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#47 真面目だと馬鹿になる 

VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりにかいてはとおもいます

メモ1.
綺麗すぎるサウンドや絵や詩、その他諸々が、都合の悪いものを見て見ぬふりしてるような気がしてピンとこない時がある。実際は違うのかもしれないがタイミングでそう感じる事がある。
心地よさや美しさの中にどこか都合が悪く、居心地の悪さを感じられる物が自分はひっかかるのかもしれない。

思えば小さい頃は裏の川はドブの匂いがしたし、駅前には死神と呼ばれているホームレスがいた。
西口公園には女装してる東欧系のおっさんのタチンボが立ってた。
常磐線に乗るとワンカップを飲んでる日雇い労働者のおっさんが目立ちはじめる。
夜中には暴走族のバイクの音が響いていた。
じいちゃんの弟は小指がないとか。
自分の家は町工場の自営業で特に何不自由感じる事なく育ったが上記にあげた諸々などが自分の原風景で自分の日常と繋がっている。
だからなんかそういう気配を感じないと寂しいのかも。

メモ2.
國分功一郎の目的への抵抗を読み終わった。
自分が何に抗っていたのかを言語化してくれたような内容。
目的を重要視するというのはつまり手段を問わないという事でそうするとたとえば金が稼げればいいとか人気が出ればいいとかにたどり着きやすい。
それを一度立ち止まって、そこに遊びを作る事、考えることが大事とか、そういった話がとても腹に落ちた。
今はあらゆるもので数字やらアナリティクスが表面化して、まるで戦闘能力や過去問題集のように出てしまう。
めちゃめちゃ再生されてるとかSNSでバズったとかストーリーミングの公式プレイリストに入っているとか、とにかく目的と手段が前にきすぎていて、その一喜一憂がしんどかったりする、まあやるしかないのだが。やるしかないのだが、それでいいのか?ってのは常に頭には置いときたい。

とはいえこんなことを書くこと自体が意識の固定化に繋がっちゃうのでもっと適当でいい気がしてきた

メモ3


中々高価で買えないし似合わないしで縁はないのだが世界感が大好きなのでRick Owensの2024SSをみてた。こういう服を着たいというよりこういうクリエイションをしたい。で、もちろんコレクション自体もかっこよかったが音楽もやばかったのて流れで担当してたLil Texasの去年のアルバム聴いてみたが、これがめちゃめちゃ下世話で最高!超楽しい。自分の凝り固まった頭にスキマをガンガン作ってくれる感じ。ガバキックって興奮するよね。でも聴いてたらすぐ疲れてちょっと無理ってすぐなっちゃったけど


読んでいただきありがとうございました

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