきます。
ヤルキモノを明確に止めることが出来るポケモンは環境にはコノヨザルしかいません🐒
ヤルキモノを使う側の目線として相手のカウンター枠がニョロボン・ヤルキモノなら全然出していいなと思えます。
ヤルキモノ相手に余裕を持てるポケモンがいないので、このポケモンは頭悪い強すぎる🙈
ヤルキモノをしっかりと抑止できるコノヨはグライガーやマンタイン、プクリン等には弱いですが、このポケモンもなかなかに壊れてて😇
不利対面でも相手の技1が等倍だったり回転が遅いポケモンだとプレッシャーと択勝負をしかけられて、ブラフで打つ辻斬りはバフるともう止められない火力お化けが出来上がります👻
コノヨとヤルキのどちらかは相手のカウンター弱点枠をみるため以外にも幅引く戦えて勝ち筋を掴みやすいのでパーティーに入れ得だなと思いました。
③と④について、グライガーの天敵はエアームドになると思います。それ以外のポケモンには優秀な技範囲で戦えたり、耐久とタイプが優秀なのでサイクル戦に持ち込みやすいの偉いですね🙌
そのグライガーの強さから世界的に見ても採用率が高いので、草枠やデンヂムシの抑止力になっています。(デンヂ無視なんつってぇ)草枠が少ないことによりナマズンの動きがよくなってしまうので、ナマズンを止めるためのチルタリスやマンタインの採用が増えていると思います。
グライガーだけだとおもっていた草の敵がチルタリス、マンタインも増えだすと草タイプでの採用はナットレイ?みたいになってしまいますが、ここに鋼枠を使うのも違う(殴られたり燃やされたりする隙がPTにできる)ので、使うならクレセリアを草枠の役割持たせて採用かなと思います🤥
ちゃんとした草タイプならオーロットは個人的には1番優秀だと思います🌱
簡単な具体例を出すと絶望対面はヤルキモノとコノヨザル、マンタインとランターン、グライガーとエアームドなどサイクル戦を仕掛けても対面維持をされるとどうにもならないことが多い対面です。
希望あり対面はグライガーと粉雪アローラサンドパン、ニョロボンとプクリンなど上手く立ち回ればきつい不利対面の中でも希望がある対面のことです。
グライガーとアローラサンドパンは例えば初手で対面しても即引きしてシールドアドを取って対面譲りや、シールド1枚張り合って対面譲った後にグライガーで起点が作れれば相手の死に出しのアローラサンドパンにあなをほるを先に打ちシールドを奪うことができ、ラス1勝負に持っていくことができます。ニョロボンとプクリン対面も同様で起点作りとシールドを剥がし合うことを意識することで熱湯2回➕カウンターでニョロボンでプクリンを倒しにいくことができます👊
ここで1番伝えたいことは選出勝ちが出来たら1番ですが、選出負け気味だったとしても、
不利対面の中でも絶望対面を作らないこと、希望あり対面での勝ち筋を考えて選出すること
この2つを意識して選出することがBO1で負けない重要な最低限のことなのかなと考えています。
(勝てることとは別のこと)
なのでPTを完成させてフレ戦をしながら、自分のポケモンと相手のポケモンの組み合わせを考え、出来るだけ絶望対面にならないように6体を選ぶことをシミュレーションしたり、出し負けても捲れるプランを用意することの練習は必要かなと思います。
6体選出でベロ入れる安心とベロ切る勇気については僕自身も揺れていることで、予選においてはベロリンガは使わなかったです。
相手のヤルキモノや鋼枠に自由に動かれるのは僕は好きではないのでベロ➕カウンター枠について考えました。
ベロリンガ+ヤルキモノは自分の選出にカウンター弱点を入れるのは難しいので、アロサンの選出ができない状態で相手のコノヨ➕飛行枠をどう処理するかを考える必要があるかなと思います。
飛行枠が多いPTは少なくないので、僕は扱いにくかったです😭
ベロリンガ+コノヨザル・ニョロボンは相手のプクリンをどうやって見るかを考えて準備する必要があります。
僕はBO1でこの辺りの答えを用意できなかったので選出を避けていました。
使い慣れている人が使うと強いですし、逆に言えばベロリンガ+コノヨザルはプクリンいない相手には強気に選出が出来ると思うのでありかなと思ってます🫨
まだ細々とおもうことは色々とあったと思いますが、事前に思っていたことは大体こんな感じの内容だと思います。
あとは予選に何回か足を運んでフレ戦環境ではなく予選会場の環境を見て、修正しながらチャレンジ2の最終日までのどこかで勝てたらという気持ちで初日の大阪へ行きました。
3/30大阪予選
前述の事前準備で語った割に大阪予選でのPTは良くなかったですw
一応イメージは以下のように作ったはず
カウンター2枚おもしろくない?
ナマズの抑止力のチルタリス
等倍対面で強いランターン
甘えるとグライ見る為のアロサン
なんとかしてくれグライガー
コノヨいるからヤルキこない、グライ・チルでコノヨ見たらええやろ!
こんな感じで6体選んで大会初日だからまだ後ろもあるし気楽にいこうと参戦しました🙌
なんとなくの方針は事前準備にもあるように固まってきてましたが当日までPT決まらず、フレ戦してもあんまり勝てずにずっと頭抱えてました🥶
1試合目(左自分、右相手)⭕️
2試合目(左自分、右相手)⭕️
3試合目(左自分、右相手)❌
4試合目(左自分、右相手)⭕️
5試合目(左自分、右相手)❌
すいません、自分と相手の選出メモするの忘れてました😇😇
頑張って思い出そうとしても曖昧なものしか思い出せないので載せないでおきます🙇♂️
相手のコノヨが見えた瞬間にこちらのヤルキとアロサンを選出する気に本当になれなかったです。もっと想定しとけ
強気に選出すれば強いはずなんですがチキンハートすぎてダメでした🍗
やっぱりヤルキもアロサンもコノヨと対面したら試合終わっちゃうのよくないなと・・・
まだコノヨとベロぐらいなら可愛いもん(シールドは取れる)ですよ。
でも本当にヤルキ・アロサンとコノヨが対面することはこの世のオワリ
コノヨそんなにいないだろ(APCとフレ戦環境みて)と思ったから、コノヨ重たくてもって思ったけど、5戦中5戦コノヨ入りでぼるちゃん泣いちゃった🤥🤥
ただ、ぼんやりとした環境や改善点は見つかったのと、この構築でこの辺りまでいけたのかって思うと、このまま参加したらどこかで権利は取れるんじゃないかなっていう感触は謎にでてきたので収穫ありでした。
3/31京都予選
コノヨ、グライ、アロサン以外はガラッと変わりました。
構築意図は
・相手のコノヨに圧をかける
・プクリンとナマズに弱くならないようにチルからマンタへ
・マンタの天敵であるランターンとナマズの抑止力のオーロ
・自分のコノヨは相手の鋼とヤルキへの圧
・グライはプレイング勝負の勝ち筋見つけられる
京都予選は相手のPTちゃんとメモってるので、画像から選出答え合わせの遊び出来るのでよければやってみてください🤣
1試合目(左自分、右相手)⭕️
自分:グライ、アロサン、ナマズ
相手:プクリン、ベロ、ラウド
メモ
・ニョロボンは来ない(前提)
・ラウドは来る(だろう)。
→ラウド来るならシールドアド取られるの嫌だし、対面も欲しい
→でもシールド剥がし切って1-0の状態になるなら対面はあげていいやの選出
2試合目(左自分、右相手)⭕️
自分:ナマズ、オーロット、アロサン
相手:グライ、ベロ、エアームド
メモ
・ボン来ない(前提)
・自分のナマズが相手のポケモン全部に戦える
・自分のサンドパンは相手のナマズ以外いける
・ムドは来るかも
→ムドとナマズ来ても戦えるオーロを添えた
3試合目(左自分、右相手)⭕️
自分:ナマズ、グライ、アロサン
相手:チル、ヤミラミ、ガラマ
メモ
・ヤミラミは出てくる(引き先かな?)
・相手はマリルリとチルタリスも選出しやすい
・自分はアロサンを上手く使って乗り切るしかない
・マリ、チル、ヤミラミもしくはチル、ヤミラミ、マリ予想で前者に賭ける
→2択外す
4試合目(左自分、右相手)⭕️
自分:アロサン、オーロット、ナマズン
相手:ユレイドル、エアームド、プクリン
メモ
・コノヨ来ない(前提)
・オーロはプクリン以外に仕事する
→出し負けて雑に引き先
→プクリン釣る動きも出来る
→ほなアロサン初手やな
・ムドも来るだろうからナマズかコノヨ入れたくてノリでナマズ
5試合目決勝BO3(左自分、右相手)
1戦目❌
自分:グライ、ナマズン、オーロ
相手:プクリン、エアームド、ユレイドル
4戦目と同じ方(PTみたら誰かわかる人はわかる)
メモ
・初手アロサンで崩壊させたからアロサン警戒されてるかな?
→アロサン外しへ
・結構迷走してグライで様子
試合の流れもあるけど、脳みそバグってブレバ打ったエアームドにノーターン熱湯打つ大プレミかまして負けた。
この後ずっと首45°ずっと傾いてた🤷♂️
2戦目⭕️
自分:グライ、ナマズン、アロサン
相手:ナマズン、ユレイドル、プクリン
メモ
・さっき負けたのプレミだし納得できない
→初手グライで再現しようとする
(同じ3体来ても勝てると思った)
・オーロットそろそろ読まれてる
→外してシールドアドと起点でナマズ何とかなるやろのアロサンin
・ナマズン来た時のプランはサイクル回してアロサン通す
→初手ナマズン憤死、サイクルまわしたらなんとかなった✌️
3戦目⭕️
自分:アロサン、オーロ、コノヨ
相手:ユレイドル、エアームド、ナマズン
メモ
・相手ユレイドル好きすぎる
→3体でメタるか🤓
→初手ユレイドル来てGG✌️
京都予選は3試合目が一番負ける感じでてて試合中にあせあせしてました🫠
メモの通り相手のカウンター枠はほぼ来ない前提で選出していました👊
そのおかげで相手が出すポケモンはかなり読みやすかったです。
考察と選出誘導
京都予選で使ったパーティーは選出誘導型として僕は作成しました。
選出誘導には大きく2種類あると思っていて、
①特定の相手のポケモンを出させる誘導
②特定の相手のポケモンを出させない誘導
この2つのうち僕は②を意識して使っています。
グライガー・マンタイン・コノヨザル・オーロが見えているので、コノヨザル、ニョロボンが出しづらい構築かなと思います。
ヤルキに関しては諸説があると思いますが、ヤルキモノを使っている側は相手にコノヨザルがパーティーにいると選出はかなり勇気がいるので・・・
この結果こちらのアロサンが選出しやすくなっていて、アロサンはカウンター枠以外にはいい仕事をしてくれます🫶
アロサンの天敵はカウンター・炎(主にラウドとアロー)・ナマズになりますが、相手は格闘とナマズで並べることが出来ないので(マンタ一貫)、裏に格闘とナマズの組み合わせか初手ナマズで裏に格闘いない組み合わせになるので、こちらの選出時にそれを考慮して出せば良くなります✌️
相手に6-3ではなく5-3を押し付けて、相手の5体のうち1体これが出てくるとわかればあとは4体から2体を考える。
(120通りの選出パターンから30通りまで絞れちゃう🤓ということです)
環境読み段階で当時(3/30,31)は炎枠がそこまで多くなかった印象で、チルタリスやランターンもチャレンジ1の終盤に比べて少なかったように見え環境は偏っていたイメージがあり、環境(傾向)読みに関してはハマったなという感触です。
おそらくチャレンジ2用でPTを組むならまた違うものを意識すると思いますし、BO3はBO1✖️3のイメージで僕は戦ってないのでまた違うPTになると思います。
ただ、決勝までBO1のこの予選で運要素を出来るだけ排除して戦うには出来るだけじゃんけん大会をしないことかなと思っているので僕のこの記事が誰かの何かのきっかけになれば幸いです。
最後に
長々と書いてしまいましたが全部読んでくれた人、大好きです😘
退屈させてしまった人ごめんなさい🙇♂️
記事についての質問や反論あればお気軽に聞いてください!頑張れって返します!今年こそはWCSの舞台に行きたいと思っているので皆さん横浜とハワイでお会いしましょう🤝