#29 春爛漫
VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりにかいてこうとおもいます
Poivreさんとの新曲「HARURANMAN」聴いてくれましたか?
このアートワーク普通に近所の河原の桜とかをスマホで撮ったものをコラージュしたんですけど川に写った桜が水面の揺れでぐわぐわぐわってなってるのがデジタルの荒いピクセルみたいになってて好き。不安定感。
去年ゲルハルト・リヒター展行ったときにわざとぼかして書いている絵をたくさんみたけど変に解像度高いものよりボケてるほうが自分の頭の中にあるものには近い気がするというか心に届くみたいな感覚を経て感銘を受けたんだけど、
たとえば写真できれいだなって思った景色も逆光だったりでうまく撮れなかったりして、なんか違うなーってなったり。
後は思い出とかもどんどん曖昧になっていってまさにボケている状態で自分の中には存在していたり。
そう思うと理論上はそうならなくてもそう視えた、そう感じた、ということはまだテクノロジーとかでは再現できない部分であって、まだ人が書く絵や詩とかにはそこに可能性がたくさんあるのだろうと思った。
それはこの前那須に旅行に行った時、泊まってたペンションからコンビニに行って帰る時に、ただただ寂し気な雑木林をなんかいいなと思ったんだけど、いざ写真を撮ってみると全然よくなかったりした時にふと思ったって話。撮ってよくなかったからよくなかったんじゃなくてよかったことを表現できる何かがあるのだという。
後、日曜日、木曜日、とLIVEさせてもらって色々観させてもらって、いい刺激をたくさんもらった。もっともっと自分のやりたいことを突き詰めていきたいなと思った。
今年のテーマはなんとなくハングリーなんだけど、ハングリーだけだと怖いのでLOVE&HUNGRYってかんじ。
愛と憎悪 ならぬ 愛と飢餓 結局、飢えが
人を動かすと思うしね。(チェーンソーマンの新刊読みました)
読んでいただきありがとうございました。